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1589
国際社会では環境問題のひとつとして「Co2排出量の削減」が大きなテーマとなっています。

しかしこれって一般的な社会生活の中では、環境問題が地球規模という大きさと、各国の政策(発電方法や産業構造)と深く関わっているだけに、あまり日常的に身近ではないことがわかりにくい理由です。

当初は、Co2を多く出す企業、例えば発電をおこなう電力会社や、大規模な製造業、運輸輸送業に対して対策をすればいいんじゃない?ぐらいに思ってしまいますが、それだけに責任と対応を押しつけるだけではダメという状況になってきました。

特に製造業で飯を食っている日本やドイツ、中国などは、当然Co2排出量は多くなり、国際社会から狙われやすいということもあります。

具体的に、一般生活にどういう影響があるかというと、ホンの一例ですが、1885年にダイムラーとベンツが内燃機関エンジンを積んだ自動車を販売して以来130数年以上続いてきたガソリン車が早ければ10数年後には消えていきそうです。

ガソリン車廃止、24カ国が合意 2040年まで、日米中独は不参加―COP26(時事通信)
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、2040年までにガソリン車の新車販売を停止し、全てゼロエミッション(排出ゼロ)車とすることに24カ国が合意した。

もちろん、耐久性からみて新車販売がなくなってもその後20年ぐらいはガソリン車も併用して使われることになるでしょうけど、問題はEVばかりになればガソリンスタンドが生き残れません。

給油をするためにわざわざ遠くにあるスタンドまで行かなければならなかったり、遠出をするときには今のEVに乗っている人が充電設備がある場所を調べておくのと同様、あらかじめ給油できる場所を調べておくということになりそうです。

最近は80年代から90年代に製造された国産車が旧車ブームに乗って人気です。当時と燃料は同じですから使用に差し支えありませんが、もしガソリンスタンドが次々と消えてしまえば、10数年後には旧車ブームは一部の裕福なマニア以外、跡形もなくなるでしょう。

では、どれだけのCo2削減を目標としているのかというと、日本は2013年と比較して9年後の2030年までに26%削減(義務)、29年後の2050年までに80%削減(努力義務)するということです。その他の国と比べると下記の通りです。


引用:四国電力

しかしこうした2013年から2030年までに26%削減、2050年までに8割削減と言われても一般人にはよくわかりません。

少しわかりやすくするために、現在およそ8割を占める化石燃料を使う火力発電を2030年までに約5割以下まで引き下げなければなりません。今回開催されたCOP21でも化石燃料の利用を削減する目標が検討されました。

日本は中国やインドほどではないにしろ、未だ石炭で火力発電をしている割合が高く、反発するNGO団体から不名誉な「化石賞」を受賞するなど評判は良くありません。

改善するには本来ならグローバルスタンダードになりつつある再生可能エネルギー(水力、太陽光、風力、地熱、バイオマスなど)を増やしていかないといけないわけですが、政府案の電源構成計画はこれだけ痛い目に遭っていても原子力発電に頼っていて下記のグラフの通りです。


引用:四国電力

発電事業でこれほど非現実的な計画ですから、発電事業計画の未達分をその他の産業、製造業や運輸業など、さらには国民に対して様々な環境規制をかけしわ寄せしてくるのは必至でしょう。

それは産業界だけでなく、一般家庭においても、「省電力家電」「省エネ住宅」「大規模集合住宅の太陽光パネル設置義務化」「環境エコ教育」などに様々な形で補助金が出てきそうです。

私の場合、クルマに乗るのはあと10年ぐらいでしょうから、いまさらEVに転向する気はありませんが、ガソリンスタンドが近所からなくなってしまうと考えなければならないかも。

あと、環境問題で対策が急がれている住宅の断熱と省エネ家電への入れ替えですが、今の自宅は、30年前に建てられたものですから現在の環境基準からするとまったくひどいものです。

家電の多くは10~20年ぐらいは使っているものが多く、省エネとは言えないものが多そうです。

エアコンや冷蔵庫など家電の買い換えや、断熱リフォームなどに大きな補助金が出るのなら、使ってみたい気はありますけど、どうなりますかね。

【関連リンク】
1505 日本のEVシフトは環境問題ではなく経済問題
600 地熱発電大国への第一歩を踏み出したか?
503 再生可能エネルギーについて

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1586
毎年1回、その1年間でよく読まれた記事(ブログ)のデータを出して分析しています。

読んでもらえる記事がどういうテーマだったのか?検索されたワードは?というのは今後の参考になりますので、自分のために出しているに過ぎないのですが、ネタもあまりないことだし、書いておきます。

昨年2020年の上位5位は下記の通りです。

1.ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ 2014/4/12

2.マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その2 2011/4/9

3.スペンサーシリーズの読み方(初級者編) 2010/1/24

4.洗面化粧台をDIYで交換 その2工事編 2011/6/21

5.少年犯罪は増加、凶悪化しているのか? 2014/9/6

この1年間でよく読まれた記事 2020/5/9(土)

前回2020年の調査では意外にもスペンサーシリーズの古いネタがベスト5のうち2つを占めていました。

同様に「ボッシュシリーズ」や「マット・スカダーシリーズ」もまとめてきましたが、その効果は今回でているでしょうか。

また、前回調査では、ベスト10のうち9年前の2011年の古い記事が3つ入っていましたが、今回はどうでしょう。

それでは、2020年11月1日~2021年10月30日のよく読まれた記事ベスト10です。なお、複数ランクに入ったシリーズ記事の場合は、最上位の順位で他の記事はランクから除外しています。

01 マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その1 2011/6/18(土)
02 世界と日本の宗教別信者数 2020/4/11(土)
03 やっとのことでJ:COMを退会した その1 2019/8/10(土)
04 ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ 2014/4/12(土)
05 客員教授と非常勤講師ってなんだ? 2013/11/6(水)
06 再びゴルフ場とゴルフ人口の推移 2020/7/18(土)
07 2020年11月のリストラと倒産 2020/12/12(土)
08 スペンサーシリーズの読み方(初級者編) 2010/1/24(日)
09 貯まった1円玉はどうする? 2020/7/22(水)
10 米の生産量減少に歯止めはかかるか 2018/5/26(土)

前回とは違い、古い記事は減り、新しい2020年に書いた記事が4つ入りました。残りは2010年、2011年、2013年、2014年、2018年、2019年がひとつずつです。

つまり古い記事が読まれにくいと言うことは、検索であまり出てこなくなったと言うことかも知れません。SEOには気をつけてきたのですが残念です。

ベスト10の中の一番古い記事で前回調査では3位だった「スペンサーシリーズの読み方(初級者編) 2010/1/24(日)」は今回8位に、前回調査で堂々1位だった2014年の「ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ 2014/4/12(土)」は今回4位にランクインしていますが、どちらも1年前から下がってしまいました。

今回1位に輝いたのは、前回2位だったちょうど10年前、2011年の記事「マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その1 2011/6/18(土)
です。

この記事は上位に定番となりつつありますが、外出が制限されてきたコロナ禍の中でこうした旅ものが1位とはちょっと意外です。もう10年も前の記事ですので、高速道路の状況も変わっていてあまり参考にはならなさそうですけどね。

特に古い記事は検索して読まれることが多いので、検索に引っかかりやすいということでしょう。

11位以下35位までは下記の通りです。

11 洗面化粧台をDIYで交換 その1準備編 2011/6/18(土)
12 日本の農業はどこへ向かうか 2021/5/22(土)
13 身分証明書もとい本人確認書類とは? 2011/3/22(火)
14 道路の白線についての誤解 前編 2018/6/27(水)
15 リタイア後の心配事 2019/10/9(水)
16 2021年版出版社不況 2021/2/20(土)
17 新聞の発行部数推移など 2020/5/20(水)
18 運転免許証取得者は意外にも増えている 2018/6/9(土)
19 液晶テレビが壊れた件 2010/5/11(火)
20 大きく変化していく農業従事者 2015/12/12(土)
21 大卒初任給の推移 2016/12/17(土)
22 クルマで行く京都観光お勧めコース その1 2012/9/12(水)
23 少年犯罪は増加、凶悪化しているのか? 2014/9/6(土)
24 ゴルフ場と利用者の推移 2015/11/14(土)
25 出版社不況の現状 2013/9/1(日)
26 運転免許証の取得推移と乗用車保有台数推移を並べてみる 2011/12/1(火)
27 戦国武将たちの身長は? 2021/3/27(土)
28 金で買える?グッドデザイン賞 2015/11/25(水)
29 国内自動車販売台数や耐用年数推移など 2017/5/10(水)
30 手のひらにできた異物 2012/10/24(水)
31 ハリー・ボッシュシリーズはまだ未完 2020/10/3(土)
32 国立大学、私立大学の国庫負担比較 2011/12/21(水)
33 海外移転で製造業の労働者はどこへいったのか? 2012/6/2(土)
34 地方が限界集落化していく 2013/5/11(土)
35 有効求人倍率と完全失業率長期推移グラフ 2019/11/23(土)

ここでようやく前回調査ではベスト10入りしていた2011年の古い記事「洗面化粧台をDIYで交換 その1準備編 2011/6/18(土)」が入ってきました。

ちょっと嬉しいのはまだ31位ですが、スペンサーシリーズに次いで二匹目(三匹目?)のドジョウ狙いで書いたマイクル・コナリー著のハードボイルド小説ボッシュシリーズをまとめた「ハリー・ボッシュシリーズはまだ未完 2020/10/3(土)」が入りました。

もうひとつ期待していたローレンス・ブロック著「マット・スカダーシリーズ」をまとめた「元アル中探偵マット・スカダーに惚れる 2017/5/20(土)」は上位にはありませんでした。無念です。

上位35位の中で一番最近の記事は12位に入った「日本の農業はどこへ向かうか 2021/5/22(土)」で、農業系記事はこの他に「米の生産量減少に歯止めはかかるか 2018/5/26(土)」や「大きく変化していく農業従事者 2015/12/12(土)」も入っていて、新旧問わずこのテーマがよく読まれています。この農業ネタは、今後も結構イケそうと思った次第。

次に最近の「戦国武将たちの身長は? 2021/3/27(土)」は意外な結果です。

これを書くきっかけとなったのは、小説「武田信玄」を読み、甲府の武田神社へ行ったあと、「そう言えば勇猛なイメージで戦国の虎と言われた武田信玄って意外と小柄?」と思ったことがきっかけで、調べていくうちに、他の武将などの身長もわかったのでまとめたものです。

あと35位には入らず残念だったのは、「人工股関節」関連です。体験記を深く書いたんですけどねぇ、、、
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(1)2016/6/11(土)

あれこれ数多く書いているのですが、いまいち検索にはひっかからないようです。

こうした医療、健康情報は、最近では発信者の身元が医者とか医療機関とかでないと検索では上位にこないような感じです。ま、仕方ないです。

【関連リンク】
1477 リス天ブログへ来る検索ワード 2020/10/21
1431 この1年間でよく読まれた記事 2020/5/9
841  流入検索ワード調べ 2014/8/5



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1580
クイズです。全国に美術館はいくつあるでしょうか?

東京国立近代美術館
これがまた、調べるところによってまちまちで、民間企業が運営する「日本美術倶楽部」では189箇所の美術館が載せられていますが、Wikipediaの「美術館の一覧」では515箇所、「NAVITIME」の美術館検索では1667箇所、大日本印刷が運営する「アートスケープ(artscape)」の「ミュージアム検索」では2131箇所となっています。したがって正解はなくクイズになりません。

難しいのは、施設名に「美術館」とあればわかりやすいですが、必ずしもそう名称ばかりではありません。また常設のアートギャラリーのような小規模なところを含めるかどうかによっても変わってきそうです。

189箇所と一番数の少ない「日本美術倶楽部」の「全国の美術館」の一覧を見てみると、「国立公文書館」や「那須とりっくあーとぴあ」、「水戸芸術館」「東京オペラシティアートギャラリー」など美術館と銘打っていない施設もたくさんカウントされています。しかし「国立公文書館」って美術館なの?

さらに、美術館と博物館、アートギャラリーなど区分が付きにくい施設も多くあり、どこまで美術館とカウントするかで違ってきます。

英語の「Museum」は、博物館と美術館の両方の意味があり、特に美術に重きを置く場合「Art Museum」と、Artを前に付けているところもありますが、そういう決まりがあるわけではありません。

フランスのルーブル美術館は「Musee du Louvre(eは一部フランス文字)」、ロシアのエミルタージュ美術館は英語では「Hermitage Museum」、スペインのプラド美術館も「Museo del Prado」で特にArtという表現はつきません。

日本国内での美術館と博物館の分け方は、美術館は芸術的な作品を扱い、博物館は文化や歴史的なものを扱うということのようです。

そのためか、美術館が収集、展示するのは国内作品にこだわらず世界中の芸術作品が対象ですが、博物館は基本国内のものが中心です。

しかし大英博物館(British Museum)のように、世界各地から収奪?した作品を大量に展示している博物館もありますから、海外の作品があっても「文化や歴史的」な価値があれば良いと言うことになるのでしょうか。

  ◇   ◇   ◇

京都国立博物館
国立の美術館は、国立西洋美術館(東京都)、東京国立近代美術館(東京都)、国立新美術館(東京都)、国立国際美術館(大阪府)、京都国立近代美術館(京都府)と、東京に3箇所、大阪と京都に1箇所の計5箇所にあります。国民の税金で運営しているのに地域が偏ってますね。

国立博物館は、東京国立博物館(東京都)、京都国立博物館(京都府)、奈良国立博物館(奈良県)、九州国立博物館(福岡県)と全国に4箇所あります。

国立の美術館5箇所は、独立行政法人国立美術館が運営し、国立博物館は、独立行政法人国立文化財機構が運営しています。ま、両団体とも体の良い公務員の天下り団体でしょう。

過去に行ったことがある美術館はというと、、、あまり多くはないです。

なにか興味のあるイベントがおこなわれ、しかもそれがわからないと、単に常設展示だけを見に行こうというモチベーションはありません。常にアンテナを張り巡らせて、どこでなにがいつおこなわれているか?というのを知ることは結構手間暇のかかることです。

ちょっと古い話ですが、2019年の秋に「川崎市市民ミュージアム」で開催中だった「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>」を偶然なにかで見つけ、開催期間中に見に行くつもりだったのが、台風19号の影響で施設の一部が水没し、展示品にも被害が出て急遽休止になりました。

せっかく行く気満々(事前にいろいろと予習までしていた)でも、そういうことが起きますし、この1年半はコロナ禍で休館や予約制になっていたところも多かったようです。

20年ほど前、まだ40代だった頃に、早くリタイアして、世界の美術館巡りをしようと思って購入し、予習していたのが、「ヨーロッパの美術館」田辺徹著(1991/11/15発刊)と、「アメリカ、ヨーロッパ美術館紀行」中尾太郎著(1991/05/31発刊)です。

国内の主だった美術館さえ満足に回れていないのに、「いきなり欧米の美術館とは!」と今では思いますが、仕事に嫌気が差していた時期でもあり、夢でも見てないとやっていられなかったという事情もありました。

今は現実に戻り、海外の美術館はともかく、季節が良くコロナも下火になってきたこの秋に、まずは近場の美術館や史跡を巡ろうと思っているところです。

【関連リンク】
1460 時計を必要としない世界
1250 夏休み特別企画「山形鶴岡市加茂水族館」
678  東北巡り



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1575
よく言われることですが、人生には何度か進むべき道を選べる機会というのがあります。

例えば進学や進路、就職、結婚など大きなイベントやセレモニー的なものもあれば、もっと小さい友人関係や仕事の進め方といったことでも、やるかやらないか、前に踏み出すか留まるか、手を挙げるか挙げないか、声をあげるか黙殺するかなど日々選択する機会があります。

失敗した人の多くは、「あそこでこうしておけば良かった」と後悔が残り、それが経験となりますが、「どうでもいいや」となにも考えない、反省しない人もいます。

選択した結果について、「もし違う方法をとっていたら?」と常に考える習慣をつけていなければ、経験値は積み上がっていきませんし、同じ過ちを何度も繰り返し「できないヤツ」に成り下がっていくしかありません。

そして何年に1度か2度、非常に重要な選択の場面に出くわします。小さな選択で成功と失敗の経験値を重ねて積み上げていれば、そうした重要な局面でうまく機会を捕らえてチャンスを得る機会は確実に上がっています。社会人で言えば昇進や抜擢です。

私の経験上のことで、話しをすれば、まず社会人になってから良き先輩に巡り会えて、その人を師匠として教えには反発や抵抗ではなく、忠実に守ろうと決めたのがその後の人生に大いに役立ちました。

その先輩は、ちょっと社会人としてははみ出し気味で独自の世界を持っていた人で、何度か転職を繰り返したあと私が新卒で入社した会社に1年ほど前にやって来た人でしたが、学生気分が抜けず仕事の本質もなにもよくわかっていない私に対して、いろいろ細かく気がついた点についてアドバイスしてくれました。

一見すると豪放磊落な先輩でしたから、最初はそうした細かいことは気にしないで放置し、好きなようにさせてくれるように思っていましたが、いつもよく気にかけてくれて、社会人として、営業職の仕事について、上司との付き合い方、お金の使い方など、様々な面でアドバイスをくれたのはその後の私にとって大きな基本指針となりました。

もしそういう経験がなければ、そのわずか数年後に抜擢されてリーダーとして全国各地を部下を率いて支店の開設や新しい仕事を任されるようになりましたが、取り返しの付かない大きな失敗や、無知や経験不足で恥ずかしい思いをしたと思います。

ところがその先輩はと言うと、私が異動していってまもなく、やはり一箇所に落ち着けなかったようで、大きな借金をを残してすぐに退職してしまいました。

個人的な考えですが、その先輩は人には正しいことをキチンと説明ができるのに、それを自分に当てはめて行動することが苦手なのだと思います。恩人ですが連絡先も告げず知らない間に去ってしまったのでその後の行方は知りません。

その時には教わらなかったことで、大きな失敗をしたことがあります。

それは人の上手な使い方です。

人というのは、部下だったり同僚だったり上司だったり、友人だったりしますが、自分の力だけではなく、人の力を期待して、頼り、相談し、依頼をして仕事や物事を計画的に進めていく術です。

入社してから数年は、小さな企業の営業職と言うこともあり、なにごとも自分一人で解決していくという習慣が付いてしまいますが、その後、次第に業績が向上していき、新しい社員が急増しても、なかなか人に協力を依頼して任せていくという仕事ができず、なんでもひとりで解決するのが当たり前、それを美徳とする孤独なビジネスマンでした。

またある一定の規模や仕事だと、それが普通にできちゃうんですよね。

そして、やがては自分が育ててきた子会社の社長を任され、規模も大きく拡大していたに関わらず、周囲の人に頼ることができず、そのことである大きな失敗をして、今でもその時のことが頭をよぎり、嫌な悔しい思いと同時に、めちゃ恥ずかしい記憶がよみがえります。

結局、その頃(40代初め)が職業人としてピークを迎え、その後は淡々と余生のごとく過ごすことになり、流されるままリストラ退職も経験しながら、表舞台からフェードアウトしていく人生となりました。

もし新入社員の頃に指導を受けたよき理解者であり仕事や対人関係に厳しい先輩がもっと長く身近にいて、いろいろアドバイスを受けられたら、そうした恥ずかしい失敗は犯さずもっと違った人生になっていたかもなぁーって思います。

そうした大きな深い後悔をしないためにも、経験を積んでいき自分の行動規範にすることと同時に、有頂天で周囲が見えなくなったとき、嫌なこともズケズケとアドバイスをしてくれる良き指導者(師匠)やパートナーに巡り会う機会を逃さないことが重要です。

【関連リンク】
903 私の想像を超えるビジネスマナー崩壊
869 働かないおじさんと年功序列
792 ビジネスにおける私的リーダー論

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1573
私が社会人1年生になってビジネスオフィスに出入りをするようになったのは1980年(昭和55年)のことです。

顧客先のオフィスへ行くことが多い営業職でスタートしましたが、東京には大手町ビルとか新大手町ビルのような、中に入ると迷子になりそうな巨大なオフィスビルがいくつもあることにまず圧倒されました。

丸の内や大手町にそびえ立つ三菱地所のオフィスビルは、戦後に建設されたものがほとんどですが、大手町ビルと新大手町ビルは1958年に当時東洋一のマンモスビル(高さではなく延べ床面積)として完成しました。つまり私とほぼ同年齢というロートル組です。

同じく三菱地所が建てた名古屋駅前にある大名古屋ビルヂングは、6年前の2015年に建て替えられましたが、その前のビルは1965年に建設されたもので、そのビルに一歩入ると、設えというか構造、意匠など、雰囲気が、大手町ビルとそっくりだったことを思い出します。当時の最先端オフィスビルがそのイメージだったのでしょう。

大手町ビルで思い出すのは、暑い夏、寒い冬、雨が続く梅雨時など、外回りの営業マンのちょっとした息抜きのオアシスとなる大きな書店「紀伊國屋書店」が入っていて、週に1回はその書店で新刊本のチェックなどをしていました。

当時大手町や丸の内、八重洲あたりは、神保町(三省堂や書泉グランデ)や新宿(紀伊國屋書店)、赤坂(文教堂)、渋谷(大盛堂や三省堂、紀伊國屋)、恵比寿(有隣堂)と並ぶというかそれ以上の大型書店のメッカでした。

丸善は元々日本橋に本店がありましたが、その後丸の内オアゾ(2004年~)の中に本店を移し、規模も大きくなりましたし、八重洲には八重洲ブックセンター(1978年~)がありました。

その中でも大手町ビルの1階に入っていた紀伊國屋書店が一番のお気に入りだったのは、巨大な大手町ビルのフロアを生かしてワンフロアにすべての書籍が並べられていて、他の大型書店のように種類によってフロアを上下行き来する必要がなく、文庫も新書も単行本も雑誌も一気にサクッと見ることができました。

さて、その大手町ビルですが、80年代の頃、ビルの中に入ると、薄暗い廊下のあちこち隅っこに、小さな金属製の丸いゴミ箱のようなものが置いてありました。

最初はなんだかわかりませんでしたが、あるときこれが痰壺なのかぁーって気がつきました。

若いときってほとんど痰が出てくることもなく、まったくそれが必要とは思いませんでしたが、年配の人が時々立ち止まってペッと吐いていることを見たことがあります。

しかし痰壺ですよ~今のオフィスからすれば考えられません。オフィスビルから徐々に痰壺が消えていったのはおそらく80年代後半ぐらいだと思います。

さらにオフィスビルのエレベータの前にはどこも灰皿が当たり前のように置いてありました。

なぜエレベータの前?ってことですが、エレベータの中は一応禁煙ですので、そこでタバコを捨ててエレベーターに乗るわけです。今からすると信じられない行動様式です。

オフィスの中、自分のデスクでタバコを吸うのは当たり前で、誰も文句を言う人はなく、オフィス内が煙でもうもうとしていることもしばしばありました。

今から思えば、すごい時代ですね~

80年代半ばに仕事のため香港にしばらく滞在した時にはもっと驚きました。

なんと、エレベータの中に灰皿が常備されていたのです。つまりエレベータ内でもタバコが吸えたのです。

さらに、休日に映画を見に行ったとき、上映途中、煙がもわーと上がるのですが、映画を見ながらタバコを吸うことができました。

映画館の席には灰皿なんかありませんので、吸ったタバコは足下に捨てていくというもう無茶苦茶な感じでしたが、それが特に違法でもマナー違反でもなく、普通だったのです。ちょっとカルチャーショックでした。

その他、オフィスビルで見かけなくなったのは、オフィスの中ですが、応接室に白いレースのカバーがかかった大きなソファです。

80年代頃までは、企業の応接室には当たり前のように、白いレースカバーをかけたやたらと柔らかなソファがどこでもありました。

そのソファとセットでテーブルの上にも白いレースがかけられていて、大きなガラスの灰皿と、タバコ入れが置いてあるのが普通でした。

仕事の先輩が応接室に通されて、顧客の担当者が来るまでのあいだに、そのテーブルに置かれたタバコを持ち帰ろうと数本まとめて手に取ったその瞬間に担当者が入ってきて気まずかったという話しは今では笑い話です。

それもやがては、資料やPCを置きやすい背の高い作業しやすいテーブルとイスのセットに置き換わっていきます。

別にそれらが懐かしいというわけではありませんが、現在国を挙げてリモートワークが推進している中で、現在のオフィスのあり方も急速に変化しています。

あと10年もすると、「2020年以前のオフィスってチームごとに島になっていて笑える~」とか「2020年までは自分の決まったデスクとチェアがあったのね?」となるのかも知れませんね。

【関連リンク】
1541 トイレの記憶
700  なにもかも懐かしい新入社員の頃
364  灰皿の行方と健康被害

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