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2008年に民主党政権が誕生し、それにより長年自民党政権下において族議員や官僚達が好き勝手にしてきた旧社会保険庁の年金行政にメスが入り、そのでたらめな使い方や納付記録のミスについて明らかとなり、腐りきった社会保険庁は廃止されました。ま、体よく臭い物に蓋をしたという感じではありますが。

そして2009年から「ねんきん定期便」という過去の保険料納付実績や将来受給できる年金見込み額など書いたものを納付者に郵送する制度が出来ました。一部は前自民党政権時からの継続ですが、民主党政権、そしてミスター年金長妻昭氏が厚労省大臣に変わって画期的に良くなったことのひとつです。

2009年にそれまで意図して表面化させず、闇の中だった年金制度を積極的に国民に知らせるようになり、最初に郵送されたのが「特別便」で、その後は年に1回はがきで通知されます。

さらに35歳、45歳、59歳になったときには定期便より詳しく年金加入履歴などが含まれた分厚い封書が送られてきます。私の場合、35歳、45歳の時にはまだこの制度がなく、59歳になった時に届きました。

もっとも、それら通知にかかる莫大なコストは今まで積み立ててきた年金を使われているのでしょうけど、少なくとも若い頃から年金に対する関心が高まってきたことは良しとしましょう。

また「ねんきん定期便」などに記載されている「ねんきんネットサービス」を使えば、将来、いつまで働いて保険料を収めれば、もらえる年金はいくらになりそうとかシミュレーションできるようになり、便利に使えるようになっています。

但しそのシミュレーションは当然ながら現行の社会保険制度なので、10年20年と長期的に見ると将来社会保険制度が変わると、もらえるようになる時期や額も変わってきます。

そしてその制度改変により、今後もらえる年金が増えると言うことは絶対になく、収める社会保険料が増加し、もらえる年齢が後ろへ延期されたり、もらえる年金が減少したりするのは年金財政を見る限り自明の理です。

さて、その「ねんきん定期便」ですが、ジックリ読み込む人は、年金受給が目の前に迫っている人以外は少ないと思います。

特に年金がもらえるまでまだ20年以上ある(現在45歳以下の人)と、そんな先まで考えられないと、せいぜい過去の記録に間違いがないかぐらいしかチェックしないのではないでしょうか。

私の場合、あと数年でもらえるようになるので、結構真剣に読み込んでいます。まもなくやってくる切実な問題ですからね。

私も40代始め頃までは、将来は年金なんてあてにならないから、しっかり貯金をして、それで余生は悠々自適に過ごすのだと思っていましたが、リストラに遭って一時期無収入となり、しかもこの時期には二人の子供が私立高校、大学へ進学し、それまで早期引退のために貯めていた貯金はすっかりなくなってしまいました。

そして結局は「老後は年金だけが頼りです~」となってしまいました。おバカな話しですけど。

いま、「年金なんて~」と思っている若い人がいれば、「年金は最後の砦」と、肝に銘じておくことが大事かも。

だって、リストラの私と違い、めちゃ仕事が出来て、「リストラなんて怖くない!」という人でも、いつ病魔に襲われたり、事故に遭って仕事が思うようにできなくなることだってあります。

また、自分はいたって健康でも、両親や配偶者や子供が病気や事故で長期にわたり、お金のかかる治療や療養を長期間続けなければならないとも限りません。そう、世の中ってリスクだらけです。

10年20年とこの先、生きていると、マーフィーの法則ではないけれども、人生はすべて自分の計算通り、思惑通り、理想通りには決して進まないって事です。

私に送られてきたねんきん定期便を読むと、過去40年間に支払ってきた年金額は、失業中に支払った国民年金と会社員が支払う一般厚生年金を全部合わせて累計納付額がなんと2050万円!です。40年で割ると年間平均51万円となります。

もっと言うと、厚生年金保険料の場合は、この額と同額を会社が収めているので、私個人としては年額100万円、40年間で4000万円を国に支払っていることになります。

もちろんいまの年金制度は積立方式ではなく賦課方式なので、自分が支払った年金がそのままもらえるわけではないことはよく理解しています。

一般的に厚生年金の年額平均は男性で18~20万円とか言われていますから、その倍以上を支払っていたことになります。むーん、知らないうちに天引きされていたので、あらためて考えると凄い金額ですね。

こうなった理由は明らかで、20代後半から40代前半にかけて、おそらくその年代としては高額所得者だった影響があります。

その期間は昼も夜もなく、休みなど年に数日という、今で言えば十分に過労死認定がされる働き方を20数年間続けていたこともあり、その結果として生活や家庭を犠牲にし、ただ収入だけは多かった(当然のごとく使い方もひどく荒かった)ということです。今ではそんな働き方をさせる会社はもうないでしょうけど、、、

そうした若い頃に身を削って厚生年金を平均よりも多く納めてきたおかげで、まもなく引退した後にもらえる年金額(報酬比例部分)は、公表されている平均的なサラリーマン夫婦よりも多少は多くなっています。

平均より倍額以上支払っているのだから、もらうのも倍以上か?というと、もちろん全然そんなことはありません。せいぜいモデル平均より2割程度多いかなという程度です。

そのおかげで、すぐには「モデル世帯の場合2000万円が不足!」とはならないので、標準的な暮らしさえしていれば多少は安心と思っています。

しかしそれは現在の制度の元でシミュレーションした結果であって、数年後に本当にその額がもらえるのか?逆に年金が高額ということで足切りをされたり、所得税(年金に所得税がかかるなんて!)や住民税、固定資産税、介護保険料、国民健康保険料がさらに増額されたりして、実質の年金手取りが大きく減ってしまうのか?など不安材料は尽きません。

でも今さらどうしようもなく、預貯金はほとんどないまま、年金生活に突入するしかありません。

そんなわけですから、まだ年金受給まで10年以上ある方は、その最後の10年で、チマチマとで良いので資産を増やしていくことを強くお勧めします。

【参考本】
あなたの年金2019-2020年版
ねんきん定期便がよくわかる本―あなたの年金完全チェック!
「ねんきん定期便」活用法

【関連リンク】
1136 定年延長の功罪と年代格差
1010 不本意な非正規雇用とその実態
970 生活保護世帯の増加は高齢者増加だけが原因なのか?
921 もらえる年金の額はモデルケースとは違うということ
680 サラリーマンなら関係ないが、国民年金の滞納率



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完全リタイアまであと9ヶ月 2019/9/25(水)」と「リタイア後の心配事 2019/10/9(水)」に続き、「リタイア三部作」の完結編です。

今までに数多くのリタイア関連本(小説、新書)を読んできました。

ハッピー・リタイアメント 浅田次郎
定年後 年金前 岩崎日出俊
おひとりさまの老後 上野千鶴子
老後に破産しないお金の話 大竹のり子
定年後 50歳からの生き方、終わり方 楠木新
定年ゴジラ 重松清
老後に本当はいくら必要か 津田倫男
定年病! 野末陳平
超リタイア術 野口悠紀雄
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 藤田孝典
54歳引退論 布施克彦
田舎暮らしができる人 できない人 玉村豊男
田舎暮らしに殺されない法 丸山健二
地方消滅東京一極集中が招く人口急減 増田寛也
限界集落株式会社 黒野伸一
プラチナタウン 楡 周平
みっともない老い方60歳ぁらの「生き直し」のすすめ 川北義則
老いの才覚 曾野綾子
老いる家 崩れる街 野澤千絵
老いる覚悟 森村誠一
定年後のリアル 勢古浩爾
定年後7年目のリアル 勢古浩爾

この他に定年後や年金関連のムック本なども買っています。いや、まったく心配性な性格故、不安に駆られて無駄に読んでいます。

しかしそれらの中で、一番身近に感じ、自分にフィットしているなと感じたのは、このブログで何度か紹介している勢古浩爾著の「定年後のリアル」です。比較的新しく、自分と近い境遇ということもあるでしょうけど。

あと、人並みにちょっと憧れていた「引退後は田舎に引っ込んで静かな生活を」という幻想を見事に打ち壊してくれた丸山健二著の「田舎暮らしに殺されない法」は面白かったです。

強盗対策に槍を備えておけとか、プライバシーはないとか、いろいろ参考になりました。最近地方で起きる強盗殺人事件などを見ていると、防犯カメラが少なく、駆けつける警察署も遠く、田舎こそ犯罪者天国なのかも知れません。

今までは自分の人生は、会社とともにあると言ってもよく、その中で、いかに成長していくか、うまくやっていくかというのが常に主題となり、会社ありきでの人生でした。昭和の時代に就職した人であれば、その多くは同じ道を歩んできたのではないでしょうか。

それが良いとか悪いとか言うのではなく、今まで頼りにしてきた会社という存在がこれからはなくなることで、なにかにつけすべてを自分の裁量で決めていかなければならないというところに、サラリーマン人生を長く送ってきた人の不安と苦悩があるわけです。

ま、案ずるより産むが易しってことわざもあるとおり、やってみなきゃわからんことも多いので、たいして気にはしていませんが(でもしているのは購読書籍を見ると明らか)、ブログでもこの定年後の話しをたびたび書いていることからしても、我がことながら心情は決して穏やかではありません。まるで他人事のようですが、、、

そうした中、これだけは守ろうと思っているのが、高齢になるにつれ、怒りっぽくなってきたことで、なぜか、ちょっとしたことでもムラムラと怒りが自然にわいてきてしまい、つい相手に言い返したり、批判してしまうことがあります。

不寛容な社会に同化しやすい性格なのかもしれませんが、これはいけない、絶対ダメってことで、引退する前にアンガーマネジメントを実践しようと思ってます。いつもニコニコと何でも受容できる老人になりたいものです。

あとは飽きっぽい性格をなんとかしたいと思っています。

飽きっぽい性格は、逆に見るといろんなことに興味をもって、一見悪いことではなさそうにも見えますが、年齢を重ねてから常に思うようになってきたのは集中力や忍耐力の欠如です。

一般的に高齢になると集中力がなくなり、また継続する忍耐力もなくなります。それではどこにでもいる老人と変わらないので、ニコニコとしていながら、意外と集中力、忍耐力があり、デキる老人を目指します。

ブログを書くことはそれ自体を目的としていませんが、なにかをおこなった成果や人と共有したい事、記録として残したいことをブログに書くという行動は、引き続き続けていきたいなと。ま、本人の備忘録のようなものです。

ブログは飽きっぽい性格の割りにはよく続いている(2002年から途中の中断もありましたが約17年間)ことのひとつです。

それはなにか目標にしていたり、多くの人に読んでもらったりとかは考えてなく、日々時間があるときにササッと書いているだけで、精神的にも肉体的にも負担になっていないからだと思います。

あとは日々衰えてくる健康に気をつけることで、できるだけ医者や薬は遠ざけておくことを目指します。快眠、快食、快便の3快が当面の目標です。

なにもしないと太ってくるので、その対応も気をつけなくっちゃね。


【関連リンク】
1215 定年退職後の再就職はどうする
1169 定年起業
1131 平均貯蓄高1820万円
921 もらえる年金の額はモデルケースとは違うということ

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先のブログ「完全リタイアまであと9ヶ月 2019/9/25(水)」では、ノー天気で楽観的な話しを書きましたが、心配性な性格からか、いくつか懸念していることもあります。

リタイア後の心配としては、家計統計上不足するだろうと言われている老後資金、つまり「お金」の不安というのが一般的ですが、その点についてはあまり心配していません。

退職金があるわけでも、ウン千万という貯金があるわけでもありませんが、なにか大きなアクシデントで入り用ができない限り、65歳から満額支給される(予定)の夫婦の年金だけで、どうにかやっていけそうと思っています。

幸い、働いている子供がまだ同居(パラサイト)していて、ちゃんと支出させているのと、28年前に買った自宅のローンが来年の年初には完済するので、生活費以外の出費は、家のメンテナンスや家電の老朽化に伴う買い換え費用とクルマの維持費に限られてきます。

家族が高額な治療費を要する難病に罹るとか、インフレになり年金だけでは追いつかないとか考えるとキリがありませんので、そうしたリスクは考えないようにして、若い頃に収めてきた比較的高額な厚生年金(30代の頃は子会社の役員を勤めた関係で、高収入だった時期があり、平均よりも多く支払ってきた)で、夫婦の生活費の収支はなんとかなりそうと思ってます。

では心配事とはなにか?

今はまだ、会社に行き、それなりに最新の設備の中で、最新の機器を使い最新の情報を扱う仕事をしていますが、リタイアすれば当然ですが、そうした環境からまったく遮断されてしまうことになります。

今まで、「情弱」と思っていた多くの高齢者と同じく、時代の先端を行くすべてのことから離れてしまうことで、様々な不安があります。

そのあたりに、「定年後のリアル」の勢古浩爾氏のように、スパッと割り切った定年後を送ることを潔しとしない、優柔不断なところがあるわけです。

別に、リタイア後もなんらか仕事に関わっていたいとか思っているわけではなく、仕事からは完全に離れたいと思っていますが、「リタイアしたらもうこういうオフィスビルに来ることもなく、その中で使われる最新設備や機器とも縁がなくなるのだろうなぁ、、、」と、不安ではなく、きっと寂しい思いをするだろうと思います。

今から40年ほど前の社会人1年目の時には、当時何百万円もするワープロ専用機や、Basicで動くPC8800などが登場し、それらを仕事絡みでいち早く使ってきた、比較的恵まれた環境に長くいた身としては、オフィスの中でしか味わえない、ダイナミックな最先端技術や機器ともこれでお別れかと思うと寂寥感に満たされるというわけです。

自宅の中でも最先端は使える?と言っても、それはあくまで個人レベルの最先端であって、ビジネスの中での最先端とは、規模も桁も何倍も違います。

また、技術で不明のことがあれば、同じ部屋の中により詳しい人が何人もいて、いつでも気軽に教えてもらえる環境は、それなりの専門職がいる会社組織があってのことです。

そうした刺激的な最新技術や身近にそれを扱う人達がいなくなることで、知識はどんどんと劣化していき、考え方も保守的にならざるを得なくなり、いわゆる「周囲にいっぱいいる老人のひとり」となり、同化してしまうことを一番危惧しています。

普通の老人でなにが悪い!って割り切ってしまうことができるのか、それとも、なにか別の方法で、いつまでも頭の中は新鮮で若く保てるのか、その分かれ目がまもなくやってきているような気がします。


【関連リンク】
1286 棺桶リスト
1285 怒りを抑制するアンガーマネジメント
1211 過疎と限界集落の行方とコンパクトシティ
1205 老人ホームは男性高齢者にとって快適ではないという話し

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先月のことですが、午前中の時間、近所を散歩していたとき、狭い道で信号待ちをしていた小型車が、対向車が横をすりぬけられるスペースを空けるためか、左側の路肩ギリギリに寄せて停まっていました。

歩行者が左側を通れないほどに寄せていて、その停め方に「ちょっと極端すぎないか?」と、ふと見入ってしまったのですが、信号が青に変わり、クルマが動き出したときそれは起きました。

クルマの左前にはコンクリ製の電柱が立っていて、当然それを避けて前進すると思いきや、なぜかそのまま直進して、その電柱に左側のバンパー、フェンダー、サイドミラー、ドアと連続してガサガサぶつけながら、停まることもなく、信号を左折していきました。



左サイドミラーは完全につぶれ、その本体は路上に落下、中身の装置(鏡の角度を変えたり、ミラーを閉じるための装置)が、配線コードでクルマからぶら下がっているという状態です。

落下したミラー(翌日の夜に撮影)


ぶつけた痕が残る電柱(同)


私もちょうど、その交差点で信号待ちをしていたので、ぶつけた後、被害状況を確認するためすぐに停まる?と思っていたら、何事もなくそのまま去って行き、呆気にとられました。オイオイ。

運転席には白髪の高齢の男性が、助手席にはその妻と思える老齢の女性が座っていました。

助手席の女性は気がついているようで、なにか言っているようでしたが、運転席の男性は気がついているのかいないのか、我関せずって感じで、前方だけを見て運転していました。

池袋での暴走死亡事故の時も、助手席の妻が「危ないよ、どうしたの」という声かけに、運転手の高齢男性は「あー、どうしたんだろう」と、非常事態が起きている認識が薄い無自覚な返事をしていましたね。それを思い出しました。

実は、それだけでは終わらず、散歩を終えて、自宅近くまで来たときに、再びそのクルマと出会いました。

なぜ同じクルマだとわかったかというと、まるで昔のスパイクタイヤを履いたクルマのように、ガチャガチャと大きな音を立てて交通量の多い市道を走ってくるクルマがあったので、「何事か!?」って、ウォーキング中思わず振り向いたら、さっき30分ほど前に見たままの、左側のミラーが取れ、コントロール装置がケーブルでぶら下がったままの状態で他のクルマに混ざって走ってくるではないですか。

しかも、その異常な走行音の発生源は、ぶつかった左前輪が完全にパンクしていて、タイヤはぺちゃんこな状態なのに関わらず、30~40km/hのスピードで、30分前に電柱にぶつけた場所の方角へ走り去っていきました。オイオイ2

おそらく、なにか用事で出掛け、その用を済ませたあと、自宅へ戻ろうとしているのでしょうけど、サイドミラーはない、タイヤはパンクしている、そんなひどい状態でまだ走るかい?FF車で前輪がぺちゃんこで、ハンドルもブレーキもほとんど効かず危ないでしょ?

  ◇   ◇   ◇

次は数年前に目前で経験したことですが、スーパーの平置き駐車場での出来事。

70代、もしかすると80代かなと思える年配のおじいさんが運転する軽トラが、駐車場で停めようとしているのですが、どうも駐車場のマーキングラインに合わせて停められず、斜めになったまま何度も前進後退を繰り返していました。

ま、そういうことって初心者にはよくあることなので、仕方ありませんが、年季の入った軽トラに乗っているのはおじいさんで、運転初心者とも思えず、ちょっと不思議に思い、駐車場の入り口で停まったまま待っていました。

するとそのおじいさんの軽トラが、隣に停めてあるクルマに、後部をバーンとぶつけ、切り返して、前進したかと思うと、また下がってバーンと大きな音を立ててぶつけてと、何度か隣に駐車しているクルマにぶつけながら、平然としています。

大きな音も出ていますので、当然ドライバーもわかっていると思いきや、近くにいた人が身振り手振りでぶつかっていることを注意したところ、クルマから降りてきて、ぶつかったところを見て初めて驚いている始末。マジか?

どうも悪びれるでもなく、「自分は悪くない、こんなところに停めているほうが悪い」みたいな感じでなにかボソボソ言って、その後、ぶつけられてしまった人とのやりとりはあったのか、それとも知らないふりして逃げたのかは不明ですが、まったくひどいことです。

そういう常識外れというか、事故の認識がない人が、混雑した街中や、高速道路を普通に走っていると思うと、そりゃ、悲惨な事故も普通に発生しますよね。

  ◇   ◇   ◇

もうひとつ、これは加害者は不明で、高齢者とは限りませんが、クルマで旅行中、その日宿泊をするホテルの広い平面駐車場の中に停めました。遅い時間に着いたので、周囲は暗く、たまたま空きがあったところに停めました。

翌朝クルマに戻ると、隣にクルマを停めていた人(家族で旅行中の感じ)から、「昨夜、駐車中にぶつけられたみたいで、あなたのクルマじゃない(傷はついていない)ようだけど、あなたが停める前に停まっていたクルマを知らないか?」と聞かれました。

「昨夜、ホテルの玄関に近い場所がたまたま空いていたので停めたけど、前に停まっていたクルマは知らない」と答えるしかなく、当て逃げされ、大きくボディをへこまされた方が気の毒でした。ボディだけでなく気持ちもへこみますよね、せっかく楽しい旅行中だろうに。

高齢者の事故が騒がれていますが、決して交通事故は高齢者だけが突出して多いというわけでなく、人口に占める高齢者の割合が増えてきて、目立つようになってきたことが一番大きな要因です。

しかし、高齢者が認知力不足?によって引き起こす事故を間近で見ると、本人には自覚がなく、ちゃんと運転をしているつもりだけに、周囲は注意のしようもなく、まったく困ったことです。

そういう自分も、やがては知らず知らずのうちに注意力や認知力不足になってくるのかと思うと、誰かに指摘される前に免許証の返納を考えないといけないなぁと、飛び散ったサイドミラーの破片を見て思いました。

【関連リンク】
1081 高齢ドライバに対する偏見と規制
1044 高齢者ドライバーの増加がもたらすこと
864 衝突安全性テストについて
800 高齢化社会で変化している交通事故の統計を見る
751 自動車事故と車種や装備の関係

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映画「最高の人生の見つけ方」(原題:The Bucket List)は過去に観た映画の中で私のベスト10入りする映画です。2007年に公開(日本公開は2008年)されたロブ・ライナー監督のアメリカ映画です。

主演のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのベテラン俳優の共演は、人種、肌の色、貧富、教養、性格などを対称的に描きながら息もピッタリで、人生の終盤期における本来なら暗くなりがちな話しを明るく、そして心温まるものにしてくれています。

原題のThe Bucket Listとは、直訳すると「棺桶リスト」、意味は「死ぬまでにやりたいことリスト」とでもいうのでしょうか、死生観がアメリカとは違って奥ゆかしく、あまり表に出さない日本では、割と最近になってから広まってきた感じがする人生終末期のイベントです。

つまり元気なうちにやっておきたいことを忘れないように、メモってリストにしておくことが重要で、しかもそれが高い望みであればあるほど、それらをしようという強い意志が生まれ、痛みや苦しみ、そして死へ向かう恐怖なども和らげることができるというポジティブなアメリカン的な考え方でしょうか。

若くて健康ならば、これからなんだってできる可能性はありますが、高齢になり、また不治の病にかかると、あとはもう死を待つだけということになります。

そういうときでもやりたいことリストが常に手元にあれば、それを達成する目標で、残りの人生を楽しく生きようという勇気と元気がわいてくるというものです。

映画ではフリーマン演じる自動車修理工の男性が、不治の病で余命数ヶ月と宣告され入院しているところに、ニコルソン演じるその大病院のオーナーで大富豪ながら、傲慢で差別主義者の男がたまたま空き個室がなく相部屋となって入ってきます。

そこで、フリーマンがメモして持っていた突飛押しもない棺桶リストをたまたまゴミ箱の中に見つけ大笑いしバカにします。

ところがその直後にニコルソンも不治の病で余命数ヶ月と言うことが判明し、今までの差別的で傲慢だった自分を反省し、フリーマンの棺桶リストに書かれていたことを一緒に達成しようと、自分の莫大な財産をそれにつぎ込んでいきます。

エジプトのピラミッドのてっぺんに登り、インドのタージマハル、アフリカのセレンゲティ国立公園、中国の万里の長城、香港の夜景、サーキットを借り切って憧れだった名車シェルビー マスタングGT350とダッジ チャレンジャーで競争したり、スカイダイビングをしたりと棺桶リストを二人でこなしていきます。ただ、悪天候のためヒマラヤ登山だけはできません。

そして映画の冒頭と最後に出てきますが、傲慢なニコルソンにずっと真面目に仕えていた秘書の男性が、ヒマラヤ登山をして、そこに二人の骨が入った小さな缶を埋めるところで終わります。

さて、私も今年で61歳。

まだ余命宣告はされていないものの、終活の準備ぐらいはそろそろ始めてもおかしくない年齢に達しました。

老後のお金がたっぷりあれば、大英博物館や、大エジプト博物館、ルーブル美術館、イタリアフィレンツェ、バチカン市国など世界の名所を観光したいですし、モナコの街やコルシカ島、サファリ公園などを自分で運転して走ってみたいところですが、それらの夢はとてもかないそうにもなく、せいぜい国内の名所旧跡をクルマでブラブラするぐらいでしょうか。

現実問題としては、年を取ると、体力、気力、視力、集中力、創造力、知力が減衰していくことは間違いありません。若いときには思いも寄りませんが、読書ですら老化で目が弱ると長時間読書するのはとても苦痛になります。

「引退後は好きな小説を一日中読んで、疲れたら古い映画でも見て」なーんて思っていても、まず老化のため目がそれには耐えられず、読書も映画も連続して2時間すれば、もうそれ以上は続けられなくなります。元気なときには信じられないでしょうけど。

まず今は適度な運動を継続して健康に気をつけて、まだ働けているうちに、少しでも貯金をしておくのが当面は最善の行いでしょうか。


【関連リンク】
1205 老人ホームは男性高齢者にとって快適ではないという話し
811 お勧めの古い映画10本(最高の人生の見つけ方)
810 高齢者向けビジネス(第1部 居住編)
733 高齢者の地方移住はこれからも進むか


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