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この日記でも読書感想を書いていますが、若い頃から読書は好きで、ここ何年か年間100冊程度の本を読んでいます。

ところが、50歳ぐらいから当然のごとく老眼が入ってきて、普段から使っている近視用メガネでは小さな文字や薄暗い場所では文字がかすんで読めない苦しみに遭っています。

以前は地下鉄の中でも普通に岩波文庫の小さな文字が読めましたが、2011年の東日本大震災以来、電車内の照明が暗く落とされてしまい、同時に老眼が着々と進んできたこともあり二重苦で、結構つらい思いをしています。

また夜寝る前にも、ベッドで読書をするのが日課ですが、昼間にパソコンで仕事をし、資料などを多く読んだ日は、夜になると目が疲れてしまって、眠くなくても目がショボショボとして開けているのがつらい時があります。

そこで、「読まなくても誰かが朗読してくれたら、目を閉じたまま聞くだけでいいのにな」とずっと思っていましたが、当然そういうオーディブックのサービスはすでにいくつもあります。

(参考:オーディブックサービス)
FeBe
audiobook.jp
Audible

昔、カセットテープのウォークマンが流行ったときに、音楽だけでなく、小説や落語、英会話レッスンが吹き込まれたテープも買って聴いていたことがあります。

飛行機や新幹線の中など、長時間ひとりで乗るときには重宝しましたが、ただ、当時は目も悪くなく、カセットテープをいくつも持ち歩くのが面倒で、音楽のように何度も繰り返し聞くようなものでもないので自然消滅していました。

いまは、当然ながら音源をスマホに入れるだけでいいので、持ち運びの手間はありません。

有名な俳優や女優が朗読してくれる小説CDというのを、テレビで盛んに宣伝していたので知りましたが、たぶん私のように目で読むのがつらい団塊世代など高齢者向けの商品なのでしょう。

聞いて楽しむ日本の名作 朗読CD全16巻(ユーキャン)
「疲れないのがとても良い」「昔、読んだ作品も新鮮に楽しめる」「耳で味わう文学が、これほど素晴らしいとは」…
巧みな“声”を吹き込む俳優・文化人の熱演!
市原悦子、大和田伸也、紺野美沙子、寺田 農、中村俊介、林 隆三、柳家花緑、渡辺篤史

広告の媒体が昼間のテレビCMと新聞紙上であること、ダウンロード式の音源データではなくCD-ROM、朗読者が昔に人気があったタレントさんってのが、いかにも高齢者向けの商品であることを象徴しています。

元々、こうした朗読音源は、目が不自由な人向けに作られてきましたが、世の高齢化社会のニーズにマッチした商品、サービスとして急速に拡大しているようです。

また高齢者だけでなく、スマホなしでは生きていけない若者にも、音楽を聞くだけでなく、中には意識高い系読者に向けた、ビジネス書の朗読や資格取得ノウハウ本などの需要も増えていきそうです。恋愛ノウハウ、結婚ノウハウ、子育てノウハウなども、独身の若者達に需要があるのではないでしょうか。

“耳で読む本”「オーディオブック」が急成長した理由(ITmedia)
オーディオブックコンテンツを配信するサービス「FeBe」(フィービー)の会員数は、12年が約7万5000人、15年が約15万人、18年が約30万人と急成長している。

ただ残念なのは、最新の小説や人気の話題作などはそうしたオーディオブックは対応していないケースが多く、そうした書籍の版元の大手出版社が手掛けていないので、数も質も限られていることです。

常識的に考えると、すでに一般化しつつあるダウンロードして文字を読む電子ブックより、オーディオブックは朗読者への支払いが増える分だけコストがかかり、現在のところ紙の書籍や電子ブック以上に売れるとも思えないので量産効果は薄く、また書籍や電子ブックとカニバリが発生することから、難色をしめしているのでしょう。過去に失敗した経験もまだ引きずっているのかも知れません。

まずは、オーディオブックに慣れるという意味合いから、著作権が切れた古典の有名小説を集めている青空文庫がおこなっている青空朗読というサービスは無料で音源をダウンロードでき、それをスマホとかに入れておくと、散歩中や混雑した病院の待合室で便利かも知れません。

青空朗読


目で読むのと違い、耳で聞くというのは慣れてしまえば問題ないのですが、最初のうちはなかなか慣れずに頭に入ってこないかも知れません。

しかし、人間の能力は無限で、何事も慣れでそれが普通になってきますので、まずは無料の音源から始めて、大丈夫と判断できれば、有料のそれも読み放題(聴き放題)の契約に切り替えていくという方法が良いかもしれません。

私は、、、痛い目をこすりつつ、紙の書籍でしばらく頑張ってみます。


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