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自宅もすでに25年を過ぎて、あちこちに傷みが目立つようになってきましたので、リフォームのことが気になり始めています。

我が家では、屋根と外壁を17年前に補修&塗り直し、13年前にキッチン水回りの修繕、4年前に浴室や洗面所のリフォームを行っています。

788 浴室のユニットバス化リフォーム工事完了
508 洗面化粧台をDIYで交換 その2工事編

屋根と外壁の2回目の補修&塗り直し、居間や廊下の床の張り替え、トイレ(1階と2階とも)ユニットの交換がそろそろ必要となってきています。

最近は新築の広告よりもリフォームの広告が目立つようになってきたのも、1980年代~90年代にかけて大量に建てられた一戸建てが、一斉にリフォームが必要なほど老朽化を迎えていることからでしょう。

それと旧耐震基準(1981年以前)の建物の対策も急がれます。

そこで新聞チラシに入っていた「屋根と外壁 夏のメンテナンス講座」と銘打った「一般社団法人 市民住まい向上委員会」というところが主催する、ちょっと怪しげな無料セミナーへ怖いものみたさで参加してきました。

なにが怪しげかというと、この一般社団法人、ネットでググってみれば、いろいろと出てきますが、簡単に言えば特定のリフォーム会社が会員(スポンサー)となって設立しているようで、そこの元社員がこの社団法人の代表を務め、こうしたリフォームセミナーを全国各地で開催しています。

そしてそのセミナーで集まってきた参加者こそ、リフォーム会社の最大の見込み客だということです。

つまり、リフォームしたい客を集めて、そこから一本釣りで注文をとろうというのがミエミエなのです。

でも同じくネットで、「たいへん役立った」とか「リフォームの見積もりは複数の業者からとるようにと言われ、特定の業者だけに誘導するようなことはなかった」と、参加者を囲い込むだけがこのセミナーの目的ではなさそうと、好意的な意見も多数ありました。

この仕組みで上手いなと思うのは、セミナーが、地域の役所とか合同庁舎とか(の中にある貸し会議室)で開催されています。したがってチラシには大きく「開催場所:○○区役所」とか「市民プラザ」とか書けるわけです。

それは一見すると、行政が行う「市民講座」と錯覚しそうで、ぼんやりと生きている人に安心という誤解を与える効果があります。チコちゃんに怒られます。

そういうことを知りながら、なぜ参加するのか?
タダほど高くつものはないぞ!

確かにそうなのですが、リフォームや屋根の補修というのは、私のように一般の人にとっては馴染みがなく、知識もないも同然です。

セミナーの裏に何かがあったとしても、リフォームのことについて教えてくれるなら、それが特定業者への誘導目的であっても、そうということを知っていれば良いではないですか?

で、そういう理解の元で、参加してきたわけです。

休日の役所はひっそりとしていて、ほとんど無人状態です。暗い廊下を進むと会議室の前には係員さんがいて、事前予約した人のチェックをし、小冊子を渡されて席に着きます。

そしてセミナーの中身はというと、意外というと失礼ですが、なかなか良かったです、いや正直に。

当たり前ですが、バックに業者がついていることはカケラも漂わすこともなく、講師のしゃべりも手慣れたもので、リフォームする時のいくつかの注意点やポイントを素人にわかりやすく教えてくれます。

例えば、屋根の塗装で手抜きされることが多いスレート瓦の縁切りについて知っておくようにとか、外壁のサイディングで直張りか通気工法の違いで塗装に向き不向きがあるという話しとか。

業者選びの際に、塗料の種類や使用量の見積もりの見方(手抜きの見抜き方)、作業工程表からわかる塗装の乾燥時間など。普通はこうしたことって素人は知りませんよね。知る必要がどこまであるのかってこともありますが。

実際に役に立つのかどうかはわかりませんが、依頼する業者に、例えば「塗料はなにをどれぐらい使う予定か?」と聞くだけで、「この施主は下手に手抜きするとバレるかも」と思わせることができ、その後の対応が違うかもしれませんね。

そして新聞折り込みによく入っている広告では、屋根や外壁塗装の料金設定が、塗る屋根と外壁の面積単位ではなく、誰もが知っている建坪数で見積もられる不思議とかの話しも面白かったです。必ずしも建坪と外壁面積は比例しませんからね。

その時には、実際によく新聞に入っていたりポスティングされている業者のチラシを見せて「こういう外壁面積ではなく建坪で金額が決まるいい加減な見積もりは信用できますか?」と、格安広告に対して一矢を浴びせます。

さらに、建物の経年劣化を事前に写真や動画に撮って説明を受けるインスペクション(調査・検査)の重要性など、素人の発注者が喜びそうな(逆に請負業者が面倒に思う)役に立つ話が聞けました。

おそらくこのセミナーのバックにいるスポンサーのリフォーム企業は、そのあたり(外壁面積算出して見積もり+インスペクション)を、セミナー講師が言うとおりにおこない、他の安い業者と差別化をし、客に信用させるのでしょう。そっかぁ、なんとなく見えてきたぞ~。

そしていよいよセミナーが終わり、最後に「セミナー参加者によく業者の紹介を頼まれるから」という理由をつけて、「セミナー参加者だけに外壁面積を算出し、さらに実地検分し、経年劣化を調べビデオ撮影を無料でしてあげます」と。

まさに、ここがこの無料セミナーの最大のポイントでしょう。

しかし、もちろんそれは決して脅したり強制したり、サクラが集団心理をあおったりするようなものではなく、冷静によければどうぞという感じで、人の良さそうな参加者は、戸惑いつつも割と希望しているようでした。

そりゃ、「タダでそこまでしてくれるというのには、なにかワケがあるな」って誰でもわかりますが、それでも急を要している人ならこのチャンス?に飛びつくでしょう。

セミナーの参加者は30人ぐらいでしたが、そのうちの2/3ぐらいの人が、上記の外壁面積算出と簡易なインスペクション(検査とDVD撮影)を申し込んでいる感じでしたので、見込み客獲得法としては悪くない感じです。

こうしたセミナーでは、申し込みをリードするサクラ(仕込まれた参加者)がいて、積極的な質問や、真っ先に調査を申し込む人がいても不思議ではありませんが、今回そうした人はいなかったように思います。

講師は「調査の依頼をしても、その業者に工事を頼む必要はありませんから」と、言っていましたが、検査後にキッパリ断れる勇気があるかどうかは別として、リフォームを考えている人は背中を押してくれる良い機会かもしれません。

検査をすると、そりゃ、ひどく悪いところを強調し「このままだと中が腐ってしまうので、すぐに対処した方が良いですよ」とか、リフォームをあおりまくることは間違いないでしょう。検査だけ何社にも依頼するような人はまずいないでしょうから、言ったのも勝ちです。

社団法人を作り、そのスポンサーとなり、会場費、広告宣伝費をかけて無料セミナーを実施し、その参加者の家を無料で現地調査して、そこでつかんだ魚は簡単には逃がしてくれないでしょう。そうでなければこうしたお金も手間もかかるセミナーなど行いませんから。

 私?

セミナー修了後、なにも申し込まず、速やかに撤収してきました。

但し個人情報は申込時に渡していますので、それがいずれDMや訪問営業につながってくるのかもしれません。


【関連リンク】
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795 定年リタイア時の必要貯蓄額と生涯住宅費用
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時々発症する呆け老人の戯れ言、ぼやきととっていただいてもいいのですが、スマホの画面デザインについて書いておきます。

日本の工業デザインは、モノ作り大国を象徴するかのように1980年代から2000年頃までは頂点を極めてきましたが、最近はどうも日本の優れたデザインの製品を見ることが少なくなってきました。

1970年代から80年代にかけて、ウォークマン、ラジカセなどを代表に家電製品から、80年代から90年代には自動車や鉄道のスタイリングでも日本は世界をリードしてきたと言っても差し支えありませんでした。

80年代以降は建築設計分野でも多くの実績を残してきましたが、2000年代以降はどうもパッとしません。

その理由は明らかで、若い頃に必死に欧米からデザインを吸収し、日本独自に進化させてきた団塊世代の引退により、その後継が育っていないというか、細かな分業体制が常識となり、工業デザインをちゃんと見て評価できる人がいなくなったことによる影響でしょう。

今や工業製品のデザインでは欧米はもとより、アジア諸国のほうがずっと勝っているというのが実感です。

建築物を見ても、先進国はもとより、新興国の中国や台湾、マレーシア、シンガポール、中東などにできた高層ビルのほうが日本の相変わらず無骨一辺倒の建築物よりずっと美しく芸術性があるように思えます(設計者は海外の人ってのは多いですが)。

日本の企業はそうした新興国のビルのエレベーターや、高品質な外壁タイルを提供することはあっても、芸術的な建物全体を日本人が設計、デザインしたものはそう多くはありませんし、特に若い新進気鋭のデザイナーがその分野で活躍しているという話しは聞いたことがありません。

人口減と製造業の海外移転で、国内でのモノづくりが低調になってきたことが、それにまつわるデザイン分野でも有能な人が出てこないのが原因でもあるでしょう。今後も日本で製造業や建設業が有望な職場ではなくなってきつつあり、それに付随する工業デザイナーの採用や育成もシュリンクしていきそうです。

そして、これからますます必要となるWEB系デザイナーやスマホアプリデザイナーなども有能なデザイナーが集まっているのか?というと、それもどうも怪しそうです。

なにも高いうえにプライドばかり高い日本人デザイナーを使わなくとも、海外のデザイナーに外注すれば安く上がりますし、そこにお金をかけようとする動機が薄そうです。

したがって日本人でその道を目指しても高収入が約束されるわけではなく、逆に外国の外注先と比べられてますます待遇は悪くなるのと比例してその質も落ちてきているのかと思われます。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

いま使っているスマホの万歩計アプリは2種類あり、その2種類ともそのデザインに致命的な欠陥があり、どうしてこのような不親切なデザインにするかなぁと思わずにいられません。



こちらは、スマホを左手で持って歩く(利き腕が右なので通常左手に持つ)と、ちょうど親指が触れる場所にカウント停止ボタンがついています。そのせいで持ち歩いているときに何度も知らないうちに機能が停止していました。

この万歩計アプリでは歩数だけでなく、地図が見られるようになっているので、ウォーキング中は歩行中にポケットに入れて使うと言うより、手に持って使うことが多いと考えられます。

そして手に持っていると、知らず知らずに機能(カウント)が停止されることになります。ホントになにを考えているのか(たぶんなにも考えていない)アホなデザインとしか言い様がありません。

二つ目の歩数計アプリも困ったデザインがあります。



こちらのアプリでは、仮想コースを選択すれば、それまでに歩いた歩数を積み上げて、東海道や日本列島横断などを設定ができる機能がついています。

その仮想コースの画面に時々切り替え、「今どのあたりまで歩いたかな」と確認した後、元の歩数カウント画面に戻るのが普通の使い方です。

そして仮想コースの進捗をみたあと、画面を切り替えて元に戻ろうとする時、真ん中の一番目立つ場所にある赤いボタンを押しそうになります。

その大きくて目立つ赤いボタンを押すと、それまでの苦労がすべて水の泡と消える、仮想コース中断ボタンというアホな仕様となっているわけです。このデザイン作ったヤツ、絶対に職を変えた方がいいぞ。

スマホアプリのデザイナーがこのようなアホばかりとは思いませんが、たまたまよく使う二つのスマホアプリが揃ってこんなお馬鹿なUIデザインということを考えると、スマホアプリデザイン業界は相当お馬鹿が集まってきているのだろうことが容易に想像できます。

日本の製造業が華かだった頃、トヨタが始めた「KAIZEN」運動は、世界中で真似をされてきましたが、日本国内ではすでに死語となりつつあり、ユーザーや使い勝手のことはなにも考えずにデザインし、その後、実際に使っているユーザーの意見などを聞くなど面倒なことは絶対にせず、改善もされないまま放置され、やがて消えていくという、そういう時代にいまはなっているようです。

そう言えば、歯ブラシ置き場のフタが堅くて開けられない洗面台(鏡台)、濡れた手では滑る上に堅くて絶対に開けられないシャンプーの詰め替え用パック、開封の切り目がついてない食品やお菓子のパックなど、日常生活で出会う困ったちゃんはいくらでもありますね。


【関連リンク】
1119 格安スマホMVNOへ変更後1年 その1
1027 格安スマホ(MVNO)に替えた
976 金で買える?グッドデザイン賞
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1227
今回はかなり個人的な日記というか自分のための備忘録ですので、住宅ローンとかに興味がない人は読むだけ無駄ですのであしからず。

1992年(平成4年)に購入した新築1戸建ての住宅ローンがようやく残り20ヶ月となりました。いや~長かったです。

本来なら、2017年の定年前、59歳ですべて終える予定の25年ローンでしたが、途中でちょっとしたつまづきがあり、銀行と交渉して月々の支払い額を減らす代わりに、ローン期間を3年間延長することにしたので、結局28年ローンという長丁場になってしまいました。

長期間の住宅ローンの怖いところは、それ(途中のつまづき)なんですよね。

会社の業績も順調、個人的にも役職がついて順調に仕事をしている頃の30代半ば頃に、子供も大きくなるのを契機に住宅ローンを組んでマイホームを買うケースが多いのではないかと思います。

その数年、十数年後に、会社が傾いて居づらくなったり、あるいは仕事で大きな失敗をして閑職や地方に回されたり、はたまた、会社がどこかの会社に吸収されて大幅な人員整理になってしまったり、よかれと思って自ら転職したものの、転職先でうまくいかないケースだって考えられます。

その他にも、自分や家族が予期しない大きな病気や怪我で仕事が続けられなくなったり、続けられても仕事が変わって収入が大幅ダウンしたり、高齢の親の介護で仕事を辞めざるを得なかったりして、ローンどころか毎月の生活費に事欠くケースも出てきます。

よくマスメディアに出てくるのは、そうした住宅ローンが払えず、せっかく買った家を売却したり競売にかけるものの、住宅ローンの残額には及ばず、結果的に家を失ってさらに多額の借金だけが残るというようなケース。

私の場合、そういう最悪のケースはどうにか免れそうですが、経験上言えば、住宅ローンを背負ったままで、転職や起業と言ったリスクを負うのは避けた方がよいと思います。もちろん動かないリスクもありますが、雇用に関しては動くリスクよりはずっと小さいというのが個人的な見解です。

そして住宅ローンを借りる場合でも、60歳を超える期間のローンを設定するのはとても危険で、できれば50代半ばぐらいまでに終えられる期間で契約をするのが理想です。

現在の平均年収を見ると40代後半頃が収入のピークで、50代になると下がってしまうケースが多く見られます。それが怖いのです。

最近は晩婚化もあり、子供はある程度年齢がいってからできるというケースが多くなっています。子供にかかる教育費のピークは、高校や大学へ行く頃となります。つまり生まれてから15~22年後です。

例えば主たる収入を稼いでいる人が35歳で子供を得た場合、すでに年収が落ちてきている50代で教育費のピークがやってきます。これは想像以上にキツイものがあります。

最近では35年ローンなんてのが普通にPRされていますが、30歳で借りても終わるのが65歳、35歳なら70歳までかかります。10年先でもなかなか想像できないのに、30年先なんて誰も想像ができないことが起きるものですから、これほどのリスクはないでしょう。

それは私がまさにそうでしたが、返済期間中にもしなにか起きた時、支払いの猶予や、毎月の支払額の変更で、当面のあいだ、なんとかしのげるようにとリスクを織り込んでおくことが重要なのです。

中には親子ローンで、60歳以降は子供に負担してもらうと考える人もいますが、その子供だって、20数年後に、健康で、勤務先の業績が良く、それなりの収入があり、家から通勤できる希望する勤務地(海外勤務とか最近は多い)でと、重いローンを肩代わりしてくれる条件がすべて整っていると考えるのは無理があります。

また子供のライフスタイルが親とはまったく違うものとなっているケースもあり、親がローンを肩代わりしてもらって同居を望んでも、そんな古くて通勤に不便な家には住みたくないと離れてしまうことだってあります。

さらに、頼るべきの子供が病気になって家に引きこもってしまい、一家の収入は親の年金頼みなんて家族も今は珍しくなくなってきました。

結局は、現役時代に手取り年収の20%~25%以内で、56歳ぐらいまでに完済ができる住宅ローンでなければ住宅ローンで家を買うのはリスクが高いと言わざるを得ません。

私が借りた時代には普通だった金利5%以上とかだと、なかなかそのような条件で借りるのは難しいですが、今の3%を切る金利だと割と借りやすそうです。

単純計算しても、3000万円を6%の金利で借りた場合と3%の金利で借りた場合、25年の均等返済で返済総額は1500万円違ってきます。月々の返済額は5万1千円違います。

翻って考えると、我々世代(現在60代)は、今から考えるとそんな無茶苦茶な高金利で長期ローンを組んでいたわけです。

あとは頭金をどれだけ支払えるかによって、リスクはかなり減らせられます。頭金を多く積めば積んでおくほど、途中で万が一最悪のことが起きても、住宅を売却した費用でローン残額を精算できる可能性が高くなります。

「頭金は少なくして、その分定期的に繰り上げ返済をおこなう方が総支払額は減る」というような話もありますが、手元にある余裕資金はついつい理由をこねて使ってしまったり、日常に流されて早めの繰り上げ返済をおこなわなかったりと、よほどしっかり者でないとあまりお勧めしません。

特に住宅ローンの支払時期と、子供の教育費の負担時期は必ず重なるので、重い出費が連続してやってきます。

つい余裕資金があると、「クルマを買い換えるか~」とか「学校は早めに私立のほうが良さそう」とか気が大きくなるのが人情です。

それぐらいなら、無駄遣いができないように、ギリギリの貯金だけを残し、余裕資金はできるだけ住宅購入の頭金に回し、自分、家族を追い込んでおくほうが良いのではないかと思っています。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

私の場合、今の新築一戸建てを買う前は、中古のマンションに住んでいて、すでにバブル時期は終わっていましたが、その中古マンションが購入した金額を上回る価格で売却できたため、住宅ローンの残額を差し引いても結構残り、その売却益を一戸建て購入の頭金として使うことができました。

もしその中古のマンションの売却益がなければ、今の一戸建てはとても購入できず、資金面はとてもラッキーでした。

そして財形貯蓄など天引きの預金か、何かハッキリした目標がないと、余裕資金を増やし、繰り上げ返済に使うというのが実際にどれほど難しいことか身をもって知りました。

住宅ローンで今から思えば悔しいのは、その時は、その後またインフレになるかもと考え、今から考えると割高な固定金利を選びました。ローンを組む直前は金利8.5%とかしていましたので、またそうした高率に戻るかもと考えたのです。

下記は住宅ローンの変動金利の推移ですが、赤点線のところ1992年、変動金利5.7%のところで、それよりも高い固定金利で長期の契約をしました。



結果的には「失われた20年」とも言われるデフレが長く続き、契約した3年後、1995年以降は3%を下回る超低金利状態がずっと続くことになります。

途中で銀行と固定金利利率の交渉をして、利率を少し下げてもらいましたが、基本的には契約した当時の金利を引きずったまま、高い利率で住宅ローンを支払い続けることになりました(まだ終わってません)。

そういう意味では、結果論ですが、1995年以降に住宅ローンを組んで家を買った人は恵まれています。

ちなみに、私が1992年に組んだ25年の固定金利のローン(6.66%)は、支払総額は借りた金額の倍以上で1億円を越えていました(今考えると正気の沙汰ではない)。

同額をいまの固定金利(2%)で借りたとしたら25年間の支払総額は6300万円となり、その差はなんと3900万円です。利子でもう一軒、家が買えそうです。

若い人は「今の高齢者ばかりが恵まれている」「若い労働者の所得が上がらず損している」とか言いますが、今の中高年者は家を買うときに現在の2~3倍もの金利を負担して住宅ローンを支払っていたと考えると、結果論ですが「これから家を買おうとする人は極めて低い金利でローンが組めてラッキーだなぁ」とも言えます。


【関連リンク】
977 奨学金という名の学生ローン
874 老朽化しつつあるバブル以前のマンション
247 住宅ローンに苦しむ世代
177 住宅ローン
38 住宅ローンについて



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1216
4月になると思いだしたように新入社員の時の話しを語ってみたくなる、とても平凡な老人になりつつある私です。

私が就職活動をしたのが、4年生になってからで、当時も就職協定があったと思いますが、ほとんどそれには関心がなく、知人の紹介でいくつかの企業へ話しを聞きに行ったのと、なんとなくリクルートブックを見て説明会へ行ったのが2社、一緒にスキーへ行ったり、最寄り駅までクルマで送迎したこともあるゼミの教授から紹介されて行った1社ぐらいで、あまり熱心に就職活動はしませんでした。

当時は第2次オイルショックのさなかで、就職状況は買い手市場、つまり、就職がしにくい時代でした。

まず知人に紹介された企業は、東京日本橋に本社を持つ大手企業で、いきなり人事課長クラスと面会しましたが、なかなか手強く、まともには相手にしてもらえず、子会社ならと紹介され、這々の体で逃げ出しました。

海外勤務に憧れて、ある商社の説明会へ飛び込みで行くと、説明会会場に入りきれないほどの学生がワサワサ集まっていて、こりゃダメだわ~と最初からあきらめました。ちなみにその商社はその4年後に倒産しましたから、負け惜しみもありますが逆にラッキーだったかもです。

やはり人の紹介で行ったスポーツ用品大手企業は、1次試験の筆記試験(一般常識と論文)でおそらくトップクラス?の良い成績を収め、悠々2次へ行きましたが(その場で1次は相当良かったと話があった)、話を聞いていくうちに、いまいち希望する仕事ではなく、3次面接はこちらからお断りすることにしました。

紹介でもう1社、大手製薬会社の説明会へ、同じゼミ仲間で就職が決まっていなかった友人を誘って参加しましたが、イマイチやりたい仕事ではなく気乗りせず、会社からも相手にされず失敗。ただ、一緒に参加した友人は2次へと進み、最終的にその会社へ就職が決まりました。世の不条理を知りましたw

リクルートブックに掲載されていた神戸が本社の中堅商社の説明会へ参加してみました。1次試験はグループディスカッションと参加者全員の前に登壇しての一言アピール。

こちらもアルバイトなどで身につけていた厚かましいほどのリーダーシップと、ユーモアで、1次は楽々?突破。

数日後に会社から2次のお誘い電話がかかってきましたが、熟慮した上でお断りしました。その時は執拗に2次に来て欲しいと懇願されましたが、並行して別で受けていたところの内定が決まりそうだったので、申し訳ないと謝りつつ。

そして、ゼミの先生から「知り合いから学生よこして欲しいと頼まれている。軽い気持ちでいいから参加してくれない?断ってもいいから」というので、先生の顔を立てる意味と、行けば飯を食わせてくれるらしいというのに誘われて、社員数20名ほどで、何をしているのかよくわからない小企業の説明会へ行きました。

するとどうでしょう~

そんな誰も聞いたことがない小さな会社だというのに、会場には30名ほどの学生が集まってきているではありませんか。しかもその8割が女性です。

説明会に出ても、その会社が何をしているのかよくわかりませんでしたが、美味しいランチをご馳走になったあとに、何人かの偉いさんと面談(雑談)しただけで、その夜にさっそく電話がかかってきて入って「あなた内定だから」との連絡があり、就職活動にいい加減うんざりしていたこともあり、「ま、いいか」ということでその会社に就職することにしました。

入社後、あとで聞いてわかったのですが、30名ほど集まった人の27人は会社が用意したサクラで、サクラではない3名の学生が3名とも入社を決めていました。すごい確率ですね。

そのわずか社員が20名しかいない、誰も名前なんか知らないし、紹介してくれた大学教授もよく知らなかった小さな会社は、今では東証1部に上場して立派な会社になっています。

面白いものですね、会社説明会で学生がワサワサと集まっていた当時東証1部に上場していた商社は、それから4年後に倒産し、一方、就職したい学生が集められずに苦労していた無名の小企業は20年後には数千名の社員を擁し上場を果たします。

20年後というと、その会社でずっと働いていれば40代で、おそらくその会社の幹部クラスになっている頃で、上場の恩恵(ストックオプションとか社員持ち株制度とか)が享受できるでしょう。

私の場合は、入社10数年後、30代のうちに子会社へ完全移籍し、そこで親会社よりも先に上場を果たしましたので、親会社上場の大きな恩恵は得ていません。

つまり、今、就職をしてもその会社の10年先、20年先、30年先なんて誰もわからないってことです。

寄らば大樹の陰で、大企業に入社し、そこで身につけた経験や信頼、人脈を次の仕事や、起業で生かすも良し、零細企業からスタートして、「若いときの苦労は買ってでもしろ」の精神で無茶苦茶働いて、会社を大きくし、弱体化しつつある大企業のエリート達を見返してやるのも良しです。

楽なのは当然、すでに出来上がった大企業に入って、会社負担でいくつもの講習を受け、自分を成長させ、資格をとり、エリート人脈を作り、大企業の高給を得ることでしょう。だから大企業の入社は競争が激しいのです。

ただ、大企業にも当然賞味期限というのがあって、バブル崩壊後の90年代には次々と倒産の憂き目にあいました。倒産しないまでも大きなリストラを実施し、事業撤退や外資へ事業譲渡をしたところも多いです。もっとも大企業以上に中小零細企業はもっと多く潰れています。

今では大学卒業後、65歳までの約43年間にわたって働き続けることになりますが、この間に浮き沈みがないという企業や役所はないでしょう。もちろん起業しても同じ事です。

だから、会社に所属している間に、会社が自分に与えてくれる様々な恩恵(研修や仕事のノウハウ、人脈など)がどれだけ享受できるかが、これからの就職先を決める大きな条件だと思います。


【関連リンク】
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1113 ありきたりだが新入社員へ贈る言葉
859 採用氷河期でなにが問題なのか?
767 若者の離職の原因は単なるミスマッチなのか?
700 なにもかも懐かしい新入社員の頃
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636 昨今の新入社員は終身雇用制を支持している
463 新卒就職活動に思うこと



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1214
今年も新しい年度が始まり、通勤電車には真新しいスーツを着た新入社員と思われるビジネスパーソンが多く見られます。

70年前は12人の現役世代が1人の高齢者を支えていた社会が、今は2人の現役世代が1人の高齢者を、2025年には1.8人の現役世代が高齢者を支えなきゃいけなくなっていて、その分、社会保険料やら税金やらの負担がのしかかってきて気の毒としか言いようがありません。

自分もそれなりに若い時は苦労をしてきましたが、上を見ると、年金で悠々自適の楽隠居をしている多くの先人達を眺めて、もうすぐあそこにいける?と思って歯を食いしばってやってきました。

本当言うと20代の頃は、しっかりお金を貯めて、55歳ぐらいで早期引退して、元気なうちに趣味三昧をと思っていましたが、かないませんでした。

あと数年で、支えてもらう世代になりますが、困ったことに、年金支給の年齢が遅れていき、さらに、医療費負担は増やして年金は削ろうみたいな話しも出てきて、相当の貯蓄がないと、貧困老人になると言われていて、まったく困ったものです。

でも、それらの貧困に陥る可能性のある多くの高齢者を支えていかなきゃならない、今の若い人には申し訳ないなという気持ちもあります。

どうしてそういうことになったのかと言うと、日本人のひとつの特質性にあると考えてます。

それは、横並びのが大好き、周囲と同じでないとダメと言う国民性です。

戦争が終わって、それまで抑圧されてきた社会が一気に解放され、戦争で亡くなった人も多いですが、無事に戻ってきて誰も彼もが新しい時代に夢をもち、横並びで子作りに励んだ結果が団塊世代の登場です。

アメリカでも同時期にベビーブーマーという現象が起き、終戦後は経済が活況を呈して世界中から移民が流入し人口が増えていきましたが、日本の団塊世代のように一時期だけ人口が膨れ上がるという極端なことはありません。

またドイツやイタリアは日本と同じ敗戦国ですが、終戦後にそのような横並びで一斉に子供が生まれたと言うことはありません。

そしてこの時に生まれた団塊世代がその後の日本の社会を形成していくわけですが、集団就職、受験戦争、団体旅行、交通戦争、結婚ブーム、出産ブーム、マイカーブーム、レジャーブーム、住宅バブル、投資ブーム等、団塊世代のそれぞれの年代において、極端な右にならえ的なブームが起きていきます。

今は差し詰め、健康食品ブームやスポーツジムブーム、霊園ブームが活況を帯びだしてきているでしょうか、スポーツジムはまもなく終焉を迎え、霊園ブームはあと10数年でピークを迎えそうです。

それらのブームが小学校の体育の時間の整列と同じで、みんなが一斉に同じ事をおこなっているから、それを遠目にみていた団塊から10年遅れて生まれた私たちは、とても滑稽に冷ややかに見てました。なので、いま60歳前後の世代は「しらけ世代」と言われています。

隣の家で、カラーテレビを買ったと聞いたら、負けずに買いに行ったり、グアムへ旅行へ行ったと聞いたら、負けずにハワイへ、隣が1000ccの日産サニーを買ったら、負けずにこちらは1100ccのカローラ、ブルーバードに乗り換えたと聞いたらマークIIに買い換えてと。

巨大な団地も、当初できたての頃は夢のマイホームでした。それまで会社の寮で旦那の役職で奥様の序列も決まっていて心苦しく思っていた人達が、先進的でアメリカ映画でみたようなお洒落な家にみな感激したものです。

その後、中高年になって、お金に余裕が出てきた団塊世代が競うようにマイホームを手に入れようとして、住宅バブルが起きて、とうとう庶民の手には届かないところまで上がっていってしまいました。

そして、誰かが結婚したら、周囲の友人達も焦って結婚し、同じ年齢の子供を作った結果が団塊ジュニア世代となってまた大きなこぶを作ってしまいました。

つまり戦後に一斉に子供を作り、その後、同時に学校へ進学し、家で家電を買うのも、車を買うのも、結婚するのも、子供を作るのも、レジャーに出掛けるのも、マイホームを買うのもみな横並びでやっちゃったことで、様々な問題が起き、今後も起き続けることになったわけけです。

下の写真は、会社訪問が解禁となった日のビジネス街の模様のようですが、ひと目で会社訪問の人ってわかる絵図です。

写真出典:https://twitter.com/HOCOTEN/status/972269736573657089

左の写真のように、今でも就職面接や入社式では、黒か紺の地味なスーツに、ベージュ色のコートを着て、黒い鞄をもって出掛ける横並びがおこなわれています。そして髪型やメークまでがみな一緒です。

お前の時はどうだったんだ?って聞かれると、やはり紺色のスーツで面接に出掛け、入社式もそうでした。40年間、もっと言うと戦後80年間ほとんどなにも変わっていません。

結局は日本社会では、ずっと昔から、みんなと同じでないとダメ、同じでないと排除されるという呪縛に罹ってしまっているのでしょう。

一方では企業側は表向き「個性豊かな人材が」とか「抜きん出た人」とか言いつつも、現実はそうしたオリジナリティが乏しい応募者の中から、学歴最優先、次に忠節度の高そうな人を選んでいくという矛盾もあります。

多様性のある外国人や、違った個性、感性を当たり前に身につけた帰国子女が多く日本の社会に増えていくと、そうした日本人の同質性は変化していくかも知れませんが、逆に日本人であることのアイデンティティを示すために、従来からの横並びは維持されていくのかも知れません。

個人的には、特に数多くの応募者の中で学歴が負けていそうな場合、そうした横並びでは上記で書いたように企業の絶対基準である学歴偏重で不利になるので、面接官の意識に残るような服装や行動、発言がなにより大事と考えます。

服装で突飛なものを着るというのはちょっと冒険ですが、みんながガチガチに緊張している時に、その緊張感が解ける爆笑するジョークでもかませば、一気に採用可能性が高まること請負です。

そのジョークも学生間だけわかるようなものではなく、品があり、知的なものであることは当然のことです。なかなかそれができる人はいない(差別化要素)ので、大きく外さなければそれで一発内定がもらえます。


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