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昨年は1月と8月に2度、主として東北の太平洋側沿岸地域を回ってきましたが、今年の夏休みは趣向を変え、福島から東北の中央部を北進し、その後最上川に沿って日本海側へと回ってきました。

本当は、山形、秋田、青森、岩手と東北を縦断したかったのですが、1泊では単にひたすら走るだけになってしまいそうで、今回は少し観光地にも寄りたいので、距離を縮め、福島(磐梯、喜多方)と山形(米沢、最上川、鶴岡)、そして新潟に絞りました。

それでも2日間で走行距離が約1200km(内高速道路約500km)ほどのドライブとなり、ゆっくりと観光をしている時間はなく急ぎ旅となってしまいました。

相変わらず貧乏なので、できるだけ支出を抑えるため、行きの高速は真夜中のETC深夜割引を使い、ガソリンは自宅近くのスタンドが一番安いので、満タンで出掛け、帰宅したらカラになっているようにうまく調整、泊まるホテルは酒田、鶴岡で安いビジネスホテルを探してルームチャージだけで宿泊と、涙が出るような工夫をしています。

今回と次回は夏休み仕様のため、普段よりゆるい書きようとなっていますのであらかじめご容赦ください。

以下、写真を中心に。

磐梯吾妻スカイライン










磐梯吾妻スカイラインは一切経山や吾妻小富士などモクモクと湯気が立ち上る活火山のすぐ近くを走るため、普段味わえない独特の雰囲気と臭気があります。が、私、嫌いじゃないです、この雰囲気と臭気。

猪苗代湖から見る磐梯山


あいにく低い雲(もや?)が立ちこめていてよく見えません。海水浴ならぬ湖水浴にはまだ早い時間で、人も白鳥もネッシーもいませんでした。

町営磐梯山牧場から見た磐梯山


ピンクの傘は開いていません。


喜多方ラーメン「あべ食堂


早朝とはいえ観光客が喜多方に寄ってラーメンを食べないのは一種軽犯罪です。人気の店舗は朝7時頃から堂々開店しています。

道の駅 喜多方の郷


レストランで人気?の「喜多方ラーメンバーガー」は開店前で食べられず、しょぼい見本だけ。

喜多方でラーメンを食べるというひとつの目的を果たしたあと、北進して初めて足を踏み入れる山形県に突入、米沢市の米沢城跡地にある上杉神社へ向かいました。

戦国時代にはあの独眼竜の伊達政宗がこの米沢城で生まれ、江戸時代には上杉氏の本拠となります。

上杉神社参道


本殿には上杉謙信と上杉鷹山が奉られていますが、上杉一族の墓所はまた別のところにあります。

元々はここにあったそうですが、明治新政府の神仏分離政策のもと移されたとのこと。

「毘」の旗は上杉謙信が戦の神である毘沙門天の生まれ変わりと信じていたこと、そして戦において総攻撃の際に使っていた「龍」の二つの旗が謙信公のトレードマークです。

上杉謙信公の像


上杉鷹山(ようざん)公の像


「なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも・・・」の人です。関係ないけど「米百俵」の話しは長岡藩の藩士小林虎三郎です。

NHK大河ドラマ「天地人」の放送記念とかで安直に建てられた上杉景勝と直江兼続の像


上杉謙信公家訓十六ヶ条


「心に欲なき時は義理を行う」「心に堪忍ある時は事を調う」など、なかなか教えられます。

米沢牛の串焼きと米沢牛コロッケ




お参りしたあとは、なぜかお腹が空きます。無料駐車場横の売店で売ってます。 (゚д゚)バカウマー(牛だけど)


最上川下り、各種道の駅、笹川流れ、朱鷺メッセは後編へつづく
 
 
【関連リンク】
814 日本に外国人観光客を呼ぶ
802 観光後進国日本の現実
485 マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その1



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先日録画しておいた映画「慕情 」(原題:Love Is a Many-Splendored Thing)を、ゆっくりと鑑賞しました。この映画は私の生まれる少し前の1955年(昭和30年)に劇場公開されたヘンリー・キング監督のアメリカ映画です。

主演は当時人気絶頂中のハリウッドスター、ジェニファー・ジョーンズとウィリアム・ホールデンの二人。舞台は日本の敗戦で再び英国の植民地となっていた香港です。

なぜ今頃この映画を見たかというと、25年前に香港へ数ヶ月仕事で渡ったときに、現地の人に何度か「慕情」を観たか?と聞かれたことがありました。

おそらく地元の人が「ここがあの時のシーンで使われた場所だ」とかを自慢したかったらしいとあとになって気がつきましたが、その時は「香港が舞台の古い有名な映画があったんだ」ぐらいにしか知りませんでした。

私の年代で香港が舞台の映画といえばブルース・リーやジャッキーチェンが主演の映画が代表的なものです。

今の香港しか知らないと、この60年近く前のこの映画に出てくる街や海岸を見ても、それがいったいどこなのかはさっぱりわからないでしょうけど、雰囲気がなんとなく戦後間もない頃の日本の地方の風景と似ています。今なら数え切れないほど建っている高層ビルも当時はありません。

そして当時は、日本の敗戦後、東アジア情勢は再び緊迫してきており、香港のすぐ近くで起きていた中国の国共内戦が拡大し、香港へも多数の難民が押し寄せているという時代です。さらにはその後勃発する朝鮮戦争が、主人公の二人に降りかかる悲劇をもたらす結果となります。

ヒロインのジェニファー・ジョーンズは物語では中国人と英国人のハーフという設定で、共産党が勝利しつつあり、親戚が住む中国本土に戻るか、それともこのまま英国領の香港に留まるかという選択を迫られますが、アメリカ人ジャーナリストへの愛を選択し香港に居続けます。

しかしどうみても派手な面立ちでいかにも欧米人然とした立ち振る舞いのヒロインが、衣装だけチャイナ服を着ていても違和感があります。

でも、ストーリーとしてはよくできた面白い映画で、香港で暮らす上流階級のエキゾチックな雰囲気も楽しめ、映画が大ヒットした理由もわかります。

欧米人にすれば東洋の真珠といわれていた香港という街の蠱惑的な魅力と、当時はまだ人種的差別も普通に残っていただろう中で小柄なアジア人を下僕のように使い、周囲で戦争(内戦)が起きていても我関せずで(ベトナム戦争もまだ起きていない)、王様のような特権階級に身を置く欧米人が、優雅な生活をおくりながら暇つぶしのようにする悲恋は、さぞかし現実離れしたファンタジーだったでしょう。

アジア人からすると、アジア人の血が半分入った(とされる)ヒロインへの思い入れで感情移入し、妻がいるものの、ハンサムでこまめに愛情を注いでくれるアメリカ人男性に対し、儚くかなわぬ恋が破れ去りきっと多くの女性が同情し涙したことでしょう。

と、映画「慕情」を観た後、その時たまたま読んでいた村山由佳著の小説「ダブル・ファンタジー 」に、旦那のいる主人公がテレビ取材ロケハンのため香港を訪れてスターフェリーに乗っていると、偶然昔の恋人とバッタリ出くわし、そのまま関係を復活させるというシーンがありました。

映画「慕情」では男性に妻があり、この小説では女性に夫がありと、どちらも不倫の関係であるところがなにか印象的です。香港の魅力の中では倫理観や道徳心も消し去ってしまい、男女の欲情を高ぶらせるなにかがあるのでしょうか。

この小説では「慕情」の5年後の1960年に公開された、やはり香港が舞台の映画「スージー・ウォンの世界」(英・米合作)の話しが出てきます。主演は同じくウィリアム・ホールデンなので、おそらく「慕情」の大ヒットで二匹目のどじょう狙いだったかも知れません。

話は変わって、私が香港で仕事をしていたときに、偶然知り合った同い年の友人とは、結婚式に招かれたり、帰国後も時々食事をすることがありますが、先日会ったときには「あと5年で定年になれば、香港へ渡って事務所を開こうと思っているので、一緒に来ない?」と声をかけてくれました。

もちろん社交辞令ですが、25年前香港で知り合ったときには全然別の仕事をやっていましたが、なぜか気が合い、海千山千の香港人相手に苦労をしながら一種戦友的な友情が育っているようです。

そう言えば、香港にいる間、普通なら日本人駐在員グループで住まいもアフター5も集まりたがるところ、彼も私も日本人がひとりもいないアパートに住み、休みの日は他の日本人同士で遊ぶことはなく、現地で親しくなった香港人と一緒に遊びに行くのが楽しみで、そういうところがお互い共通していました。

股関節を傷めていて、ろくすっぽ歩けない私には、東京以上に激しく行動的な香港へ行ってなにか一仕事をするのは無理ですが、それでも時に懐かしい香港の猥雑としたけん騒を時々思い出すことがあり、こうした映画や小説に香港が出てくると、おもわず嬉しくなる今でも十分に魅力ある街です。

【関連リンク】
735 遠い夏の記憶
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751
自動車事故は様々な要因で起きます。まずは運転者の操作ミスによる事故、飛び出しなど被害者側にも責任がある事故、自然災害や道路陥没などで起こる事故や、トンネル天井落下や道路に大きな落下物がありそれを避けようとしての事故など様々です。

1970年には日本の交通事故死亡者(事故から24時間以内に死亡した人の数)は1万6千人を越えていましたが、その後様々な死亡事故防止対策や救命医療体制の発達により、年々減り続け2012年には4411人と1/3以下に減りました。

特に1985年(昭和60年)に高速道路でのシートベルトの(前席)着用義務化が施行され(翌年には一般道においても前席着用義務化)、違反者は減点されるようになったことや、1980年代にバイクのヘルメット着用義務、それらとあわせてクルマの乗員安全性の研究と成果が進んできたことが大きく関係しています。

その他ではやはり医療技術や救急救命の体制が整い、従来なら生きてはいなかったであろう、意識不明の瀕死の重傷者でも延命装置を施し24時間以上生きながらえさせることができるようになり、統計上24時間以内の死亡者が発生しにくくなったこともあります。24時間を超えてから、どうなったかは過去と現在で比較する資料がないので不明です。

最近ではスバルのアイサイトをはじめとする衝突防止装置を装着するクルマが続々と登場し、ドライバーの脇見などによる追突事故や、アクセルとブレーキを間違って踏んでしまう暴走事故などにたいへん有効なプレ・セーフティ装置として大きな期待が寄せられています。

ただ残念なことにそのような装備は、後付けで装着できるものはなく、新車にオプションという割り増し価格で購入する必要があり(標準装備というのもありますが)、本来なら一番使って欲しい高齢ドライバーや免許取り立ての初心者が、わざわざ高いお金を出して新車や高額オプションを購入してくれそうもなく、行き渡るようになるまでにはまだだいぶんとかかりそうです。

この衝突防止装置は乗員の安全はもちろんですが、一部には自転車や歩行者などの飛び出しに有効なものもあり、従来のように乗員の安全さえ守られればそれでいいという身勝手な安全装備だけではなく、クルマの歴史からみて、初めて乗員以外の安全にも配慮した装置として大きな意義のあるものです。

と言うと、すでに何年も前からボンネットの形状や材質などは、人と衝突したときに跳ね飛ばされた人の衝撃を和らげる工夫をしているとか言われそうですが、実際には事故の状況は実験室の想定とは大きく違っていて、付け焼き刃的な対応ではエンジニアの自己満足でしかなく、気休め程度の効果しかないでしょう。

クルマの歴史は、スピードや乗員の快適性の追求とともに、安全性の追求の歴史でもあります。

衝突の際の衝撃を和らげる衝撃吸収バンパーや、一般的に2点式だったシートベルトをボルボ社が開発して特許を無償でオープンにした3点式シートベルト、ハンドルの中に埋め込んだエアバッグ装置。その発展型で助手席エアバックやサイドエアカーテン、制動時に滑りやすい路面で不安定となる姿勢を安定させる4輪アンチロックブレーキシステム、さらにはカーブで不安定になるのを防ぐ横滑り防止装置など、自動車そのものの安全に関わる装備や装置はこの20~30年のあいだにずいぶん進化してきました。

しかし同じ車種でもそれらの安全装備のいくつかはオプション設定となるケースが多く、同じ車種であっても安全性能に差ができます。本当に有効な安全性の装備はなにとなにか?と聞かれるとそれを証明するデータがなく、我々はメーカーが主張する広告を信用するしかありません。作った会社が一方的にいいと主張するものほどアテにならないものはありません。

例えば衝突防止装置も各メーカーがそれぞれ別々に開発し、光学カメラ、レーザー、赤外線などを組み合わせていますが、実際にそれらを公平な第3者機関が様々な状況で徹底的に検証したものはありません。

テストには莫大な費用がかかり、また条件設定などにより装置の有利不利などが起き、比較されるのを嫌がるメーカーからの協力も得にくいからです。

また効果が一番得られると言っても、その装備を付けるのに車両価格の1割以上も占める高価なものだとなかなか普及は進まないでしょう。

もっと具体的に言うと、登場して間がない前方衝突防止装置は、例えばですが、前方に障害物があることを俊敏に検知して自動的に急ブレーキをかける能力が優れていると、それによって後続のクルマの制動が間に合わず追突してしまうことさえ懸念されます。後を走るクルマに衝突防止装置が付いていないことが多いからです。

上記の場合、装置の誤認識だったり、本来ならハンドルを少し切ることで避けられ、急ブレーキをかける必要がない場合でも、衝突防止装置が働き余計な事故を増やしてしまう本末転倒の結果が出ることも考えられます。

流れの中で十分な車間距離をとることができればいいのですが、必ずそういう場面ばかりではありません。阪神高速などを走行していると、前のクルマとホンの10mも空けていると、すぐに2~3台が割り込んできます。

私は重大な交通事故の検証・調査を警察が事件性の検証をするだけではなく、第三者機関が車種と安全装備の有無、車体の色、使用年数、走行距離、整備状況、タイヤの摩耗度、運転者の習熟度(過去の運転歴とその事故を起こしたクルマの運転歴)、その他に事故が起きた道路状況や事故発生の時刻、天候・気温などを総合的に検証し、できるだけ多くの事故のデータを公表する必要があると前から主張しています。

安全なクルマとそうでないクルマ、安全な装備とそうでもない装備、車内の乗員の安全性と歩行者など車外にいる人の安全性、運転習熟度によって選ばれるクルマの違い、事故が起きやすい車種、車体の色、時間、天候、整備状況、運転者の詳細など様々な角度から第三者が検証します。

損害保険会社には、過去の事故や盗難など、車種ごと、運転者の年齢ごとに保険の支払に関するデータが残っていて、車種や年齢など条件によって保険金額のランクが違っていたりするのは普通です。

つまり保険会社のデータにさらにもっと条件を付加して公平中立な機関がデータを蓄積していけば、保険会社が個々に調べる必要もなくなりますし、消費者にとってはクルマを選ぶ際に、スピードや快適性などより、乗員安全性を求めるならこの車種と装備の組み合わせというのがわかります。

また前席の乗員に死亡者が多いクルマや、逆に後席の乗員に死亡者が多いクルマ、夕暮れに追突されやすいクルマの色、スリップ事故の起きやすい車種やタイヤのメーカー、過去○年間、ひとりの死亡者も出していない車種と言った有意義な情報が得られます。メーカーにとっては困るでしょうけど。

下記は最近起きた自動車事故のうち自損と考えられる転落事故です。

フェンスを突き破って40m下まで転落するも軽傷
道路右側のフェンスを突き破って、約40m下まで転落する事故が起きた。転落によって車両は大破したが、運転していた42歳の男性は軽傷だった。

駐車場で暴走のクルマ、フェンスを突き破って15m下に転落
金属製のフェンスを突き破って、約15m下を流れる川へ転落する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた2人が死傷している。

ヘアピンカーブを曲がりきれなかったクルマ、約25m下に転落
ガードレールを突き破って、約25m下の雑木林に転落する事故が起きた。運転していた30歳代とみられる男性が重傷。

ガードレール突き破って50m下に転落、運転者が意識不明の重体
道路右側のガードレールを突き破り、約50m下の谷に転落する事故が起きた。運転していた21歳の男性はヘリコプターで救出された。

このように40m転落しても軽傷で済んだケース、15mの転落で死傷者が出たケースと様々です。事故の様々な状況にもよりますが、それに加えて事故を起こしたクルマの車種や安全装備、シートベルト着用の有無、運転者の運転経験度などを数多く蓄積することにより、事故の原因や死亡原因、そしてクルマの車種別、装備別の安全性などがわかってくるはずです。そしてそれらは警察だけの秘密情報ではなく、広く公開すべき情報だと思っています。

多額の広告料でマスコミを押さえている大メーカーの自動車会社は、そんなレベル分けをしてもらっては商売に影響があるということで猛反対するでしょうけど、毎日十数名の死亡者や多くのけが人を出し続けている凶器とも言えるクルマを作って売る以上は、もう経済性や乗員安全性ばかりを主張するのでなく、自動車メーカー同士互いに切磋琢磨して乗員や歩行者ともに安全で、事故が起きにくく、またドライバー(=自社の製品のユーザー)の安全教育にも力を入れるようにしていくのが当然の義務ではないでしょうか。

そしてそれが世界の市場に対して日本車が他国の安いけれど安全でないクルマと差別化できる数少ない優位な点となります。

それでもまだ事故の車種別公表に反対するのであれば、美味そうに吸うタバコの広告が禁止されたように、音も出さず誰もいない綺麗な海岸線を違法スピードに違いないハイスピードで走り抜ける自動車のコマーシャルなどは即座に禁止し、「このクルマは昨年交通事故により○○人の死亡者を出しました」という表示をCMに入れるよう義務付けするのが妥当という気がします。


【関連リンク】
661 乗用車の平均車齢と平均使用年数
658 自転車のマナー違反が特にひどい
557 運転免許証の取得推移と乗用車保有台数推移を並べてみる
518 7月11日の高齢者の交通事故
467 見過ごせない自賠責保険料の大幅値上げ


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この冬休みを使って岩手、宮城、福島の東北3県の沿岸地域をひとりでまわってきました。

まず東北へ行くにあたり、被災地を含むエリアへ観光気分で出掛けるのが果たしてどうなのよと心の葛藤がありましたが、まもなく2年が経過するこの時期であれば、言われているように自粛するよりも被災地や観光地に寄って少しでもお金を使うことで役に立てることもあるのでは?と解釈しました。

訪問先は岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町、大川町、松島市、福島県いわき市などです。

観光といえば、15年ぐらい前に安芸の宮島、昨年には天橋立を訪問していますので、今回松島へ行って日本三景コンプリートです。

20130114_001.jpg
写真1:観光船乗り場

その松島ですが、震災後の津波で観光船の半分ぐらいが壊れてしまったそうですが、被害は他の地域とくらべると少なかったそうです。

宿の方に話を聞いたところ、松島湾の内外にある多くの島や岩が防波堤になって助かったとのことでした。

20130114_002.jpg
写真2:伊達政宗の菩提寺でもある国宝瑞巌寺

松島を初めて訪れる人の目的は、宿の人に聞いたところによると多い順に、

1)松島湾からの眺めを鑑賞
2)伊達政宗にゆかりある寺社へのお参り
3)松尾芭蕉にゆかりのある場所への観光

だそうですが、それらの観光するエリアが割とコンパクトに集まっているので便利です。

 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

被災地で比較的大きな都市でもある石巻市や気仙沼市は一見するとすでに震災や津波の傷跡はかなり復旧されていて、少なくとも表面上は気をつけて見ないとわからないぐらいまでに回復してきています。

もちろんよく見ると土台だけが残された建物跡や倒壊こそしていないが、完全に水が浸かって窓ガラスがすべて壊れたままの学校などまだそのままになっている状態が見られます。

20130114_003.jpg
写真3:石巻市街地

逆にそれらより小さな町や集落ではなかなか復旧工事が進んでいないようで、がれきこそ一カ所に集められているものの、倒壊したり流された建物のあとがそのまま放置されている箇所を多く見かけました。

報道でもよく登場する石巻市から少し離れた女川町、さらに北上して気仙沼市や陸前高田市、その他海岸沿いの小さな漁港などには以前そこに建物があったとさえわからないぐらいになにもなくなっています。

2年経った今でもその光景と、この場所で多くの住人の方が無念にも亡くなられたことを思うと胸が詰まります。

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写真4:陸前高田市(岩手県)

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写真5:南三陸町(宮城県)

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写真6:女川町(宮城県)

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写真7:石巻市立大川小学校

東北3県を中心に1万8千人以上の死者・行方不明者を出したこの東日本大震災が残していった大きな爪痕は、写真や動画で見る以上にずっと激しくまた無慈悲なことだったでしょう。

そして生き延びることができた人にも心に大きな傷を残していっただろうと容易に想像がつきます。これからの数年間は復興の工事も大切でしょうが、遺族の方々や被害に遭われた方々の心のケアがとても重要になるのではないでしょうか。

 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

福島県内は原発事故の影響で立ち入り禁止区域が多く、海岸沿いに下道で縦断するのはあきらめ、ずっと陸側を遠回りをしていわき市へ。小名浜港周辺をまわったあと、そのまま海岸沿いに茨城県へ。

北茨城市にある岡倉天心の住まいの一部だった海岸に建築された美しい六角堂も津波で全壊し、昨年新しい六角堂が再建されていましたので見学をしてきました。

住居は少し高い場所にあるので被害はなさそうでしたが、茶室も兼ねていた小さな六角堂は住居のずっと下の岩場にあり、基礎部分だけを残し完全に津波に持って行かれたそうです。

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写真8:五浦六角堂(茨城県)

今回の東北行脚については、被災された方にはすまない思いがずっとありましたが、思うところもあり半ば観光気分の急ぎ足で表面だけを見て回ってきました。

阪神淡路大震災の時にもそうでしたが、具体的になにか行動を起こせない自分を恥じ、とてもいらつきますが、ここで見たこと、聞いたこと、感じたことを家族や友人に伝え、そして今後の東北の復興、そして安全な町作りが行われることを願うばかりです。


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661
乗用車の平均車齢」とは、自動車が初度登録されてからの経過年の平均であり「日本人の平均年齢」に相当します。

つまり道路で見かける乗用車は新車もあればレトロなクルマもありますが、その平均値をとった数値で、それでなにが分かるかと言えば、長期的に見るとクルマの耐久性能や買い換えのタイミングがどういう傾向にあるのかというのがザックリとですが見て取れます。

その乗用車の平均車齢が2011年度3月末時点で、20年連続上昇し、7.95年となったことがわかりました。

日本人の平均年齢も医療技術の発達などにより戦後ずっと平均寿命が上昇し平均年齢も上がってきましたが、クルマも技術が進むことで寿命が延び、結果平均車齢も伸びてきたということでしょう。

乗用車の平均車齢推移グラフ
Picture10015.jpg

せっかくですから「乗用車の平均車齢」と「日本人の平均年齢」の推移を並べて比べてみましょう。

乗用車の平均車齢と日本人平均年齢推移グラフ
Picture10018.jpg

どちらも右肩上がりで順調に平均車齢も平均年齢も伸ばしています。つまり日本の社会には、古いクルマと古い人達であふれかえっているということですね。

成熟した社会の中では双方の年齢が伸びることは悪いことではありませんが、経済面から見ると新しいモノが売れないということにつながり、困ったことになっているんですね。

さらに人間で言う0歳児の「平均寿命」に相当する「乗用車の平均使用年数」という数値があります。

これは1年間に登録を抹消された車両の平均使用年数ですが、一度抹消し廃車になっても、人間と違いクルマの場合は再度中古車として登録される可能性がありますから、必ずしも同列で見ることはできません。

乗用車の平均使用年数推移グラフ
Picture10013.jpg

2011年度1年間に抹消された乗用車の平均使用年数は12.16年で、こちらは前年度より0.27年短期化しました。

東日本大震災や台風等の被害によるクルマの全損=廃車が多かったからなのかな?と考えましたが、2010年度と2年連続で短期化しているとのことで、そればかりではなさそうです。

考えられる要因としては、2009年4月から2010年9月末までおこなわれた1回目のエコカー補助金により、比較的古いクルマに乗っていたユーザーの買い換えが2009年~2010年にかけて進んだこと、さらに第2回目のエコカー補助金が2012年1月(2011年度内)より復活したことで同様の買い換え効果があったこと、さらに2011年東日本大震災の影響や2011年10月頃からのタイの洪水被害の影響で、部品の調達が間に合わず、クルマの生産・販売台数が落ち込み、したがって、古いクルマの買い換えが進まなかったことが考えられます。

こちらも「乗用車の平均使用年数」と「平均寿命」を並べてみましょう。

乗用車の平均使用年数と日本人平均寿命推移グラフ
Picture10002.jpg

こちらも双方とも中長期的には右肩上がりで伸びてきていますが、平均寿命のほうは東日本大震災をはじめとする天災の増加や、その後の放射能の影響などもありおそらく数年後には伸びは完全に止まり、逆に下降していくのではと考えられます。

しかし乗用車のほうは、ここ2年間の減少はありますが、来年以降はまた伸びていく傾向にあるでしょう。もちろん再び乗用車の買い換えを促進する優遇制度やキャンペーンなどがおこなわれると多少はその影響をうけることになるでしょう。

あの優遇制度が結局は売れなくなってきた国産乗用車を買い換えさせて、メーカーを一時的に救おうということがよくわかります。

もし長期的なビジョンで考えるならば買い換え支援ではなく、運転免許を取得する人に半額補助するとかなど方法はありますが、それでは近視眼的には自動車教習所以外に恩恵はありませんからやらないのでしょう。

しかし思えば、1970年頃までのクルマと言えば、製造後7~8年も経過すると、ボディには錆が浮き、ところどころに穴が空いていたりとボロボロで、しかも流行のスタイルが4~5年で大きく変わっていくので、2世代前のクルマというのが露骨にわかり、古い中古車の需要も限られていたものです。

現在のクルマと大きく違うのが、塗装技術の差で、最近では10年ぐらいでボディのあちこちから錆が浮き出るということはありませんし、新車の輝きはないものの、色や艶も昔と比べるとずっといい状態が保てています。

さらに、流行によるボディ形状の変化も40~50年前と比べると今はそれほど大きな変化はなく、燃費をよくするために空気抵抗が少なく、居住スペースをできる限り広く取り、使い勝手が良さそうなスタイルで、奇をてらったようなものはなくなりました。

したがって今のクルマは、詳しい人でないと、5年前のクルマか10年前のクルマかなんて簡単にはわかりません。それが今は買い換えなくても済み、長く乗れる大きな要因でしょう。

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