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個人的なことですが、テレビを見るときは基本事前に番組を予約しておき、それを早回しで見たり、テレビコマーシャル(以下TVCM)や毎回同じ画面のオープニングなどを飛ばして見ることが多くなっています。

テレビを生で見るのは、夜のニュース番組と、スポーツ生中継ぐらいでしょうか。メジャーリーグの試合など、海外のスポーツ中継は、日本の深夜に行われていることが多いので、やはり録画をしておき、あとで飛ばしつつ見ることもあります。

結局なにが言いたいかと言うと、TVCMの無意味さ、鬱陶しさを、最近特に感じるようになってきました。売らんかな、認知をあげたいという主張がやたらと鼻につきます。

もちろん、見ていて面白く、役に立つTVCMもごくまれにはあります。それはわかっていますが、でも個人の感想を言えば95%は見なくても全然困らないし、見たくないものです。

ところで、日本の媒体別広告費はどういうことになっているのでしょうか?

電通の調べでは、
・2018年 日本の広告費は6兆5,300億円、前年比102.2%
・総広告費は7年連続のプラス成長
・インターネット広告費は、5年連続の二桁成長

と、割と景気の良い話しとなっていますが、広告が飯のタネでもある電通の発表ですから、大本営発表と変わりはないのかも知れません。

その大本、いや、電通発表のデータから、媒体別の3年間の売上推移を表とグラフにしてみました。



新聞、雑誌、ラジオ、テレビが旧来からある既存の4大媒体として長く君臨してきましたが、ここ数年でネットメディアが次々と追い越していき、規模が最大のテレビメディアに肉薄しているというところです。

すでに広告は、旧来の媒体からネットへと移っていると言っても良さそうです。

それでもテレビの広告はインパクトがあり、今のところ影響力もネットの比ではありません。それは事実でしょう。

しかし広告の売上が落ちてくると、テレビ局も審査が甘くなり、また広告を出す側も、イメージの訴求だけではなく、直接利益に結びつけようと、商品名をがなり立てるような品のない粗悪な広告もしばしば混ざってきます。例えば、携帯電話や、なんとかルーペのような広告です。

また制作費を抑えるためなのか、とにかく同じ広告ばかりが流されるので、見飽きたという感覚も多くあります。そのTVCMを見たくないからチャンネルを変えても、また同じ広告をやっているという場面によく出くわします。

テレビの視聴率も落ち気味で、しかも視聴者の年齢構成が上がり気味で、CM効果も限定的になりつつあります。
今後TVCMを積極的に出す企業というのは、

1)社長が出たがりやで有名になりたいと思っている
2)社長が広告制作のアイデアに自信がある
3)儲かりすぎていて税金を払うぐらいならTVCMへ
4)広告代理店にうまく丸め込まれる(自社に有能なマーケターがいない)
5)手っ取り早く芸能人と知り合いたい
6)一発勝負を賭けて後は野となれ山となれ

と言ったところでしょうか。

いずれにしてもTVCMで成功するとそれが成功体験となり、その後も長く続けざるを得なくなるので、それを狙って広告代理店や制作側も必死です。

ところが私のようなTVCMはカットして番組を見たり、特定のCMが流れると嫌悪感を感じてチャンネルを変えてしまうような人が増えてくると、テレビ局は厳しい状況へと追いやられていくことになります。

また不買運動絡みで、その企業がスポンサーとなっている番組を糾弾するというような流れも起きることも考えられます。

過去には番組にクレームがついてその番組をスポンサーする企業への不買運動というのが起きましたがその逆もあり得るということです。

すでに全番組を録画することができ、いつでも過去の番組を見ることができるテレビなどもありますが、今後はますますそうした多チャンネル録画機能に拍車がかかり、結果的に、TVCMは見られないという結果になってしまいそうです。

それに対処するため、すでにいくつかの番組で実験的におこなわれていますが、番組の中でそっと商品やサービスを紛れ込ませたり、番組出演者が商品名を読み上げたりして通常の時間売りのTVCMとは違う形も考えられますが、ドラマや映画というのは、その時だけでなく再放送や再々放送などでも使われるので、スポンサーがその都度変わってしまうというややこしい事情もあり、そうしたことができる番組は限られてくるでしょう。

ネット広告は、TVCMとは違い、極論すれば「誰がいつどれだけ見たか」がわかります。やろうと思えば個人を特定することもできます。

すべての年代がネット環境に不便なくアクセスし、その利用時間がテレビの視聴時間をしのぐようになってくれば、やがて時代遅れとなるTVCMは、一部の大手メーカーや、成金で社長の自己顕示欲が強い会社以外はなくなっていくのでしょう。

テレビ局も、いつまでも旧来の時間売りの広告収入ばかりに頼るのではなく、スポンサーに納得してもらえる新しい収入の仕組みを早く考えることが必要です。


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毎年3月11日(東日本大震災)と9月1日(関東大地震)は、ほとんどのメディアで「防災特集」が組まれるのが普通となっていますが、もちろんその日だけ意識するのではなく、日々いつ起きても大丈夫なように想定し、考えておかなければなりません。

我が家でも、家族4人分の1週間分ぐらいの飲料水(ミネラルウォーター)と、約3日分の缶詰やアルファー米などの保存食料を備蓄し、懐中電灯などに利用する乾電池も買い置きがしてあります。



その他にも電気やガスが止まったときのために、カセットコンロが3台と、カセットボンベは1ダースほど備蓄しています。とりあえず緊急時でもライスとラーメンが煮炊きできれば飢えないでしょう。

東日本大震災の時は長いあいだ都市ガスやプロパンガスが使えず、カセットボンベが不足して、現金の代わりとしても流通していたなんて話しを聞きました。

つまりカセットボンベがあれば、現金の代わりとして食料や日用品などと物々交換ができたということです。寒い冬ということもあったでしょうけど、それほどカセットコンロとボンベは非常時に貴重で役立ったようです。



また避難や送迎、買い出し、それに携帯電話の充電にも使えるクルマやバイクの燃料もできるだけいつも満タン近く入れておくようになりました。

以前は軽いほど燃費もよくなるので、タンクはいつも少なめにしていましたが、東日本大震災直後にガソリン確保で苦労した教訓です。

本当なら10リッター携行缶に予備のガソリンも用意しておきたいところですが、可燃性蒸気が発生し保管に不安があるので、そこまでは着手できていません。

トイレも水や下水が使えなくなることを想定し、30回分ぐらいの非常用簡易トイレセットと、トイレットペーパーをいつも多めに購入してあります。またクルマの中に非常用の携帯トイレを数セット置いてあります。

これらは簡易的なもので、コンビニ袋のようなビニール製の袋の中に水分(尿)を固めたり、排便の臭気をとるだけのものです。

本当に首都圏に大きな地震が起きて電気、ガスが停止し、下水管、水道管が壊れたら、ひどいことになりそうです。

下水道が壊れたり水が出なくなって水洗トイレが使えなくなると、道路や川のそこら中に、コンビニ袋に入れた汚物が辺り構わず捨てられているという想像を絶する環境となってしまいそうです。特に夏場だと、ひどい悪臭に悩まされます。

あとは、先日、初めて消火器を買ってきました。女性でも扱える小さいものなのでイザって時にどれほど役立つかわかりませんが、初期消火で使えなければ、どちらにしても手遅れです。



あと今後余裕があれば準備しておきたいのが、小型発電機と、電動のこぎり(丸鋸)。

これは地震で家が一部崩れたり倒壊したりすると、建物の中に閉じ込められた人を緊急で救助するときに役立つものです。

阪神大震災の時、迫ってくる火事を前にして、倒壊した柱や屋根の構造材に挟まれて、動けなくなった人の多くが火災により亡くなりました。もしその時に、小型発電機と電動ノコがあれば救えた命もたくさんあったように思えます。

幸い、今の住まいは水害の心配はない場所にありますので、大きな地震対策では、家屋の倒壊と火事に重点を置けば良いかなと思っています。

火事と言えば、小型の耐火金庫も買っておこうと調べているところです。



別に大金をタンス預金しているわけではありませんが、阪神淡路地震でも東日本大震災でも、被災者の話しとして、震災後の生活では当面の現金が必要だったという話しでした。

つまり銀行に行ってもATMは動いていないし、窓口も閉鎖。コンビニは開いていても、停電でATMは休止していて、現金をおろせず食料や日用品を買いたくとも、現金がないと買えないという事態に陥ります。

今後急速に普及するキャッシュレス決済も、結局は停電や携帯電波が停波すると使えず、せっかくコンビニやスーパーが店を開けてくれても、現金がないと買い物ができない状態となってしまいます。

さらに被災の経験者が言うには、お釣りや両替が必要な万札ではなく、千円札や小銭を多めに保管しておくと良いとのことでしたので、それらを保管し、さらに火事で燃えない耐火金庫が必要となるわけです。

もちろん、金庫の中には現金以外にも預金通帳や印鑑、年金手帳、家の権利書、マイナンバーカード、パスポート(すでに期限切れですが)、生命保険や火災保険など各種保険証書なども一緒にしまっておけます。

またパソコンの中のデータ(画像や各種記録など)もバックアップとしてUSBやDVD-ROMに入れておくのが安全でしょう。

ホームセンターなどでは、「非常持ち出し袋」というのがよく販売されていますが、いつも自宅にいる人ならばそれも良いでしょうけど、外で働いている時間が長い場合、それはどうなのよ?と思ってしまいます。

非常持ち出し袋が持ち出せず、大事なものを一カ所にしまっておいても、それが火事で全部焼けてしまったとなるのは避けなければなりません。

阪神淡路j地震の時は未明の時間で在宅中の人が多かったでしょうが、東日本大震災は平日の昼間でした。その両方に対処できるとしたら、持ち出し袋よりも、耐火金庫かなぁって思ってます。

 ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

消火器や耐火金庫で注意点がひとつあります。

それは消火器や耐火金庫というものは、期限切れだったり壊れて不要となっても簡単に処分ができません。市区町村の大型ゴミ等ではお金を出しても引き取ってくれないところが多いようです。

消火器は使用期限があり、必ずいずれは不要品となります。

購入した店で新たに購入すると使用期限切れの消火器を引き取ってくれるというところもありますが、10数年も経つと、買った店を忘れたとか、店が撤退(廃業)しているとかの事態も起きそうです。通販で購入したならなおさらです。

最後の手段として消火器は「消火器リサイクル推進センター」というのがあるので、そこへ相談するのが良いとのことです。いずれにしても処分にはお金がかかるケースがほとんどです。

長く使えると思った耐火金庫も、20年ぐらい経つと経年劣化し、鍵が壊れたり、紛失したりして買い換えをしようとすると、これもまた処分がたいへんです。

やはり市町村の運営するゴミやリサイクルでは引き取ってくれないので、手っ取り早いのは民間の不要品引き取り業者へ有料(数万円する場合もあるそうです)で引き取ってもらうことでしょうか。

そういうことを考えると、大は小を兼ねるとか言って、ひとりで簡単には動かせないような大きな耐火金庫など買ってしまうと、将来その処分がたいへんになってしまうので、気をつけましょう。


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1325
まもなく平成の時代が終わり令和の時代がやってきます。時代は移ろっていくばかりです。感傷に浸るオヤジの戯れ言です。

テレビ局や大手新聞社の報道の中には、必ず業界用語で言うところの「埋め草」という場面や記事が常に準備されています。

「埋め草」の意味は、「空いたところや、欠けた部分を埋め補うもの。雑誌・新聞などの余白を埋めるために使う短い記事」(コトバンク)で、言ってみれば役に立たない、どうでも良い記事だったり番組だったり、そのシーンだったりします。

思い出すのは、3.11震災が起きた後、テレビCMのほとんどが、CMの埋め草である「公益社団法人ACジャパン」の広告で埋め尽くされました。

テレビ局がこのCMを流したからと言って利益はなく、単に広告スポンサーが自粛した隙間時間を埋めるだけに使われていました。

もっと古い話しでは、1989年に昭和天皇が崩御されたときは、天気予報や報道番組以外は、埋め草の風景の映像にクラッシック音楽が延々と流されていました。そんな時におちゃらけたバラエティなど流せない雰囲気がありました。

ここで言いたい「埋め草」はもう少し広い意味で、使うかどうかは他のニュース次第というようなどうでも良い内容の記事やニュース映像です。

大きなニュースが急に入ってきたときにはその「埋め草」が使われることはありませんが、日々その季節に応じた「埋め草」をいつも準備しておくことは報道の現場においては重要なことです。

埋め草で多いのは、(1)動物園で取材した動物の映像(2)公園などで取材した花や樹木の映像(3)遊園地やイベント会場で取材した参加者へのインタビュー(5)ローカルの農村の田園や山間の風景でしょうか。

それ以外に、成人式、ひな祭り、七五三、卒業・入学式、花見、こどもの日の風景など、季節ごとのお決まりの風景も各地へ出掛けて取材されています。

その中で、もううんざりするのが、お盆や正月に親と一緒に里帰りしてきた子供、夏休みやゴールデンウィークで海外旅行へ行ってきた子供へのインタビューが駅や空港で、さらに食のイベントで名物料理を食べた子供にインタビューをしているシーンです。

どうせテレビなんか見ているのは、ジジババばかりだから、可愛い孫のような子供を出しておけば概ね満足するだろうということなのか、毎年、毎回、繰り返し代わり映えしないシーンが流されます。

インタビューされた子供の答えは決まって「うれしかった~」「楽しかった~」「美味しかった~」と、頭のてっぺんから出ているような、年配者には耳障りな高音域の大声のワンパターンで、それが毎年繰り返されています。

これほど毎回同じ映像、同じ答えであれば、なにも毎回取材車を出して排気ガスをばらまき、渋滞に輪をかけなくとも、10年前のものを再利用すれば十分に事足りるような気もしますが、テレビ局はその同じ声を毎回拾ってくるのがなによりも使命と考えているようです。まったくアホです。

もっともインタビューの中でちょっと変わった子がいて「けっ!お年玉くれるからおとなしくしているけど、ジジババのご機嫌とるのは疲れるぜ~」とか「ホントはアフリカで狩りを満喫したかったのに、セブだぜ、セブ、田舎だし、海しかないし!」とか、「外国のクソまずい料理ばかり食ってたから、あーマック食いてー!」とかの回答があっても、もちろんそういう映像や音声は使われることはありません。

いくらお定まりの埋め草でも、もうちょっとマスメディアは気を利かせたものを作れないものでしょうか。

例えばNHKの埋め草で「世界ふれあい街歩き」のワンシーンを切り取ったショート版や、日本百名山の登山シーンを短くして流すときがありますが、そうしたものはグッドです。

とにかく新聞社もテレビ局も、いまは経営状態がよろしくなく、しかもそれらが改善する見込みは、長らく減速が続く重厚長大産業よりも低そうなので、とにかく制作費を抑えにかかっているというのが埋め草の質にもよく出ています。

そうしたことが、埋め草の制作にも影響しているのか、とにかくワンパターンで、素人が作ったような質の悪いものばかりです。

経営が厳しいので、ゴールデンタイムの報道番組でも、高額な人気司会者を切って、自社の月給制のアナウンサーを使ったり、視聴率が落ちてきた有名な大物芸能人より、ひとりひとりはたいしたことがなくともまとめて集めるとそれなりにファンも増える安く使える芸能人をいっぱい集めた番組などが多くなってきています。埋め草ごときにお金をかけるわけにはいきません。

もっともテレビ局の中でもまるで税金のように聴取料を徴収して唯一景気が良いNHKだけを見ていると、テレビ局の景気の悪さは実感できませんが、実のところ民間大手キー局5局がそのうち経営が苦しくなって2~3局に統合されていくのも時間の問題かも知れません。

大手銀行だって、1990年代まではバブル以降に都市銀行が合併に次ぐ合併に揺れるとは誰も思っていませんでした。テレビ局だって経営が悪化すればやがて合併や廃業がおこなわれてもまったく不思議ではありません。

ま、少なくとも、テレビを一番見てくれる高齢者の数が、ピークとなるのは団塊ジュニア層のほとんどが高齢者となる2040年頃ですから、そこまではなんとかもったとしても、20年後のメディアがどうなっているかはまったく予想がつきません。

製造業などと同様、この分野においても、海外メディアの攻勢をどこまで食い止められるかにもかかっていますが、現在のテレビ局の外資規制などあっても、例えばアメリカ大統領が日本の総理に一声「自動車の関税を引き上げるぞ」とでも恫喝すれば、すぐにそんな規制は撤廃されてしまいそうな頼りないものです。

もっとも、すでに一方的に電波を送ってくるテレビ局の使命は終盤に近づいていて、今後は高速ネット通信があれば、リアルタイムで映像もデータも双方向コミュニケーションもできるって時代です。

今のテレビ局は過去の遺産で食いつないでいるということでしょう。

それもやがては食い潰されてしまうと、その次はどうなるのか、私はもうその時を見ることはないかも知れません。

【関連リンク】
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1182 経済波及効果とはなんだ?
1161 偏向報道って何だ?
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1321
メディアやSNSでは「今日は○○の日」という話題がよく出てきますが、そのほとんどはつまらないもので、販売促進のためだったり、単なる話題作りのためだったりします。

例えば、二十四節季の中で冬至や夏至、春分、秋分の日などは、1年の中で昼と夜の長さが逆転したり同じになったりする季節の変わり目を知るための目安となり、自然とともに生活する特に農耕民族には意味のあることだと思います。

ただ上記の冬至や春分などを除き、現在の社会において、その他の二十四節季はあまり使われることはありません。

国民の祝日に採用されている「○○の日」というのも、なにかこじつけっぽいものが多く、その日に根拠があり、その日でなければならないものはほとんどありません。

SNSでは、他に書くネタがないのか?と言うぐらい、「今日は○○の日です!その由来は・・・」という話しが多く、いい加減に辟易しています。

そりゃ、歴史を紐解いて探せば、1年中毎日なにかが起きた日ということになります。でも「720年前に○○の姫が誕生した」とか「423年前の今日が○○の乱が起きた」とか言われても、「だからなに?」と突っ込みたくなります。暇人のお遊びに付き合えっての?

特に今から約150年前ぐらいまでは日本では旧暦が使われていたので、それ以前の○月○日という日にちには、新暦の同日とは季節も違ってきたりしてまったく根拠がなくなります。

例えば慶長5年9月15日に起きた関ヶ原の戦いは、現在の新暦に直すと1600年10月21日と1ヶ月以上も変わってきます。でも一般的には9月15日になると「今日は関ヶ原の戦いがあった日です!」とあちこちで雑学が披露されます。

坂本龍馬が暗殺されたのは旧暦慶応3年11月15日で、新暦に直すと1867年12月10日となりますが、龍馬を偲ぶ様々なイベントや行事は新暦の11月15日におこなわれています。意味ないって。

ましてや、商品の販売促進のために「今日は○○の日です、みんなで○○を食べましょう」的な話しは、商魂たくましいな~とは思いますが、余計なお世話です。

そうした商売上の流行は、冬が旬で美味しい鰻を、料理屋が夏枯れする季節に売るには?と考え「土用の丑には夏バテ対策に鰻を食べよう」と平賀源内が考え出した(諸説あり)ということ以来、やれケーキだ!チョコだ!恵方巻きだ!と、商売主導の一大イベント化してきました。

最近では余って捨てられる食品ロスや、需要が集中することによる価格高騰など、需要が偏ることで起きる弊害も多くなっています。

本来は、お正月の縁起物のおせち料理や、胃腸を整え1年の無病息災を願う七草がゆ、節分に食べる煎った大豆、お彼岸に食べるおはぎ、冬至に食べるカボチャなど、それぞれの地域性もありますが、古来から長く引き継がれてきた食の伝統は、それぞれに意味があり、また不自然な流行ではなく、健康に配慮した神事や仏事の一環とも言えるものです。

それなのに、節分に恵方巻きを一本丸々黙って食べるという、江戸時代のお茶屋遊びから流行ったらしい(諸説あり)意味があるとも思えない風習など、金儲けをしたいと言うだけの商売人にうまく乗せられているだけで、バカも良いところです。

ま、うちでも、人並みに、子供が小さいときにはクリスマスケーキを買ってきたり、冬至には柚子湯にしたりと、つい乗せられることもありますが、まったく無意味なことをやっているなーといつも思います。

ちなみに今日、4月13日(新暦)に起きた過去のこととしては、平城京遷都(710年)、日本初の喫茶店「可否茶館」オープン(1888年)、石川啄木が亡くなった日(1912年)、大阪鉄道(現在の近鉄)天王寺駅開業(1923年)、アニメクレヨンしんちゃん放送開始(1992年)とか、いろいろあります。また旧暦の4月13日では、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が巌流島にておこなわれました。

やっぱり、だからそれがなに?って感じです。

大きな事が起きた年代や当時の元号なら物知りとして知っていても不思議ではないですが、その日にちまで知っておく必要はまったくなく、したがって、そういう知識をひけらかされても尊敬もしないし鬱陶しく思うだけです。

ましてや、「29日は肉の日」とか、語呂合わせについてはまったく無意味なことで、その日に焼き肉屋さんへ行けば割引があったりするのかも知れませんが、店も商売ですから損をするほどのサービスがあるわけでもなく、安いなりの品質であったり、混雑するので店の対応が悪かったりし、それなら割引がなくても混雑しない日にゆっくりと味わいたいものです。

10月1日は「メガネの日」ですが、数字を並べた一00一がメガネの形状だというつまらないお遊びで、別に壊れもしていないのに「今日はメガネの日だから、新しいメガネでも作りに行こうか~」とはおそらくならないと思いますが、それでも業界団体としては、なにか記念日を作りたいのでしょうね。

まとまりがない話しですが、要は「○○の日」というのが多すぎて、そのほとんどが意味がなく、役にも立たないつまらないもので、そんなのにいちいち反応するのは文明人としてやめちゃいましょう!という提言でした。

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333 節分の思い出は、、、




1319
私が小学生の頃には、クラスの中に数名ボーイスカウト(10歳まではカブスカウト)に入っている同級生達がいて、その制服姿の凜々しさや、リーダーシップ、行動力など「やっぱ違うな~」って、羨ましく思い、外で遊ぶときなど、仲間にひとりでもいるとたくましく感じていました。

そのボーイスカウト、最近は目にすることがほとんどなかったのですが、この前多摩川沿いをウォーキングしていたら、ボーイスカウトの制服を着た人達が活動しているのを目にしました。



その歴史や背景、目的などはともかく、この活動が現在の少子化や、趣味の多様化、受験戦争などの影響で、最近はどのようになっているのか興味を覚え調べてみました。

まずはちょっと古いデータですが、ボーイスカウトの会員数推移です。

厳密にはボーイスカウトは、小学校高学年(小学5年生の9月~)から中学生までを差し、その他のクラスとして、下からビーバー(就学前年の9月~)、カブ(小学2年生~)、ボーイ、ベンチャー(高校生)、ローバー(大学生)とに分かれています。

でも、それらを総称して「ボーイスカウト」という言い方をすることもあります。



上記のグラフは平成10年(1998年)から平成23年(2011年)の会員数推移ですが、予想通りというか元々少子化の流れもあり、会員数の減少は凄まじく、今のところ回復の兆しは見えていません。

2010年以降も平均すると4~5%の割合で減少し続けています。国内の少子化は、こどもの人数が前年と比較しておよそ1%未満で減じていますので、それと比較すると5倍のスピードで減っているということです。

過去国内でもっともスカウト会員が多かったのは1970年前後で、それはちょうど私が小学生高学年から中学生にかかる頃で、クラスにも数名のスカウトがいました。

私の世代だけでなく、いま70歳以上の団塊世代も、1960年代にこのスカウト活動を横目で見ながら憧れにもにた気持ちを持った人も多かったのでないでしょうか。

1990年代後半頃でもまだ19万人ほどの会員がいましたので、2011年の84,000人というのはその後の10数年のあいだに半減以上の減少となり衝撃的です。

2011年のスカウト会員を84,000人として、その後毎年5%ずつ会員が減少していくと仮定すると、今年2019年時点では56,000名程度となります。詳細は明らかにされていませんので不明ですが。

そしてその後も同じく5%で減少していくと、下記の表の通り20年後(2039年)には2万人を割り、34年後(2053年)には1万人をも割ることになります。もし7%減少していくと、20年後には1万人を割り込みそうです。



時代の変化と言うことでしょうか、ボーイスカウトの活動の未来は決して明るいものではなさそうです。

もちろん、OBなどを中心として、伝統を守り、継続していこうという人達も多くいらっしゃるのでしょうけど、なにか画期的な改革をしない限り、会員数の回復は期待できない気がします。

画期的と言っても、これだけ世界中に張り巡らされたネットワークと巨大な組織を変えるのは日本の組織だけ頑張っても不可能でしょうし、また基本理念から外れてしまってはその意義を失ってしまいます。

PRと権威漬けで最高の方法としては、将来日本の天皇となることが確実視されている悠仁親王(現13歳)をボーイスカウトに迎えることですが、なかなかそれもハードルが高そうです。

同様に手っ取り早く話題性があり人気を高めるには、若手のアイドルがボーイスカウトに加入し、生きた広告塔になることかも知れませんが、それもまた難しいのでしょう。芸能人を広告塔に使うのは、新興宗教団体や投資詐欺団体がよく使う手ですね。

他にはなかなか画期的な復活プランは思い浮かびません、、、って当たり前です、すでに世界中の関係者がいろいろと考えて出てこないのに、私が思いつくわけもありません。

個人的には、高い理想と理念を掲げるこの団体は、長く将来にわたって続けてもらいたいと願うばかりですが、時代の要請に応えられなければ、やがて退場していくことになってしまうのかも知れません。


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