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1688
象印炊飯器
シャープ洗濯機
年末の12月になるとなぜか家電が不調になります。2009年と2015年の12月には炊飯器が故障してすぐに購入、2017年の12月には洗濯機が故障しすぐ購入、2016年と2019年の12月にはプリンターが故障し年賀状印刷ができないので慌てて購入する羽目になっています。最近では家電とは言えませんが、昨年末の2021年12月にはマウスが故障して購入しています。

今年はなにも起きないといいなと思っていたら、書斎というか個人用部屋のテレビの録画用ハードディスク(HDD)が突然反応(認識)しなくなりました。

電源を落としてみたり、USBケーブルを抜き差ししてみたりとあれこれやってみましたが復活せず、それまで録画してきた多くの映画やドキュメンタリーなどが一緒にお陀仏です。やっぱり歴史は繰り返されます。

昔ならアナログのVHSテープに録画しておけば、ビデオデッキが故障しても他のビデオデッキで再生ができたけど、最近は劣化しないデジタル映像のコピーを禁止するため、バックアップが取れず、テレビやHDDが故障すればそれでお終いです(画質の落ちるアナログ映像としてダビングすることは可能)。

テレビは2012年に買ったシャープのLEDアクオスで10年選手ですが、外付けのHDDは1度故障して入れ替えており現在3年が過ぎたところです。

3年前に一度経験しているHDDの故障だと判断し、年末年始の番組予約に間に合うよう、急いで新しいHDDを購入、2日で届いて付け替え新たに設定しようとしましたが、やはりまったく認識してくれません。

これはもしかすると、外付けのHDD側に問題があるのではなく、テレビ本体側(外部入力USB等)に異常がありそうです。まいったなぁ、、、

と判断したのは、故障したと思ったHDDをPCに接続してフォーマットをおこなってみたら、なんの問題もなく外付けHDDとして使えたので、アレレ、HDDに異常はないぞ?と思ったからです。

そこでやむなくお正月の様々な番組を録画しておきたいので、急いで年内に届くテレビをAmazonに発注しました。10数年前なら小型でも5万円とかしましたが、今では個人用の32インチテレビだと3万円以下で買えるので割と気楽です。

hisense32a35g

と、と、ところがです。

まだテレビが届く前に、ふと虫の知らせか、胸騒ぎがして、「アクオス USB 認識しない」でググってみたら、シャープのFAQがゾロゾロと出てきて、その中に外付け機器が認識できない場合は「テレビの電源を切り、電源ケーブルをコンセントから外して1分ほどあけてから電源ケーブルを再接続する」と書いてあって、「まさかねぇ、、、」と思ってやってみたところ、、、

外付けのHDDをちゃんと認識しました。しかもPCでフォーマットしてしまった古いHDDで。もちろん新しく買ったHDDでも認識しました

そして認識できた古いHDDをテレビ側の設定画面でフォーマットし、また普通に使えることが確認できました

電源を完全に落として(コンセントから外し)て数分おくというのは、ルーターやPCなどではよく使う技ですが、テレビでも同じとは知りませんでした。

う~む、結局故障と思って慌てて買ったテレビとHDDは無駄な買い物となってしまいました、くぅー。

ま、テレビは購入後10年が経っているので、新しいものに買い換えしたと納得し、HDDはPC用のバックアップ用だと思えばいいのですが、個人的には年末には家電が壊れるというトラウマから、とんだ年末のドタバタ大騒ぎとなりました。

【関連リンク】
1658 家電製品の耐用年数は?
803 リサイクル料金は時代の徒花か
639 前からだけど日本の大手製造業はやっぱり変だぞ




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1685
サッカーが世界中で人気なのは、競技の優劣が決して国力(経済力)や人口(競技人口)、体格、宗教等に影響されず、世界中の人達がお金をかけず容易に練習したり試合ができ楽しめるスポーツだからでしょう。極端なことを言えばボールが1コあればどこでも誰でもプレイすることができます。

4年前のワールドカップ開催後にも調べて書きましたが、今回もワールドカップの出場国のGDP、人口、そして新たにそれぞれの国の軍事費を調べてみました。

今頃になってワールドカップの出場国について調べてみる 2018/7/21(土)

今回も出場32カ国について調べてみました。

まずは、32カ国をFIFAランク順に並べています。背景は地域別で分けています。

出場国 FIFAランク 出場回数 最高成績 地域
ブラジル 1位 22回 優勝 南米
ベルギー 2位 14回 3位 欧州
アルゼンチン 3位 18回 優勝 南米
フランス 4位 16回 優勝 欧州
イングランド 5位 16回 優勝 欧州
スペイン 7位 16回 優勝 欧州
オランダ 8位 11回 準優勝 欧州
ポルトガル 9位 8回 4位 欧州
デンマーク 10位 6回 ベスト8 欧州
ドイツ 11位 20回 優勝 欧州
クロアチア 12位 6回 準優勝 欧州
メキシコ 13位 17回 ベスト8 北中米カリブ海
ウルグアイ 14位 14回 優勝 南米
スイス 15位 12回 ベスト8 欧州
アメリカ 16位 11回 3位 北中米カリブ海
セネガル 18位 3回 ベスト8 アフリカ
ウェールズ 19位 2回 ベスト8 欧州
イラン 20位 6回 グループリーグ敗退 アジア
セルビア 21位 13回 グループリーグ敗退 欧州
モロッコ 22位 6回 ベスト16 アフリカ
日本 24位 7回 ベスト16 アジア
ポーランド 26位 9回 3位 欧州
韓国 28位 11回 4位 アジア
チュニジア 30位 6回 グループリーグ敗退 アフリカ
コスタリカ 31位 6回 ベスト8 北中米カリブ海
オーストラリア 38位 6回 ベスト16 アジア
カナダ 41位 2回 グループリーグ敗退 北中米カリブ海
カメルーン 43位 8回 ベスト8 アフリカ
エクアドル 44位 4回 ベスト16 南米
カタール 50位 アジア
サウジアラビア 51位 6回 ベスト16 アジア
ガーナ 61位 4回 ベスト8 アフリカ

パッと見ると、やはりサッカー先進国のブルー背景の欧州の国がFIFAランクで上位の多くを占めていますが、その上位の中でピンク色背景の南米のブラジル(1位)とアルゼンチン(3位)の2カ国が突出しています。

やはりペレやマラドーナといった世界中から尊敬されるサッカーの神様や図抜けた天才が国のサッカーブームを牽引してきたのでしょう。

ワールドカップの出場国は、それぞれの地域で決められた出場枠数を争いますので、決してその時点の最強32カ国が選ばれているわけではありません。

今回のW杯でもランク6位のイタリアや、17位のコロンビア、23位のペルー、25位のスウェーデン、27位のウクライナなどランキング上位国が予選で涙をのんでいます。

そうした中でFIFAランク下位が多いアジア勢やアフリカ勢は地域ごとの出場配分で恵まれているということになります。

次に、出場国32カ国のうち、イングランドとウェールズは同じ英国ですのでひとつとして31カ国の2021年GDPと人口、1人あたりGDPを表とグラフにしてみました。背景がピンク色になっているのはベスト16入りをした国です。

2021年 名目GDP(IMF統計)(百万米ドル) 人口(百万人) 1人当たりGDP
アメリカ 22,996,075 334.8 68,686
日本 4,932,556 125.6 39,272
ドイツ 4,262,767 83.9 50,808
イングランド 3,187,626 68.5 46,535
フランス 2,957,425 65.6 45,083
カナダ 1,988,336 38.4 51,780
韓国 1,810,966 51.3 35,301
オーストラリア 1,635,255 26.1 62,653
ブラジル 1,608,080 215.4 7,466
イラン 1,589,869 86.0 18,487
スペイン 1,426,224 46.7 30,540
メキシコ 1,297,661 131.6 9,861
オランダ 1,013,520 17.2 58,926
サウジアラビア 833,541 35.8 23,283
スイス 799,796 8.8 90,886
ポーランド 679,067 37.7 18,012
ベルギー 599,107 11.7 51,206
アルゼンチン 486,702 46.0 10,580
デンマーク 398,303 5.8 68,673
ポルトガル 250,055 10.1 24,758
カタール 179,677 3.0 59,892
モロッコ 142,867 37.8 3,780
エクアドル 106,166 18.1 5,866
ガーナ 79,157 32.4 2,443
クロアチア 67,707 4.1 16,514
コスタリカ 64,417 5.2 12,388
セルビア 63,068 8.7 7,249
ウルグアイ 59,294 3.5 16,941
チュニジア 46,842 12.0 3,904
カメルーン 45,391 27.9 1,627
セネガル 27,640 17.7 1,562

W杯出場国GDP比較

GDPが高いとサッカーが強いかどうかはハッキリわかりませんが、ややGDPの高い国が決勝トーナメントの16強入りを果たしているかなという感じです。

しかし31カ国中もっともGDPが低いセネガルが16強入りをしていますので、決して経済力がその国のサッカーを強くするとは言えなさそうです。

出場32カ国の人口順のグラフです。オレンジ色の背景はベスト16入りした国です。

W杯出場国人口比較

これからも人口が多い国ほどサッカーが強いとは言えません。人口わずか4百万人の前回大会で準優勝のクロアチアは今回も4強へと進みましたが(結果は3位)、3億3千万人のアメリカや1億2千万人の日本は16強止まりです。

世界の中でもっとも人口が多い中国が過去W杯に出場したのは2002年の日韓大会の日韓両国が予選免除されライバルが少なかった時の1度だけで、その時はグループリーグで3戦全敗、まだ勝ち点は挙げていません。人口2番目のインドや4番目のインドネシアはともにまだ本大会に出場したことはありません。

人口が多ければ、それだけ才能や体格に優れる人の数も多いはずですが、それだけではダメで、子供の頃から競争して選別される環境、良き指導者、練習場や施設の充実、選手生命期間が短いサッカーで食べていける収入など、様々な要素が必要になりそうです。

最後にW杯出場国の軍事費支出額を調べてみました。オレンジ色の背景はベスト16入りした国です。

W杯出場国軍事費比較

W杯出場国の軍事費(百万USドル)2020年 出典:世銀(World Bank)
01 アメリカ 778,232    17 スイス 5,702
02 イングランド 59,238 18 ベルギー 5,461
03 サウジアラビア 57,519 19 デンマーク 4,953
04 ドイツ 52,765 20 モロッコ 4,831
05 フランス 52,747 21 ポルトガル 4,639
06 日本 49,149 22 アルゼンチン 2,907
07 韓国 45,735 23 エクアドル 2,244
08 オーストラリア 27,536 24 ウルグアイ 1,164
09 カナダ 22,755 25 セルビア 1,121
10 ブラジル 19,736 26 クロアチア 1,035
11 スペイン 17,432 27 カメルーン 393
12 イラン 15,825 28 セネガル 393
13 ポーランド 13,027 29 チュニジア 393
14 オランダ 12,578 30 ガーナ 240
15 カタール 11,593 31 コスタリカ 0
16 メキシコ 6,116

アメリカの軍事費がグラフに収まりきらず(収めると他の国がみな底辺にへばりつきます)突出しています。

アメリカの年間軍事費778232百万米ドル(およそ112兆円)から、中米のコスタリカは軍隊を持たない国ということで軍事費はゼロまで両極端の国が今回参加しています。

軍事費をGDP比で見ると、トップはサウジアラビアでおよそ9%、続いてモロッコとアメリカの約4%となります。

W杯出場国と軍事費の多寡はさして関係がなさそうで、出場国31カ国の中で、ベスト16入りした強豪国との関係もあまりないと言えるでしょう。

サッカーに関して言えば、経済力も人口も、そして軍事費も関係なく平和の象徴のスポーツと言えるでしょう。めでたしめでたし。意外性もオチもなくてすみません。

【関連リンク】
1245 今頃になってワールドカップの出場国について調べてみる
631 サッカー選手と野球選手の経済的考察
391 野球は世界一なのに、サッカーは世界ランク45位だって




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1683
今年の漢字中学生の頃だったか、高校生の頃だったか定かではないですが、国語の授業中に先生が「では今からそれぞれが知っている四文字熟語を3つ書いて提出して」という突然のテストがおこなわれました。

四文字熟語は、聞けばその漢字も意味もすぐに思い出せますが、まったく無の状態から書き出せと言われるとなにも浮かんでこないから不思議です。

その時何を書いたかは記憶にありませんが、それ以降、四文字熟語を見ると、必ずその時のことが思い出され、「次はコレを書こう」と思うようになりました。

今ならば、辞書を見ず手書きで書けるかどうかは別として、「四面楚歌」や「知行一致」「優柔不断」「温故知新」「捲土重来」「画竜点睛」「臥薪嘗胆」「呉越同舟」「不撓不屈」「乾坤一擲」などすぐに出てきます。

しかし中高生で、すらすらと書ける四文字熟語と言えば、「弱肉強食」や「一期一会」「風林火山」「一朝一夕」「他力本願」「大義名分」「日進月歩」「文武両道」「公明正大」「大安吉日」「自給自足」「一石二鳥」「一刀両断」「天地無用」などがよく使われそうです。

形式上は四文字熟語でも、慣用的には使われない四文字の複合語、例えば「資本主義」「交通信号」「東西南北」などは無数にあります。

なにも思い浮かんでこない場合は、そうした複合語をつい書いてしまいそうです。

学校の入学試験にはこの手の四文字熟語を使った問題がよく出てきます。虫食いになった部分の漢字を書くようなものや、意味を紐付けるものなど。

先ほどの突然のテストのおかげで、普段から四文字熟語にはかなり敏感になって、次々と覚えて理解してきたため、そうした試験問題は怖いものなしでした。

同様に、国語の試験では、文学書と著者を結びつけるものが必ずと言っていいほどありました。

よく出てくるのは日本の作家では川端康成や三島由紀夫、芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治、正岡子規、夏目漱石、永井荷風、森鴎外など。

外国の作家では、ルナール、ユーゴー、イプセン、ミルトン、ゲーテ、シェイクスピア、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフ、セルバンテス、魯迅、カフカ、ヘミングウェイ、チェーホフ、カミュ、サガン、スタンダール、チョーサー、スタインベックなど。

代表作が1作だけの「ミルトン=失楽園」などならともかく、川端康成や三島由紀夫、夏目漱石、トルストイ、シェークスピア、ドストエフスキーなどは代表作と言える作品が何作もありますので、覚えるのがたいへんでした。

どうすれば覚えられるか?って考えると、それらを片っ端から読むのに限るとばかりに中学生時代から文庫を買ったり図書館で借りてきて次々と読みました。えぇ、読んでも意味などよくわからないものもありましたが、とにかく触れてみることが記憶するのに一番の近道です。

【関連リンク】
1501 活字離れは事実か?
1498 蔵書書籍3200冊のタイトル分析
1432 文学小説の読書感想文の書き方



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1662
正式なユダヤ教の教えでは「頭の角を丸めてはならず、あごひげの角を傷つけてはならない」とされていて、男性でもカミソリで髭を剃ることが禁止されています。

なので熱心な信者は長い髭を整える程度で伸ばし放題でしたが、さすがに日常的にそれは無理があるとみえて、現在は電気シェーバーで髭を剃ることは可能となっています。電気シェーバーならカミソリのように直接地肌を削るのではないという(苦しい)解釈からです。

その電気シェーバーの歴史は、オランダの電機メーカーのフィリップスが1939年に回転式電気シェーバーを発売したのが最初で、続いてドイツのブラウンが11年後の1950年に現在では主流となっている往復式シェーバーを発売し、その2社が世界の電気シェーバーをリードし一気に世界に拡がっていくことになります。

1950年と言うと、日本国内ではまだ社会は貧しく、冷蔵庫や洗濯機など白物家電ですら十分には普及していませんでした。

そんな中でも早くに電気シェーバーに目を付け、国内に普及させるべく当時の松下電器(現パナソニック)が国産初の電気シェーバーを1955年(昭和30年)に売り出します。当時は「電気カミソリ」と呼ばれていましたが高価なものでした。

その松下電器製の電気シェーバーの特徴は、ブラウンの往復式シェーバーのモノマネでしたが、やがて1980年代にはカミソリと同様に石鹸を顔にぬって剃ることができる完全防水タイプのドライ&ウエット、そして1990年代に高速モーターを利用したリニア駆動ラムダッシュを発売し、国内では先行していたブラウンやフィリップスのシェアを一気に追い抜き、現在では40%を超えるシェアを持っています。

私も1970年代後半頃、当時は安い電池駆動の回転型(メーカーは不明)から始まり、やがて松下製のドライ&ウェット、そしてラムダッシュへと着実にステップアップし、現在もラムダッシュの安い普及品(3枚刃)を何度か買い換えながら使っています。

しかし、いつも思うのが散髪屋さんで顔を剃ってもらったあとのツルツルの気持ちよい肌の感触が、電気シェーバーではどうしても得られません。

毎朝出勤のため忙しい朝には電気シェーバーは重宝しますが、現在のように引退した今は朝は忙しいわけではないので、電気シェーバーとカミソリを併用して使っています。

毎日カミソリを使うと、プロの理容師ではないのでどうしても深く剃ってしまい肌を傷めてしまいます。なので、カミソリは1週間に1~2度だけ使ってさっぱりするようにしています。

カミソリで有名なメーカーと言えば1903年に世界初のT字型の替え刃式カミソリを発売したジレットが有名ですが、この本体を安く(あるいは無料で)配り、消耗品の専用替え刃を繰り返して購入させることで儲けるビジネスは「ジレットモデル」と言われ、その後はコピー機やプリンターなど様々な分野で活用されています。

電気シェーバーも、替え刃(外刃と内刃)だけ購入しようとすると、新しい刃が付いた新品の本体とそう変わらないほど高額だったりすることがあります。

ラムダッシュで言えば、同じ刃を使ったラムダッシュではない安い電動シェーバー本体を買う方が、替え刃だけを買うより安いという変な現象が起きています。その場合は、安いモデル本体から刃だけ外して本体は廃棄するというSDGsに逆行し精神衛生に良くない行為がまかり通っています。

消耗品の替え刃の交換も大切ですが、長く使っているとどうしても充電池の能力が落ちてきて、すぐに電池切れが起きます。

その場合は、ちょっと面倒でも同じ充電池だけを購入して自分で交換すると電池の持ちが断然良くなります。

但し一度本体を分解すると、どうしても防水性能が落ちてしまいますので、自己責任と最終手段と考える方が良さそうです。

【関連リンク】
1084 LED電球にすべて交換完了!
899 疑うことを知らぬ、お人好し日本
626 男の朝は電動シェーバーから


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1658
これほどの猛暑となった夏場にエアコンや給湯器、冷蔵庫などが故障すると、普段の生活が一変しかねません。幸い今のところは大丈夫ですが、知人で冷蔵庫が故障し、急いで注文したそうですが、配送までに数日かかり、その間は買い置きもできなくなるという不運に見舞われた方がいました。

一般家庭で使用する電気製品や器具は何年ぐらいの耐久性があるのでしょうか?

大手家電メーカーの資料によると、補修部品の保有期間は下記の通りです。つまりそれを超えて故障しても修理はできないと言うことです。

テレビ 8年
冷蔵庫 9年
電子レンジ 8年
炊飯器 6年
洗濯機 6~7年
エアコン 10年

もちろん上記の補修部品保有期間が過ぎても壊れなければその後もずっと使い続けられるわけで、さらに使用頻度や使用環境などによって耐久性は変わってくるでしょう。

ある程度、家電品の寿命がわかれば「壊れる前に替えてしまう」ということも可能ですが、上記を見ると、概ね故障しなければ10年で買い換えというのが妥当そうに思えます。

耐久性能で気になるのは、根拠とするものはありませんが、

*国内メーカーが国内の工場で製造した製品
*国内メーカーが海外の工場で製造した製品
*外国メーカーが海外の工場で製造した製品

で、それぞれ違うような気がします。

個人的にそれを強く感じたのが、照明器具で有名な山田照明の「Zライト」という1950年代から販売が続くロングセラー製品です。

そのZライトを最初は1980年に購入しましたが、その製品は国内製造品で、ほぼ毎日使用して30年近く壊れませんでした(電球の球切れは別)。

そして2010年に買い換えた二個目の「Zライト」は、製造が中国となっていて、やや不安もありましたが、国内メーカーの製品と言うこともあり信用して購入しました。

しかし今度は10年ほどで内部の配線がショートし壊れてしまいました。1個目の30年間使ったZライトとほぼ同様の故障で、内部でパチッ!と音がして壊れました。

同じ国内の名門メーカーの製品でも国内生産と海外生産では品質に大きな差があるということを身にしみて感じました。昨今は円安でもあることだし、メーカーは、品質が良くなるのであれば、もう一度国内生産に方針変更してもいいんじゃないかなと思います。

別に、「日本人サイコー!Made in Japanサイコー!」とか根拠のない話しをしたいわけではなく、80年代頃から際立っていた「日本製品の過剰品質」の伝統と、丁寧な「匠の技」が今も少しは残っていて、それが耐久性能にも影響しているような気がします。

その過剰品質のために「高くて売れない」というジレンマに陥った家電業界の暗黒史があるわけですが、SDGsを考えるなら次々と家電製品を使い捨てにするより、20年、30年と安心して長く使えるモノこそ重要だと思います。

そこで、少し過去のデータを引っ張ってきて、我が家の電気製品の買い換えタイミングを見てみました。

まずテレビ(我が家のリビング用)ですが、過去の買い換えタイミングは、記録のあるところからですが、1998年5月(国産)、2005年3月(国産)と2度購入し、さらに2010年5月(国産)に2005年購入のテレビが故障したため保障契約で新しい製品に無償交換してもらい、現在2022年8月時点ではそれを利用しています。

つまり最初の1台が7年間、2台目が5年間、現在使用中のものが12年経過ということで、我が家での平均耐用年数は現時点では8年間ということになります。

現在使用中のテレビは国産ですが、メインの液晶パネルは中国製と聞きました。すでに12年間経過していて、色も全体的に暗く悪くなっているので近いうちに買い換えることになりそうです。今購入すると国産メーカーのものでも間違いなく海外製造品になりそうです。

  ◇   ◇   ◇

次にエアコンは、建売住宅を購入したのが30年前(1992年8月)で、その時にエアコンは全部屋に設置済みでした(いずれも国産)。エアコンは家電の中では今でも国産品が多いそうです。

そのエアコンが故障または老朽化して交換したのが、4台中2台が2005年4月(同)、もう2台を交換したのが2011年5月(同)です。

つまり2台の耐用年数は13年、残り2台の耐用年数は19年ということになり、現時点での平均は16年と言うことになります。いずれも国産品でよく頑張ってくれています。

ただ2005年に交換した2台のエアコンは今年で17年目です。そろそろヤバイかも知れません。

  ◇   ◇   ◇

洗濯機は、2004年11月と、それが故障したので現在使用中のものを2017年12月に購入しています。

2004年に購入した国内メーカー(国内製造)のものは一度故障して修理に来てもらいましたが、ハードな利用(5人家族で毎日1~2回使用)にもかかわらず13年間も活躍してくれました。

2017年購入のものは国内メーカーですが、海外工場での製造なのでどこまで耐久性があるかちょっと不安に思っています。

  ◇   ◇   ◇

冷蔵庫は、1999年6月に買い換えて以降、23年間、特に故障もなく現在も使っています。国内メーカーで当時の製品はまだ国内製造でした。

おそらく昨今の製品は国内メーカーのものでも海外製で、ずっと省エネで、庫内も広くて使いやすいのでしょう。

今のところは元気に動いてくれているので、買い換えのタイミングがありません。さすが重電の雄、日立製作所製!です。

  ◇   ◇   ◇

炊飯器は、2009年12月(国内メーカー、国内製造)と、それが故障した2016年1月(同)に購入し、現在もそれを使っています。

耐用年数は7年間と、現時点で6年間です。耐用年数からすれば、2016年に購入した多機能(圧力IH)製品だけに、そろそろ壊れるかも知れません。

  ◇   ◇   ◇

一番買い換えの激しい家電?がパソコンで、1998年2月、2000年7月、2001年12月、2004年7月、2010年6月、2017年3月にデスクトップ型を購入しています。

買い換えサイクルは、2年、1年、3年、6年、7年、5年(現在使用継続中)となっています。いずれも外国メーカーの海外での製造品です。

パソコンに関しては故障する場合もありますが、それ以外に自分でハードディスクを交換したり、最近は安くなったメモリーやSSDを追加したりして寿命を延ばしています。そして一定期間が過ぎると元々のCPUやグラフィックボードなどの力不足で、買い換えを迫られます。

徐々に耐用年数が延びていて、以前良く言われた「2~3年毎に買い換え」ではなくなってきています。

それでも快適性や突然死を避けるには、5~6年での買い換えは必要そうです。今のPCが5年ですから近いうちに買い換えとなりそうです。

  ◇   ◇   ◇

コーヒーメーカーは、ほぼ毎日1~2回使用しています。昔は豆を挽く機能がついたものを使っていましたが、ここ20年ぐらいはドリップするだけのものを使っています。

購入履歴があるものは、1998年8月(国産)、2014年4月(国内メーカー、海外製造)、2018年10月(外国メーカー、海外製造)で、耐用年数は6年、4年、4年(現使用中)です。こういう単純な製品なら10年ぐらいは持って欲しいところです。

前々回と前回のものは、いずれもサーバーがガラス製で、それが割れたことで本体ごと買い換えました(専用のサーバーだけを購入するのと本体ごと購入するのとあまり値段が変わらないため)。

現在のサーバーは保温ポットタイプのステンレス製なので割れることはなく、本体が故障しない限りは使えそうです。しかも外国メーカー/海外製造と言っても日本と同様の工業国のドイツ製ですから長寿命を期待しています。

いずれにしても、家電製品は消耗品でもあるので、どれほどメンテナンスをしていても壊れるときには突然動かなくなってしまいます。

特に複雑な機構が組み込まれた製品ほど、故障する確率は高く、高い製品だから故障しないというわけではなく逆だということです。

エアコンでも様々なセンサーや掃除機能が組み込まれた複雑な製品が多く出ていますが、個人的には容量(6畳タイプとか)だけ気をつけて、できるだけ安くて機能がシンプルな製品を選んでいます。

すでに、一般家電製品ではエアコンと炊飯器を除き国内製造品を見つけるのは難しくなってきています。ちょっと残念な思いがしますが、それはメーカーの責任だけではなく、我々消費者が、安さでそれ(外国製)を選んでしまった結果でもあるのでしょう。

【関連リンク】
1084 LED電球にすべて交換完了!
803 リサイクル料金は時代の徒花か
657 ニッポンの家電業界は生き残れるのか



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