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1054
通勤用に新しいスクーターバイクを買ったのはいいのですが、それに関連してどうもついていないことが起きます。

まず第一に、重要な会議がある日の朝、通勤電車が信号故障で長時間運行中止となり、その場でいろいろと考えた結果、電車が動かないならバイクに乗って20kmほどある会社近くの駐輪場まで行こう!と決意しました。

新しいバイクで慣らし運転がてらということもその決意に影響しました。古くて故障がちでパワーのない以前のバイクだったら、、、たぶんその選択はしなかったでしょう。

その判断は正しく、必死に走った結果、無事に朝一番の会議に間に合ったのはよかった(同じ路線の同僚は、他社の路線に遠回りして1時間半遅れで到着)のですが、機械精算のバイクの駐輪場で発券された駐輪カードを急いでいたので、紛失と相成りました。

会社に着いてからいろいろと探してみましたが結局見つからず、駐輪場に停めたとき、慌てていて、その場で落としたと思われます。

仕事が終わり、駐輪して10時間後にその駐輪場へ行って周囲をくまなく探しましたが、あるはずもなく。その日は台風が近づいている風のたいへん強い日でもありました。

で、その無人の駐輪場に書かれた電話番号にかけて「駐輪カードをなくしたのですが、、、」と言ってみたところ、「紛失の場合は5千円を支払っていただきます」と。

ヒェ~です。

本来1日最大700円で済んだ駐輪料金が、ホンのちょっとした不注意で5000円のペナルティです。

確かにもし悪意を持って、数日間駐輪した後、券を紛失したと言えば1日分で許してもらえるってなわけもなく、そうした長時間利用者に対する対策でもあるわけでしょうが、あまりにも悔しい。

って言うか、私が落とした駐輪券を拾った人が、本来なら数千円の支払いだったところ、私の駐輪券を使って精算し、数百円でまんまと出てしまったということも考えられます。く、悔しいです。ホントついてない。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

次の不運は駅まで新しいバイクを走らせていた時、その日は弱い雨が降っていてアスファルトも濡れていました。

駅の駐輪場までもうすぐという狭い道路を安全速度で走っていたのですが、狭い路地から、軽自動車がヌッと出してきました。

あとはご想像通り、すってんころりと転けてしまったわけですが、足に2箇所、腕に1箇所の擦り傷だけで済んだのはまだラッキーだったのかも知れません。

バイクに乗るときは長袖、長ズボン、手袋を夏でも実践していてよかったとホント思いました。しかも当日は雨でレインウエアを上下とも着ていたので、病院へ行くほどの大きな怪我にはなりませんでした。

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

いとも簡単に転けてしまった理由を考えてみました。これでも初代DAXから始まるミニバイク歴は40年以上という長い運転経歴を持っていて、そこそこ運転には自信があったのにです。自信は過信へとつながるのでダメなんですけどね。

今まで乗っていたバイクというかクラッチレバーがない普通のオートマのスクーターはみなそうなのですが、右レバーは前輪、左のレバーは後輪にブレーキがかかるようになっています。

バイクの場合、もし前輪が滑ると致命傷になりかねないので、滑りやすい場所や路面では基本は後ろブレーキを多用することになります。万一後輪が滑っても、バランス感覚があるベテランライダーにとっては立ち直らせることはそう難しくありません。

しかし、しかしです。この新しく買ったバイクはなんと「コンビブレーキ」と言って、後輪専用というのが身に染みついている左側のブレーキレバーを強く握ると、前輪にも制動がかかる仕組みとなっているのです。

そりゃ~渇いた綺麗な道ではそれもいいのでしょうけど、滑りやすい道ではこれは致命的な欠陥になりえます。雪道や砂の浮いた滑りやすい路面で前輪がロックしたらもうお終いです。それに後輪だけブレーキをかけてバイクを横向けにして滑らせて停まるという高等テクニック(笑)も使えません。

そうした仕組みで、自分では思いもよらず突然前輪にブレーキがかかってしまい、その結果、どうすることもできずに転けてしまったわけですが、見通しの悪い狭い交差点で、頭だけをヌッとだしただけのクルマには責任はなく、驚いて1人で勝手に転けたバカなヤツという惨めなシーンを演出してしまったわけです。

えぇ、それでも血のにじむ手足をハンカチや汗拭き用のタオルできつくしばって(腕は自分で巻けなかったので駐輪場のオヤジに頼んで縛ってもらった)、電車に乗って会社へ行きましたよ、えぇ。社畜って言われそうです。

まったくホントついてないです。



【関連リンク】
1044 高齢者ドライバーの増加がもたらすこと
945 自転車の高級化と盗難
864 衝突安全性テストについて
800 高齢化社会で変化している交通事故の統計を見る
658 自転車のマナー違反が特にひどい







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1027
2年前に大手キャリアのガラ携からスマホに替えて、それなりにFacebookやTwitterなどにも使ってきましたが、会社でも家でもパソコンがあるのと、頻繁に動画を見たりネットゲームをするコアユーザーでもないので、少しでも節約しようと今回格安スマホ(MVNO)に切り替えました。

タイミング的には契約の2年縛りが解け、しかもその契約月のうちに解約手続きをしないと、別途1万円近い解約手数料を取られてしまうので、ゆっくり考えている時間はありません。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

一般的に格安スマホと呼ばれているのは、仮想移動体通信事業者(以下MVNO:Mobile Virtual Network Operator)が販売するスマホのことで、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯キャリア会社が自社で持つ回線の一部を借りて運用している言わば「他人のふんどしで相撲をとっている携帯電話サービス」のことです。

通常はドコモの機種ならドコモの、auならauの通信しか使えませんが、それらとは別の「SIMフリー(機種)」と言う端末(スマホ等)が販売されていて、それとMVNO各社のSIMを組み合わせて使うことで、大手キャリアのスマホと同様のサービスが得られます。

格安スマホの場合、従来の携帯電話と同様の音声通話もできるプランもあれば、通話はしない、タブレットとかPC的な使い方をする人のためにデータ通信のみと2種類があります。

そして、通常は音声プラン、データプランの双方で、高速データ通信ができる量に制限があり、それが1GBプランとか2GBプラン、制限なしプランなどと呼ばれているもので、そのあたり初心者にはややこしく思われています。

その高速データ通信の制限を越えたら、もうデータ通信(ホームページを見たりFacebookを投稿したり)はできなくなるか?って言われるとそんなことはなく、転送スピードが遅くなるだけです。多くのデータをやりとりするネットゲームやYoutubeで動画を見たりするのは高速通信でないと厳しそうですが、通常の利用で困ることはありません。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

そのMVNO(格安スマホ)にはすでに多くの企業が参入していて、OCNモバイルONE(NTTコミュニケーション)、楽天モバイル(楽天)、Y!mobile(ヤフージャパン)、UQ mobile(UQコミュニケーションズ)、IIJmio(IIJ)などが有名で、それぞれに特長を生かしてシェアを伸ばしています。

その中でも今年2月にはスーパーなど小売店を展開しているイオンが、従来は他社がおこなっているMVNOの単なる販売代理店だったのが、自らがMVNO業者として営業を開始しました。その料金体系は初心者にもわかりやすく、また価格もリーズナブルでちょっと衝撃を受けました。

「スマホがあればパソコンなんかいらない」という若者と違い、老眼に苦しみ、震える指で細かな操作するのが面倒な中高年者にとっては、やはりネットを使うにはキーボードやマウスがあるパソコンが一番で、スマホは外出先でのちょっとした時だけという使い方をしている人が多いのではないでしょうか。私がまさにそうです。

そんなちょっとしか使わないスマホごときに月間1万円近い料金(パケ放題)を毎月支払うなんてバカバカしいので、月額2千円程度のガラ携に戻そうかなとか、いろいろと検討していました。

イオンのMVNO参入発表を見て驚いたのは、元々一般大衆向け特に中高年層メインの大手小売業者ということもあってか、その商品・サービス構成を見ると、初心者にもわかりやすいシンプルな設定になっていることです。

元々携帯電話の料金体系というのは、わかりにくく、「本体0円」とか「○○割」とか、多くのプランや割引が混在して複雑怪奇な様相を呈しています。そして最近少し変わってきたようですが、新規顧客に対しては料金を安く設定し、長く利用している顧客に対しては割引がなかったり利用できなかったりしていて誠に不誠実なビジネスです。

さすがにイオンは元々中高年層を相手とするコンシューマビジネスをやっているだけあって、そうした特定の人だけにしかわからないような複雑な契約をできるだけ排し、基本は本体(一括払いか分割)、電話として使える音声プランか、音声通話なしのデータプランか、そして必要なら留守電や故障保証などのオプションとそれだけです。

もっと言えば、初心者はイオンがお勧めする「スマホ本体一括支払い+音声プランを買って」というのが見え見えです。そうした割り切りが素晴らしい。

格安スマホの場合、電波の入り具合は?って心配する向きもありますが、イオンモバイルの場合はドコモの電波を使っていますので、通常のドコモのスマホとなんら変わりはありません。

そして、途中解約は違約金不要、プラン変更もいつでも自由など、従来の携帯電話会社のように、2年縛りや、他社への流出を防ぐためのあの手この手を使ったペナルティなどは見事なぐらいありません。

いまスマホで使っているパケット量は調べるとわかりますので、それに対応した高速データ通信の容量で申し込めばいいだけです。

私の場合、格安スマホに対応する本体(SIMフリーのスマホ)を一括支払いで購入し、音声プラン(通話ができる)と現在のパケット使用量の3~4倍もある余裕の高速データ容量プランがキャンペーンで設定されていて、それに飛びつくことにしました。

本体(一括払い)と月々費用の2年間(24ヶ月)で割って月額に換算すると、機種にもよりますが、およそ月3千円程度(キャンペーンで約1年間は2,700円程度)で収められます。これはとっても嬉しい!

音声2GBプラン 月額1,490円(税込み)
スマホ本体(一括支払い) 34,800円(税込み)
2年間使用した場合の総額は1,490×24ヶ月+34,800円=70,560円
それを1ヶ月当たりに換算すると(÷24ヶ月) 70,560円÷24ヶ月=2,940円
キャンペーンで9ヶ月間、月額432円安く(70,560円-432円×9ヶ月)÷24ヶ月=2,778円(1ヶ月)
2年で本体分を償却したとして、スマホを使い続ければ、それ以降の月額は1,490円のみ


もちろん現在使っているスマホの電話番号を利用するナンバーポータビリティ(MNP)にも対応していますから、格安スマホに替えても番号は変わりません。

さらにありがたいのは、今の私には余裕の2GBプランですが、もし利用方法が変わり、高速データ通信量を変更したいと思ったら、途中で高速データ量を追加したり逆に減らしするのもペナルティなしで切り替えることが可能です。

先に本体を一括で買っていることで2年間利用の契約縛りもなく、2年後以降の契約月でないと解約するとペナルティを支払わなければならない既存の大手キャリアのようなこともありません。いつでもペナルティなしで解約(本体を分割購入している場合は当然その応分の負担は必要です)ができます。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

スマホ代が月々約5千円以上の節約となり、それによるデメリットはと言えば、、、

1)MVNOの対象となるSIMフリーのスマホ機種は選択肢が少ない(今までは上級機だったのが中級機に)
2)従来のSMSメール(携帯メール)が使えなくなる(転出先でオプションで加入はできるが未加入にした)
3)家族割引にしていたがそれがなくなる(数百円?)
4)MNPの場合、数日間スマホが使えない空白期間が起きる(通販の場合)

他にも今回MNPする際の転出する先に支払う手数料(3、000円)や、イオンモバイルの最初の初期費用?(3,000円)とかあるけど、大きいのはこれぐらいかな。

1)の機種選択の幅が少ない事に関しては、私が今まで使っていたスマホにはあったワンセグTVがない機種となります。お財布携帯は機能として持っていますが、個人的には使っていません。また内蔵カメラは中級機なので質的にはやや落ちます。

あとは2年前に買った機種と性能的にそう大差ありません。探せばMVNO契約でもワンセグ付きの機種もあるでしょうけど、今まで滅多に見ることはなかったので不自由はないでしょう。

同時に今までオプションで加入していた留守番電話サービスも、不要なので今回からは加入しないことに。もし入っても月額300円です。通話の多い人は入っておくといいかも知れません。

2)については、以前は気軽に友人同士携帯メールのやりとりをしていましたが、最近ではやりとりはSNSへと移り、しかも悲しいことに寂しい?中高年になるとそういう機会もめっきりと減ってきます。

Androidのスマホなら、メールはパソコンと共通で使えるGmailとの相性も良く、それで十分じゃん!ってことで、新たにSMSメールもオプション(月額140円)で加入しようと思えばできますが、なくても特に困ることもありません。

3)については家族割引の対象となっている妻の携帯の契約月が来れば、解約ペナルティなく同じイオンモバイルに替えてしまおうと思っています。それまで約半年間は家族割引の分が増えることになりますが仕方ありません。

4)は実際に契約してみて初めてわかったことですが、今まで使っていたナンバーを使うため、元のキャリアへ連絡をしてあらかじめNMP予約番号を取得し、その番号をイオンの申込書に記載します。

そうするとイオン側で登録の手続きがなされた日に、突然それまで使っていたスマホの契約が終了し、電波が受信できなくなります。そして新しく送られてくるイオンのスマホが到着するまではスマホがない(使えない)ということになります。

これが店頭だと、NMPの切り替えを目の前でおこなってくれて、空白は生まれないのでしょうけど、通販の場合は送付中の期間、スマホなしの生活となる覚悟が必要です。

私の場合は、結局1日半の利用ができませんでした。事前の説明や切り替え時期の予告もなく、イオン側の都合だけで突然前の携帯が使えなくなってしまいますので、ちょっと不親切ですね。せめて切り替えるタイミングをあらかじめ取り決めができるとかしてもらいたいものです。

そのようなことが起きることを想定し、あらかじめに携帯メールを送ってきそうな相手には、Gmailのアドレス変更の連絡をしておく必要がありそうです。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

先にも述べましたが、イオンと言えば高齢者を含め多くの消費者を抱える全国規模の小売店です。そのイオンが消費者の信頼をなくすようなビジネスはできないはずで、またスーパーの主たる客であるスマホやITに詳しくないような人にも積極的に売り出すと言うことは、これはかなり本気だなというのが伝わってきます。

ただ、今後他のMVNO業者も、イオンの料金に対抗したもっとシンプルでお得なプランや戦略的な機種を出してくることは間違いないでしょうから、今後ともイオンが最良かどうかは各社のプランを見ながら個人が決めることでしょう。


【関連リンク】
806 ガラ携からスマホへ
755 電子書籍を普及させるには
656 スマホかガラ携か。中高年者にとっての選択
639 前からだけど日本の大手製造業はやっぱり変だぞ
599 スマートフォンからガラ携に戻る人達





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1003
まもなくあの東日本大震災から5年が経ちます。被害の大きかったエリアや原発事故の影響が残る地域は別として、日本はあの災害があったことさえ徐々に忘れ去ろうとしています。

私はあの日は普段通りに会社にいて、都内の高層ビルの中で大きく揺られましたが、ビル自体が最新の耐震設計ビルだったこともあり、避難の必要はなく、家族の安否とどこで何が起きたのかと情報集めに奔走していました。

通勤電車は軒並み停まっているか、動いていても超満員で乗れないという状態が夜まで続いていました。結局、自宅まで20kmの道のりを歩いて帰るには無理と判断し、Twitterで電車の稼働状況や混雑状況を見つつ帰るタイミングをはかっていました。夕食には会社に備蓄されていたアルファ米の五目飯などが提供され助かりました。

そして日が変わる直前に会社を出て、動いている電車を乗り継ぎ、時間はかかりましたが、なんとか夜が明ける前には自宅に帰ることができました。さっさと翌日朝まで運行を停止を決めたJRと違い、いち早く安全を確認し終夜電車を動かし続けてくれた私鉄にとても感謝です。

震災翌日は土曜日で、3日後の月曜日も引き続き臨時休業になり、震災地のことも心配でしたが、家族が私以外に4人もいるので、とりあえず、震災の影響と新たな余震で物流の停滞が心配され、急いで水や食料の買い出しをおこないました。

しかし、考えることはみな同じで、近所のスーパーでは米や水、インスタントラーメンなど食料品、トイレットペーパーなど日用品、それにガソリンなどは売り切れが続出し、あちこち出掛けては少しずつ買い集めるという非効率なこととなり、こうした非常時には脆弱な都市部郊外の流通を体感しました。

しかし幸いにも電気やガス、水道などインフラがすべて正常だったことが、大きく混乱しなかった最大の要因でしょう。

もし本当に首都圏直撃の大震災が起きれば、物資不足はこの比ではなく、何週間にわたり水や食料、燃料がまったく入手ができないという状態になってしまうでしょう。人口の多い都市部での被災は、火事と長期にわたる食糧難が一番怖いところです。

それはさておき、東京都は首都圏で大震災が発生した場合、都市インフラが一時的に機能不全となることが想定されており、それらのインフラの95%が復旧する目安の時間(期間)を発表しています。

それは、電力7日、通信14日、上下水道30日、都市ガス60日です。

インフラの中で一番復旧が早いのが電力で、それでも最大1週間かかります。電気がないと携帯電話の充電もできず、パソコン、テレビ、冷暖房エアコン、ファンヒーター、照明、炊飯器なども使えず、事実上まともな生活ができません。

そして真っ先に復旧工事に入るのは、役所が多い東京都の中心部、霞ヶ関や永田町界隈の千代田区で、その後、大企業が多い港区、中央区、新宿区と拡がっていくことになるでしょう。

住宅地の杉並区や世田谷区、中野区、下町の江戸川区、葛飾区、足立区などは、道路幅も狭く、被災後に倒壊した家や塀、電柱を除去しながらになるので、電力が通じるまでには最大の7日間かかると見ておいてもいいでしょう。埼玉、神奈川、千葉といった郊外も同様です。しかも発電所や変電所が被害を受けた場合は、先の震災時にもあった計画停電なども考えられます。

しかし電気は他のインフラと比べると早く復旧しますので、備蓄品にあえて高額な発電機などを購入しておく必要性は薄いように思います。携帯電話の充電ぐらいなら、自動車の電源でも行えます。

通信インフラとは固定電話や携帯電話の基地局、CATVなどでしょう。こちらは一般家庭の場合、重傷者、重病人がいなければ、しばらく不通であっても直接命に直接関わるものではありません。

上下水道が1ヶ月間止まると、トイレの汚物処理が大変なことになりそうです。トイレを流すのに電気は使わないって思っていても、下水管の破損や下水処理場の被害で、下水が流れず、家庭のトイレから流せないという状態になるそうです。つまり汚物を1ヶ月近く自宅に貯めておくしかないってことになります。これは大きな問題となりそうです。

東北の震災でもトイレが一番困ったという声をよく聞きました。特に高齢者などは、寒い屋外に設置された離れた仮説トイレへ行くのを嫌がって、食べ物や飲み物を摂らず、それで病気になったり持病を悪化させた人が多くいたという話しでした。前の震災は東北の冬でしたが、もし真夏だと、想像したくないですが、臭いだけでも相当なものでしょう。

水道が出ないと飲み水がありません。コンビニやスーパーへ走っても、飲料やインスタント食料は真っ先に売り切れていて入荷はまずありません。避難所等に備蓄があると言っても全住民分の備蓄があるわけではないので、それに期待をしないほうがよさそうです。

インフラでは都市ガスの復旧が一番時間がかかります。都市ガスがないとガスコンロや湯沸かし器、風呂の給湯ができません(オール電化住宅以外)。水が出るようになっても、風呂を沸かして入れるようになるまで2ヶ月もかかるとなればつらいですね。夏なら水浴びだけでもなんとかなりますが。

都市部に住んでいるならば、ある程度それらに対応できるように準備しておかなければなりません。

東京都は住民に対し下記の備蓄を推奨しています。モデルは両親と子供2人の4人家族の想定です。

都民の備蓄推進プロジェクト(PDF)
(一部抜粋)
・水2リットル×12本
・カセットコンロ1台、カセットボンベ2セット(6個)
・缶詰6個
・レトルト9パック
・野菜ジュース9本
・その他即席麺、栄養補助剤、お菓子
・簡易トイレ30回分
・懐中電灯、ラジオ(手回し充電式)
・ビニール袋、ウエットティッシュ、使い捨てカイロ
・常備薬


この中で、個人的に特に重要だと思うのは、
水、カセットコンロとボンベ、缶詰、インスタントラーメン、簡易トイレ、懐中電灯と電池でしょうか。


まず、水は最近では2リットル×6本のミネラルウォーターが1箱400円程度で、売られていますので多めに3~4箱、缶詰は長持ちするので6個と言わずいろいろな種類を20缶ほど。とりあえず、救援物資が回ってくるまで、その二つがあれば飢えや栄養失調による体力低下は免れます。

ミネラルウォーターは備蓄用でないもので賞味期限はおよそ2年ありますので、年に一回程度買い換えておけば済みます。我が家では日常的にコーヒーにミネラルウォーターを使いますので、備蓄用として常に3~4箱があるように買い増しをしています。

缶詰も製造日から2~3年の賞味期限が刻印されていますが、基本的には10年程度はなんら問題ないそうです。もちろん缶が錆びて穴が空いていたり、発酵して膨らんでいたりすればその限りではありません(自己責任で)。なので、あまり賞味期限にこだわらず、数年に1回料理に使って新しく補充するというサイクルを繰り返せばいいと思います。

次に先の震災時にもお金の代替として流通していたというカセットボンベ。インスタントラーメンや米が手に入っても煮炊きするカセットガスコンロとボンベがなければ意味をなしません。お湯を沸かして暖かい飲み物を作ったり、缶詰を湯煎するにも必要です。

備蓄するのは自前で使うものが普通ですが、そうした非常時には助け合いということもあり、ご近所さんとお互いに不足しているもの同士を物々交換することがあるそうです。そうした時、どこでも一番喜ばれたのは消耗品のカセットボンベだと聞いたことがあります。

上記のように都市ガスが復旧するには最大で2ヶ月もかかりますので、オール電化住宅でない限り、カセットコンロとボンベは被災後長期間にわたって需要があるようです。なので小さくて邪魔にならないカセットボンベを多めに備蓄しておくというのは賢い選択かも知れません。

ちなみに一般的なカセットガスボンベの使用期限は概ね7年ということになっています。こちらも保存状態にもよりますが、使用期間が過ぎても数年なら問題がないと思われます(自己責任で)。

私の過去の苦い経験は、ある日鍋をしようと思い立ち、非常用に買ってあった新品のカセットガスコンロにいざ着火しようとしましたが、まったく点火せず故障していたことがあります。ボンベのせいか?と思って新しいボンベでも試しましたがやっぱりダメで、必ず購入後は着火の確認と、時々の点検が必要と思いました。

意外と忘れられていますが、重要と思うのが簡易トイレでしょう。水で流せない場合には、ビニール袋やレジ袋で代用する方法もありますが、できれば消臭や消毒、凝固剤入りの簡易トイレがあれば重宝しそうです。上下水道が復旧する最長1ヶ月分必要です。

その他、自宅にマイカーがあれば、そのクルマの電源を使ってお湯を沸かせたり、携帯電話の充電ができます。それがすぐに利用できるように専用のインバーターを購入しておくのもいいでしょう。震災後に慌てて買いに行っても店が開いていないか、売り切れているでしょう。最近はバイクから携帯電話の充電ができるオプション装備などもあります。

あとは、赤ちゃんや寝たきり老人がいる場合はおむつの予備、女性の生理用品、持病など既往歴のある人は常備薬、眼鏡やコンタクトレンズの予備、それと忘れてはいけないのが現金です。

震災後にスーパーやコンビニでわずかに残っている食料品や飲料を買うことができたとしても、それを買う現金は必要です。電子マネーやクレジットカードはこういう時には役立ちません。ガソリンスタンドでは停電でも手動でポンプを動かして給油できるところがありますが、精算はやはり現金が必要となります。銀行ATMも数日間は使えないことになりますので、非常用として最低1~2万円程度の現金は手元にあるようにしておく必要があります。

うちにもまだ備蓄できていないモノがいくつかありますので、いつか必ずやってくる大地震の前に、さっそく予算を取って購入しておきたいと思います。ただ現金だけは備蓄したくても右から左へと流れていってしまい無理なのですけどね。

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インバーター 1000W シガーソケット 車載充電器



【関連リンク】
816 2050年に向けてのグランドデザイン
595 震災など非常時の備え その2
594 震災など非常時の備え その1
493 緊急地震速報の進化に期待




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998
1月26日から天皇陛下はフィリピンへ訪問をされました。皇太子時代の1962年に一度同国へご訪問されているので52年ぶりの再訪ということになります。

太平洋戦争で激戦地となり、両国で民間人を含む多数の死者を出した同国への訪問は、お互いの国民感情の問題があった1962年当時とは違い、今ではすっかり親日国に変わっていると思われますが、そうした過去の因縁を乗り越え、82歳というご高齢をおして、両国の親善のためよく訪問していただけたと思います。

天皇、皇后の今後の海外訪問は、年齢的なことを考えると、これが最後になるのではと思われますが、その分、若い他の皇族方に頑張ってもらいたいものです。

さて、戦後に象徴天皇となられた昭和天皇以降、天皇陛下の海外公務について調べてみました。宮内省が公式に発表されたものだけで、天皇が皇太子時代に訪問したり留学していた国、戦前の外国訪問は含めていません。



昭和天皇は戦後2度の海外公務で、ベルギー、英国、ドイツ連邦共和国、アメリカ合衆国の4カ国を訪問されています。終戦後まもなくで、対戦国ではまだ戦争責任云々という時期もあったためか、それともご高齢となられ、体調などを考慮してか、意外と少なかったですね。

昭和の時代が終わり明仁天皇(現在の天皇陛下)に代わって以降は、ほぼ毎年海外訪問が恒例化していきます。

国別ではアメリカ(ハワイやサイパン含む)、ベルギー、英国、ドイツへは複数回訪問され、あとはヨーロッパやアジアの主要な国へ訪問されています。特に英国、ベルギーは王室の関係から頻度が高いのでしょう。

主要国や近隣諸国でまだ訪問されていないのは、ロシア、オーストラリア、スイス(立ち寄り訪問あり)、フィンランド(同)、韓国、台湾、インドネシア、ベトナム、香港といったところでしょうか。あとは、中東諸国やアフリカ諸国へも訪問されたことがありません。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

天皇の名代として訪問することが多い皇太子殿下の海外訪問はと言うと、昭和天皇の崩御後、1989年以降の26年間に36回、公式訪問が49カ国、立ち寄り国も含めると60カ国訪問されています。



中でもスペインとサウジアラビアへは4回、ベルギーとトンガへは3回というちょっと意外?な国へ何度も公式訪問されています。いずれも王室との関係が深かったり、親日国だったりということもあるのでしょう。

その他ではアフリカや中東、東南アジアなど、天皇陛下が行かれていない国々への訪問があり、皇室全体でバランスが取れるようになっています。

現体制の天皇も皇太子も戦後訪問されていない国や地域としては、ロシア、韓国、台湾、インドネシア、香港といったところでしょうか。政治的な問題や国民感情がクリアとなり、それらが実現するのは果たしていつのことになるのでしょうか、、、


【1000回まであと☆2】

【関連リンク】
911 visa(査証)なしで何カ国へ渡れるのか
870 首都移転は実現可能か
814 日本に外国人観光客を呼ぶ
290 天皇陛下のお言葉と岡田発言





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991
この日記(リストラ天国)はまもなく開設後14周年を迎え、同時に日記の投稿が1000回を迎えるカウントダウンに入ってきました。

だからなによ?って感じもしますが、何事においても忍耐強く「石の上にも3年」がモットー(motto 座右の銘、日常の行為の目標や方針)で、その積み重ねの結果であり、それはそれでよく続けてきたなって思います。

私の世代ならなにかにつけて「石の上にも3年」は一般的常識でも、この現代のスピード時代においては逆にネガティブにとらえられるようになりになりました。つまり「朝令暮改」や「君子豹変」が今の時流だと。

ひとつのことを極めることなく、次々と新しいことばかりに興味を持って、浅くて広い知識や自分の趣味や感性にあったことだけに深くのめり込んでいく若い人を見ていると、それはそれでアリかなと思います。

私もそうした考え方が相容れない若い人の邪魔をできるだけしないようにと気をつけています。だから逆に私の考え方に、若い人がノー天気に反論されたり邪魔をしてほしくないという思いもあります。なんと頑固オヤジっぽくなってきたものです。

このサイトを始めたきっかけは、2002年の3月に勤務していた会社(上場企業)の経営が傾き、最近中途入社してきた中高年であることから真っ先にリストラされ、ある日から突然会社に行かなくてもいい日常がやってきました。

時間だけはたっぷりある中で、なにかをしなきゃと思いながら、それまで猪突猛進型の会社人間だったためになにをしていいかがわからなく、様々な再就職関連の資料やデータを漁っていた時、ふと思うところがあり、そうしたリストラに遭った人や、これから遭いそうな人のお役立ちサイトがあってもいいかなと思って立ち上げました。

当初は同じ境遇に遭った人達などと情報交換をする目的でメーリングリスト(ML)や掲示板(BBS)を始めましたが、やがてはそれも尻すぼみに。しかしホームページは当時としては自虐的な内容で珍しさもあってか、日経新聞、読売新聞、各種雑誌などにも取り上げられて、一時期は月間で数万を超す来訪者がありました。

そうした来訪者の増加で、2003年頃はGoogleで「リストラ」の4文字を検索すると、なんとトップにこの「リストラ天国」が出てきました。SEO対策もなにもしていないに関わらずです。

その影響もあり、複数の広告代理店から、「人材紹介会社の広告を掲載して欲しい」や「SEO対策のためスポンサー名をサイトのどこかに入れて欲しい」やらのリクエストが舞い込んだのもこの時期でした。

当時は再就職を果たした会社での仕事に追われていて、それらにほとんど対応することもできませんでしたが、今に思えばもったいないことしたかなと(笑)。でもすぐに下火になったので、一時的な流行に過ぎなかったわけですが。

そう言えばその頃にNHKからもゴールデンタイムに放映される雇用・労働問題の討論番組に出演して欲しいと依頼がありました。さすがに当時入社が決まっていた仕事に影響しそうだったので丁重にお断りをし、その代わりにこのサイトを通じて知り合ったフリーで活躍されている雇用関連の著書もある知人を紹介し、その方に出演していただきました。

そしてやがては本業に忙しく、サイトの更新に身が入らず、来訪者も大幅に減少、何度か辞めようと思って日記も書かず放置したこともありましたが、掲示板などに時々書き込みがあったりして、ゆるゆると続けてきました。

そのうち労働や雇用問題だけでなくても、自分が普段気がついたことを日記に書くことで、その知らなかったことを調べたり、自分の考えを整理できたりすることに気がつきました。最近はリストラとは関係のないテーマや内容が多いですが、日記を書き続けてみることに目標を置いてみました。

したがって、誰かのためになにかを書いているのではなく、自分の備忘録的に書いているものが多く、不運にも検索などでここへやってきた人は、その中身の特殊性に戸惑われているかも知れません。

継続は力なり!」って言いますが、今のところそれらが力になっているとは思えませんが、頭に思い浮かんだことを文章にして書くことは嫌いではないので、当面は読書感想や雇用問題、高齢化社会、社会情勢など幅広く思うところを書き続けていけるかなと思っています。

おそらくキリのいい1000回目の日記(たぶん2月17日頃)は、千回だからと言うことで気取らず、日程の関係から恒例になっている読書感想の回になりそうです。特段気負いもなく、自分らしくてそれもまたいいかなと思っています。

【1000回まであと☆9】


【関連リンク・過去のキリ番】
900 テレビ・ラジオの長寿番組について
800 高齢化社会で変化している交通事故の統計を見る
700 なにもかも懐かしい新入社員の頃
600 地熱発電大国への第一歩を踏み出したか?
500 リストラと生活保護と自己破産
400 規制強化の派遣法改正は正しいことか





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