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1626
普段日常的に使っているトイレットペーパーにもいくつかの種類があります。これだけの種類が必要?って思うぐらいに、並べられているお店もあります。

一般的には、紙の厚さがシングル(1枚巻き)かダブル(2枚巻き)かぐらいしか興味がない人も多いかと思いますが、見ていると、シングル50m~100m、ダブル25m~50mとロールの長さに数種類があり、香り付きや柄付き、最近は3枚重ね、芯なし、エンボス加工などいろいろとバラエティに富んでいます。

トイレットペーパーの幅、長さ、芯の直径、水につけて溶ける速度など、一応はJIS規格でも定められていますが、あまりキッチリと守られてないようです。

長さについては、27.5、32.5、55、65、75、100mと6種類がJISで決まっていますが、これもあまり意味があるように思えません。現在のスタンダードはシングルで50~60m、ダブルで25~30mというところでしょうか。

以前、会社のビルのトイレで使われていたトイレットペーパーが、再生紙だと思いますがツルツルペラペラした、そう硬めのスーパーの新聞折り込みチラシのような紙質でした。

私は仕事上外へ出ることが多く、ビルの中で用をたすことが少なく、「こりゃ使えねぇ紙だな」と思いながらもどうでも良かったのですが、内勤の社員、特に女子社員の大不評を買っていました。

そこで社長の指示で、ビルメンテナンス業者にクレームを入れて、トイレットペーパーを変更してもらったことがありました。長さよりも大事なのは紙質ということです。

紙質はパルプ100%というのが最良で、再生紙を使ったものは環境に優しいものの、どうもお尻には優しくないようです。

テレビの情報番組の中で、あるコメンテーターが「私は香り付きのがいい!」と言っていましたが、この日用品につける化学合成した香料は、一部の人に香害やアレルギー反応を引き起こして問題となります。

個人的には、アレルギーこそないですが、年齢を重ねて、臭いに過敏になってきているせいか、石鹸、洗剤、柔軟剤に含まれる強烈な人工的な香りや、トイレの中の消臭剤などの化学香料にはいつも嫌悪感を持っています。

しかし、上記のコメンテーターと同様、それを希望する人がいてよく売れるのか、トイレットペーパー含め家庭用の日用品はほとんどが香り付きになっています。

それはともかく、全国家庭用薄紙工業組合連合会の調べによると、シングルとダブルそれぞれ1回分の平均使用量は、小便時の使用(女性)はシングル89cm、ダブルが66cm、大便時はシングル177cm、ダブル146cmということです。

また、日本トイレ協会の発表によると、トイレットペーパーの1回平均使用量(大・小合わせて)は80cmとされています。平均的なダブル30mのトイレットペーパーだと、37回分ということになります。またアメリカ人と日本人を比べると、アメリカ人のほうが使用量(長さ)は少ないようです。

日本人の使用量が多いひとつの要因として、ウォシュレットなど水洗浄装置が日本で普及しているせいだろうと思います。水で濡れるとすぐに破け(溶け)てしまうので、どうしても使用量が増えてしまいます。

シングルとダブルで、仮に長さが2倍で金額が2倍ならば、シングルのほうが使用量は少なくコスパは良いということになります。どうしてもダブルの場合、シングルの半分の量で済むということはなさそうです。

ちなみに、なぜトイレットペーパーにはシングルとダブル(最近はトリプルもある)の2種類が流通しているかと言うと、製造業者の人は「本当はダブルで使ってもらうほうが効率的だが、シングルを求める人が少なからずいるからシングルも作っている」と言うことでした。

あの薄い1枚で使うことはまずないので、確かにシングルは必要か?と言われるとその通りです。

あと、「トイレットペーパーを何枚も重ねて拭いたから手は汚れていない」と思ったら大きな間違いで、大腸菌はトイレットペーパーを10枚や20枚を重ねても簡単に通過して手に届くそうです。

なので大きい方をしたあとは必ず石鹸などでよく手を洗わなければ衛生上はダメと言うことです。

ちなみにうちは、妻と娘と一緒に住んでいて、それなりに使用量が多いので、いつもパルプ100%、ダブルの50mを探して購入しています。何度も交換するのが面倒ですから。

【関連リンク】
1541 トイレの記憶
1521 オシッコと非常用携帯トイレの話し
1350 トイレ個室の空き不足対策決定版



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1625
2019年7月にそれまで長く使ってきたJ:COMのケーブルテレビ兼ネットワーク兼電話回線の契約を解除して、テレビはアンテナを独自に建て、インターネットと電話回線はNUROの光ケーブル契約(NURO光G2V)に変更しました。

それについては下記に詳しく書いています。

やっとのことでJ:COMを退会した その1 2019/8/10(土)

ケーブルテレビの銅線を使ったネット回線に不満があったことも変更したひとつの理由で、NUROの光回線に変わって、その速さに満足していました。

しかし、最近というかここ数ヶ月、夕方から夜間にかけてネットを使うとアレ?動かないと思うことが多くなってきました。

ネットでやりとりする際のスピードは、契約している回線の問題以外に、接続しているサーバの負荷状態や、家の中にあるルーター能力やWi-Fi設定、有線LANケーブルの問題、さらにはPCやスマホの処理能力など様々な理由があります。

しかしやはり一番問題なのは、今回で言えばNUROの回線速度の問題のような気がします。

と言うのも、午前中の速度は、契約直後かそれよりも速いと思う反応速度が出ているにも関わらず、夜間になると、急速にスピードがハッキリ体感できるほどに落ちてくるからです。

家庭用のネット回線は、昼間よりも夜間のほうが混雑して速度が落ちるのもある程度は理解できます。しかしそれにも我慢の限度があります。

あまりにも「使えねぇー!」となると、仏の管理人でも鬼の形相に変わってきます。

その怒りに輪をかけるのが、やたらと流されているテレビのCMで「高速」「快適」「NUROにしないのもったいない」と繰り返されることです。

まずは、どれくらい昼と夜とで速度に差があるかを調べてみました。特定の要素が含まれないよう、2週間ぐらいに渡り、午前中、午後、夕方、夜間それぞれに不定期で37回計測してみました。

利用環境は、NUROが設置したONUから有線LANケーブルでPCへつないでいます。またWi-Fiや同じ回線を使う固定電話など他の利用がない時に計測しています。

計測ツールは、USEN GATE2の「インターネット回線スピードテスト」です。

まず一般的にわかりやすいダウンロードとアップロードの時間別テスト結果です。もちろん数値(Mbps)が大きいほど速くて優秀です。



午前中から夕方頃までは概ねダウンロード速度は600Mbpsを超えていて、これはまったく問題ないというか素晴らしいと思えるレベルです。

しかし一方では、夜間、特に21時以降は使い物にならないぐらいダウンロードもアップロードも速度の低下が見られます。想像を超えるあまりにも酷い状態です。

ちなみに、光回線ではないJ:COMのケーブル(銅線)回線の時(2019年夏頃)に計ったときは、夕方17時頃の平均速度で、ダウンロード105Mbps、アップロード9.4Mbpsでした。それよりはかろうじて上回っているものの、とても快適とは言えないスピードです。

最近は、ビジネスは当然、プライベートでも大きなデータやファイルをクラウド上に置いて作業をすることが多くなっています。そう言う時に、サクサク動かないと相当イライラすることになります。

つまり「リモートでの仕事やネットゲーム、動画の視聴、大きなファイルのダウンロードやアップロードなどは16時までに終えるように段取りをする!」というのがこのNURO光回線の使い方なのかも。使えねぇー

次に、Ping(回線のレスポンスや応答速度を表す数値)とJitter(Ping値の揺らぎ)テストです。詳しい説明は省きますが、数値(ms)が小さいほど回線速度が速く安定していて優秀です。



やはり夕方の17時以降は凸凹がありますが、Ping値は概ねスピードが悪化しています。Jitter値の悪化も夕方以降にだけ発生しています。回線がひどく混雑しているということなのでしょう。

下記はテスト結果のダウンロードが一番速かった午前9時5分と、一番遅かった午後21時46分のテスト結果画像です。

計測:金曜日09:05(午前) 計測:水曜日21:46(夜間)

ダウンロードの最良値808.31Mbpsと最悪値5.36Mbpsを比べるとなんと150倍の開きです。アップロードは約4倍の差です。

一番遅かった夜間の判定結果を見ると、webサービスは「webサイト閲覧」「SNS利用」「ビデオ通話」とも快適、動画閲覧は「高画質」「フルHD」は快適、「4K」はストレスの判定、ゲームは「オンラインゲーム」がストレス、「スマホアプリゲーム」は快適、ビジネスでは「メール」だけ快適、「ビデオ会議」は普通、「クラウド利用」と「大容量通信」はストレス判定です。

これだけ見ると、たいした問題ないじゃない?って思われそうですが、実際は夜間に動画や画像の多いFacebookを見るのさえ動きは緩慢でストレスを感じます。

いつ頃このように酷くなったのか?と言うとあまり印象は残っていないのですが、ここ半年ぐらいからでしょうか。

普段使うのは、SNSやブログ、ホームページ(2種類)への画像や動画のアップロードと、youtubeの視聴や、ブログ用の資料ダウンロードなどで、オンラインゲームやパワーユーザーのような使い方ではなく極めて大人しいものです。

そんなあまり使っていない私ですら「夜は使いものにならねぇー」と言っているぐらいですから、パワーユーザーはまったくダメダメでしょう。

莫大な経費をかけて面白くもないテレビコマーシャルをバンバン流すぐらいなら、夜間でも快適な回線速度を維持するため、増大する需要に合わせた設備投資にお金を使ってくれよって思います。

こんな状態だと、今年の7月で3年が経つので、そろそろ他を考える時期なのかも知れません。

【関連リンク】
1355 やっとのことでJ:COMを退会した その1
962 ケーブルテレビの契約見直し



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1622
このブログの元になった「リストラ天国」WEBサイトをスタートしたのが、リストラに遭って無職になったた2002年の4月のことです。

ということは、来月(2022年4月)で20周年!アニバーサリーです。

記念日というと、2002年の開設当時に、ホームページ制作の参考にさせていただいた「リストラ記念日」というサイトがありました。今はなくなっているようですけど。管理人さん、元気にしていれば良いのですけど。

途中、仕事が忙しかったり、モチベーション低下だったりで、ブログやサイト更新が滞ったこともありましたが、2009年9月以降は頑張って更新し続けています。

2002年にこのWEBサイトを作ったときの話しを少しだけ書いておきます。

元々、リストラに遭うまで勤務していた仕事がIT系企業だったこともあり、HTML言語の勉強のためにとIBMのホームページビルダーを購入していたので、それを使って当時加入していたインターネットプロバイダーが無料提供してくれていたサイトへホームページを作ったのが最初です。

同時に、ジオシティーズ(GeoCities)という無料でホームページが作れるサイトを利用し、そこの機能としてあった日記を作ったのが、その後プロバイダーの変更やジオの閉鎖などを経由して現在のブログに至っています。

2002年当時はまだブログというものがなく、ホームページに日記やBBS(掲示板)を備えるというのが普通でした。

つまり日記に書いて、読んだ人が別のページにあるBBSに意見や感想を書いてくれて、それに返事するというような感じです。

また当時は、気軽に相談ができるようにと、メアドを登録した人全員に同時配信されるメーリングリストというサービスも利用しました。現在は個人情報保護などもあり、そういうサービスを個人がおこなうのは難しいですね。

コメントやトラックバックなどの機能を備えたブログという便利なサービスが2005年頃から急速に普及してきたことで、だいぶんと遅れましたが2010年1月から日記だけを切り離し、無料で利用ができる忍者ブログに「おやじの主張(リストラ天国*日記*)」を開設しスタートさせました。

記念すべきブログの初投稿
九十九里浜で初日の出 2010年1月1日 (金)

このブログも12年が経過していることになります。この間、多くのブログサイトが閉鎖されたり、別の会社に吸収されたりして引っ越しを余儀なくされた人も多いと思いますが、幸いにも忍者ブログは問題なく続けてくれて助かっています。

ホームページのほうは、ジオシティーズ(当時はYahoo!ジオシティーズ)が2019年3月末で無慈悲にも閉鎖されることになり、2018年12月に現在のさくらインターネットのレンタルサーバへ引っ越しをしました。

有料のさくらのレンタルサーバを選んだのは、値段が安いことと、初心者にもわかりやすいこと、それに国内では比較的大手プロバイダーなので、今後何度も吸収合併などで変更や移動の面倒が少なそうという理由です。

時間もいっぱいあることなので、もっといろいろなことがネットでできないかなと考えていますが、知識も乏しく、亀の速度でチマチマとやっていこうと思います。

最後に2017年3月から2022年3月までの5年間でよく読まれた記事ベスト3を書いておきます。

1.洗面化粧台をDIYで交換 その1準備編
2.マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その2
3.ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ

30周年に向けて頑張ります。

【関連リンク】
1299 ジオシティーズ閉鎖によるサイト移転作業
991 リストラ天国15年目に向けて
959 今でもよく読まれている過去のブログは?


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1619
暖かくなってきて関東でもそろそろ桜が開花する日が近くなってきました。来週にでも開花宣言が出そうです。

というか、昨年(2021年)と一昨年(2020年)は、東京の開花日は早く、3月14日に開花宣言が出ましたので、今年はここ2年間の中で遅めの開花宣言ということになりそうです。

個人的に思うのは、もう昔のイメージになってしまいましたが、桜が満開になるのが入学式シーズンで、その1週間ぐらい前が開花日というイメージを持っていました。

つまり、3月末頃に開花し、4月上旬に満開を迎えるという体感的なイメージです。

確かに、1970年頃までは関西、関東とも概ねそういうタイミングで開花していましたが、この5、60年間で温暖化の影響なのかわかりませんが、開花日が徐々に早まり、4月上旬の入学式にはもう桜は散った後という年も少なくなさそうです。

東京の開花日を決める標本木(標準木は間違い)は、靖国神社の中にあるソメイヨシノです。その標本木の中で5~6輪が咲けば開花日となり、全体の8割が咲くと満開となります。

その開花日の推移を東京において1953年(昭和28年)から2021年(令和3年)までの68年間の桜の開花日をグラフにしてみました。データの出典は気象庁です。またグラフの赤い線は近似曲線です。



近似曲線を見ると、1953年(昭和28年)は東京の開花日が4月1日頃でしたが、68年後の2021年には3月22日頃と、およそ10日ほど早く開花する傾向にあります。

では現在どの地域なら3月末に開花、入学式や始業式がある4月8日前後に満開を迎えるかと調べると、松江や仙台、福島、金沢あたりのようです。

今年2022年の東京の開花予想は、日本気象協会は3月23日(満開予想3月29日)、ウェザーニューズは3月20日、日本気象(株)は3月23日、Qnewニュースは3月19日、ウェザーマップは3月21日と、概ね3月19日~23日の5日間に収まっています。

さてどうなるでしょうか?

この記事は2022年3月10日に書いていますが、開花予想日は日々更新(修正)されて(ズルイ)いきます。

【関連リンク】
1460 時計を必要としない世界
1421 春うらら、高齢者はひたすら歩く
359 靖国神社へお花見と遊就館見学

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1607
先般ビックマック指数について書きましたが、これは国の購買力が世界の他の国と比べてどうかという指標です。

今回は、もっと身近な問題として、吉野家の牛丼(並)と、ラーメン(全国平均)、それとビッグマックの価格の推移を相対的に比較してみました。

但し学術的な定期調査を使った研究データではなく、追える範囲で、不特定な時点(ビッグマックや牛丼の場合、同じ年でもキャンペーン等で価格が何度か変動しているケースあり)での価格を元にしています。ラーメン価格は「総務省統計局 小売物価統計調査」が元データです。

その前に、2021年はガソリンを始め、電気・ガス料金、タバコ、冷凍食品、食用油、小麦粉、コーヒー豆、東京ディズニーランド・シー入場料など、様々な値上げがありましたが、2022年も引き続き値上げラッシュが続きそうです。

2022年に値上げが発表されているのは、一部上記と重なり(メーカーによって値上げ時期が違う)ますが、小麦粉やパン、洋菓子、加工肉や冷凍食品、調味料、菓子、洋酒、水道料金、JR東日本・西日本の新幹線・特急料金、首都高など。

外食産業も新型コロナの影響で、休業や営業時間の短縮など大きな被害を被りましたが、再開しても一度離れてしまったアルバイトの確保が難しかったり、国が主導する賃金上昇政策などもあり、体力のある大手チェーン店以外はどこも台所事情は厳しそうです。

また、ガソリンやガス・電気・水道、高速道路などインフラや流通の値上げは、ほぼすべての産業に影響を及ぼしますので、外食に限らず全産業レベルでの値上げや価格改定がおこなわれることは必至です。

そのような中で日本の国民食とも言える、牛丼やラーメンの価格、それにアメリカからやってきた元祖ファストフードのハンバーガー(ビッグマック)の価格は様々な思惑も絡み合いながら、この50年ぐらいで大きな変化を見せています。

それでは、1958年から2021年までの牛丼ラーメンビッグマックの価格推移をグラフで見てみます。



1970年代半ばまでは、輸入規制で当時高かった牛肉価格の影響もあってか牛丼が一番高くラーメンが一番安かったのが、1980年頃には牛丼、ラーメン、ビッグマックの価格は極めて近くなりそれが数年間続きます。

しかしやがて1980年代後半頃からラーメン価格だけ上昇していき、牛丼やビッグマックと大きな差が付いていきます。

それにしても、牛丼vs.ビッグマックは1980年頃より激しい価格競争を繰り広げ、価格もほとんど値上げしていなかったことがわかります。

それは個人事業や小資本系が多いラーメン店と違い、大手資本で他の飲食との競争力があるチェーン店ということが大きな理由なのでしょう。

ビッグマックと牛丼の1990年以降の値下げ競争は、まさにバブル後のデフレを象徴するような値動きです。これではとても従業員の給料やアルバイト代を上げたりはできません。

最近、ラーメンをよく食べに行きますが、その値段は一番標準的なものでもすでに800円近くになっています(都市部のため)。

私の場合は、大盛りや替玉、野菜や味玉の追加などをすることが多く、そうすればもう間違いなく1000円を超えてしまいます。

1980年の新入社員だった頃に、銀座で150円のラーメンがあり、牛丼屋ビッグマックなどと比べてだいぶん安く、立ち食いの素うどん並みで、夕方の小腹が空いた時に重宝したことはもう遠い昔話です。

こうして見ると、今のラーメンは高過ぎのような気がします。1990年頃から会社員の平均給料はほとんど上がっていないのにラーメン価格は40%近くも上がっているわけです。

そしてこのコロナ禍で、狭い店に客をギューギューに詰め込み回転率の良さで儲けを出していたラーメン店は、間隔をとるために客席を半分にして余計な仕切り板や清掃作業、換気などコストは増え儲けが出にくい構造になってしまいました。

今でも人気の行列ができるラーメン店がある一方、外出自粛などで人通りが減り、密になりそうな狭い店は敬遠されますので、補助金がなければ持ちこたえられない店も増えていくでしょう。

そうすると、ラーメン店で生き残るのは、大手資本のチェーン店か、ミシュランで星をとるような一部の有名店だけということになってしまいそうです。

【関連リンク】
1604 ビッグマックは創業以来の定番
1165 ラーメンと私
1015 丼飯を日本の文化として育てていきたい
685 値上げ、増税スケジュールを考える

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