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リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage http://www.geocities.jp/restrer/
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昨年2012年には仕事絡みの書籍は除き、下記のおよそ130冊を読みました。古い本もあれば比較的新しいものもありますが、書店でもBOOK-OFFでも基本買うのは文庫または新書ですので、単行本の最新刊というようなものは基本ありません。

審査は独自の判断で、(1)印象に強く残る(2)雑学でも知識として役に立ちそう(3)(小説の場合)ストーリーが上手い(4)中高年オヤジの感覚に合うなどのポイントが高かったものです。一方では「感動した」「泣けた」「見栄を張った」「バカバカしい」と感じたものは私的には点が低いです。

■1月の読書(日記リンク 前半後半
黄金の島 真保裕一、靖国への帰還 内田康夫、ブラックペアン1988 海堂尊、臨場 横山秀夫、累犯障がい者 山本譲司、あかね空(直木賞) 山本一力、告別 ロバート・B・パーカー、陽だまりの彼女 越谷オサム、廃墟に乞う(直木賞) 佐々木譲、血と骨(山本周五郎賞) 梁石日

■2月の読書(日記リンク 前半後半
迷宮 清水義範、阪急電車 有川浩、ひとがた流し 北村薫、読者は踊る 斎藤美奈子、九つの殺人メルヘン 鯨統一郎、Google+の衝撃 山崎秀夫・村井亮・小石裕介、六枚のとんかつ 蘇部健一、しゃべれどもしゃべれども 佐藤多佳子、海馬を馴らす ロバート・B・パーカー、姫椿 浅田次郎

■3月の読書(日記リンク 前半後半
鹿男あをによし 万城目学、オイアウエ漂流記 荻原浩、イントゥルーダー 高嶋哲夫、若葉のころ 小松江里子、神様のカルテ 夏川草介、レンゲ荘 群ようこ、永遠の仔(1)再会(2)秘密(3)告白(4)抱擁(5)言葉(直木賞) 天童荒太、eの悲劇 幸田真音、真紅の歓び ロバート・B・パーカー、プラチナタウン 楡周平

■4月の読書(日記リンク 前半後半
大人もぞっとする初版『グリム童話』 由良弥生、プロフェッショナル ロバート・B・パーカー、夜を賭けて 梁石日、ほかならぬ人へ(直木賞) 白石一文、ジョーカー・ゲーム 柳広司、パイレーツ―掠奪海域 マイケル・クライトン、太平洋の盃 豊田穣、獄窓記 山本譲司、最後の証人 柚月裕子、あぽやん 新野剛志

■5月の読書(日記リンク 前半後半
睡蓮の長いまどろみ 宮本輝、プレイメイツ ロバート・B・パーカー、冬の童話 白川道、FLY 新野剛志、家族の言い訳 森浩美、夜行観覧車 湊かなえ、輪廻の山 京の味覚事件ファイル 大石直紀、図書館戦争 有川浩、その日のまえに 重松清、純情 小川 竜生

■6月の読書(日記リンク 前半後半
大往生したけりゃ医療とかかわるな 中村仁一、さよなら渓谷 吉田修一、拡がる環 ロバート・B・パーカー、モンスター 百田尚樹、モダンタイムス 伊坂幸太郎、いつもの朝に 上・下 今邑 彩、ビリー・ミリガンと23の棺 上・下 ダニエル・キイス、メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 松永 和紀

■7月の読書(日記リンク 前半後半
鎮火報 日明恩、無理 上・下 奥田英朗、「捨てる!」技術 辰巳渚、男の品格 川北義則、山田悠介、影法師 百田尚樹、51歳からのルール 古川裕倫、バケツ 北島行徳

■8月の読書(日記リンク 前半後半
「夏休み特別企画」ブラック・ジャック1~17巻 手塚治虫、朽ちた樹々の枝の下で 真保裕一、黒い家(日本ホラー小説大賞) 貴志祐介、人生の大問題を図解する! 永田豊志、パズル・パレス(上)(下) ダン・ブラウン、Kappa 柴田哲孝

■9月の読書(日記リンク 前半後半
非情銀行 江上剛、夜想 貫井徳郎、普通のダンナがなぜ見つからない? 西口敦、閉鎖病棟 帚木蓬生、IT断食」のすすめ 遠藤功/山本孝昭、マッチメイク 不知火京介、あなたに逢えてよかった 新堂冬樹、取引 真保裕一、ロマンス 柳広司、サラリーマンは2度破産する 藤川太

■10月の読書(日記リンク 前半後半
BRAIN VALLEY 上・下 瀬名秀明、風紋 上・下 乃南アサ、ダブル・デュースの対決 ロバート・B・パーカー、日本大転換 出井伸之、沈黙 ロバート・B・パーカー、フリーター家を買う 有川浩、看守眼 横山秀夫、二度はゆけぬ町の地図 西村賢太

■11月の読書(日記リンク 前半後半
償いの報酬 ローレンス・ブロック、熱帯魚 吉田修一、英語ができない私をせめないで! 小栗左多里、水の手帳 伊集院静、鉄の骨 池井戸潤、パーク・ライフ(芥川賞) 吉田修一、スウェーデン館の謎 有栖川有栖、本当は恐ろしいグリム童話/本当は恐ろしいグリム童話〈2〉 桐生操、歩く影 ロバート・B・パーカー

■12月の読書(日記リンク 前半後半
インターネット新世代 村井純、八月のマルクス 新野剛志、夏を拾いに 森浩美、ひかりの剣 海堂尊、傷痕 矢口敦子、どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? 中島義道、鷺と雪(直木賞) 北村薫、スターダスト ロバート・B・パーカー


リストラ天国が選ぶ2012年チキチキ読書大賞!

◆新書部門第1位
大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)」(2012年) 中村仁一

◆外国作品賞
パイレーツ―掠奪海域― (ハヤカワ文庫NV)」(2009年) マイケル・クライトン
歩く影 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 」(1994年) ロバート・B・パーカー

◆次点(4位)
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)」(2009年) 有川浩

◆栄えある第3位!
累犯障害者 (新潮文庫) 」(2006年) 山本譲司

◆惜しいもうちょいの2位!
神様のカルテ (小学館文庫)」(2009年) 夏川草介

◆独断の堂々1位
あかね空 (文春文庫)」(2001年) 山本一力

◆審査員(=私)特別賞!
血と骨 (幻冬舎文庫)」(1998年) 梁石日
 


1位の「あかね空」は圧倒的な存在感を感じた作品で、私が好きな時代小説の範疇にあります。しかし主人公は決して剣豪や有名人やモデルがあるわけではなく、仕事を得るために京から江戸へ出てきた縁もゆかりもない貧しい豆腐職人です。

京と江戸の食文化の違いに苦心しながらも、それを乗り越え、やがて店は繁盛させ、愛すべき息子へとその事業は引き継がれていく大河作品風でもあり、暗いマックには店を乗っ取ろうとする悪人との対決があり、危機一髪どんでん返しでハッピーエンドに終わります。淡々としていながらも読み応えのあるいい小説でした。

今年は直木賞など大きな賞に輝いた作品を何冊か読みました。この1位になった「あかね空」もそうでしたが、その他にも「廃墟に乞う」佐々木譲著や「鷺と雪」北村薫著、「ほかならぬ人へ」白石一文著もそれなりによかったのですが、いずれも中・短編なのでいまひとつ読み応えがなく、私の中では落選してしまいました。

その他、読んで損はないと思った作品に、「鎮火報」日明恩著、「影法師」百田尚樹著、「永遠の仔(1)再会(2)秘密(3)告白(4)抱擁(5)言葉」天童荒太著、「冬の童話」白川道著、「あぽやん」新野剛志著、「プロフェッショナル」ロバート・B・パーカー、「プラチナタウン」楡周平著など。いずれも読みやすく、グイグイと引き付けられていく感じが好きです。

もっと人の機微や情実を描いたような夫婦関係や家族関係、恋人関係のドロドロこってりした情景がお好みの方には、「風紋 上・下」乃南アサ著、「夜行観覧車」湊かなえ著、「無理 上・下」奥田英朗著、「さよなら渓谷」吉田修一著、「ほかならぬ人へ(直木賞)」白石一文著などがお勧めです。その極上ドロドロの最優秀が審査員特別賞の「血と骨」でもあります。

 
この「血と骨」は小説というべきか著者の体験談と言ったほうがいいのかわかりませんが、そのような自伝的小説です。文章や構成にはいかにも素人っぽい未熟さがあるものの、なにか引き付けられてしまう主人公の魅力や、多くの日本人が知らなかった、あるいは知っていても見て見ぬふりをしてきた在日朝鮮人達の戦前から戦後にかけての生き様と闘いをリアルに描ききったものです。

2位の「神様のカルテ」夏川草介著は映画にもなり大ヒットした作品ですが、新人(本業は医師)の作品とは思えない、地方の医療の問題と医師不足など社会に訴えかける内容と、美しい松本の自然、そして奇妙ながらも深くつながっている夫婦愛とが妙にマッチしていて、たいへんよくできた作品です。これを読むだけで医療問題は別にして、ぜひ小説の舞台となった松本市へぶらりと行ってみたくなりました。

映画も松本市でのロケが中心でしたが、病院の中の映像が多く、もう少し美しい松本周辺や信州の四季を織り交ぜてもよかったかなと思わなくありません。小説には続編(「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」)が出てきていますので、またそれらを読むのが楽しみで、さらに映画も続編が作られることを期待しています。

 
3位の「累犯障害者」山本譲司著は2006年に書かれた本(文庫版2009年)ですが、マスコミで報道されることも少なく、ほとんど知らない世界でした。

障がい者が繰り返し引き起こす犯罪と、その根本原因を追求しようともせず、ただ健常者側の論理で、閉じこめておくために刑務所に送り込もうとする警察や国の仕組みを問題提起したルポルタージュ作品です。

私もこれを読むまでは、このような社会の矛盾を抱えているとは思いもしませんでした。あらためて多くの人に読んでもらいたいと願う作品です。

外国作品賞の「パイレーツ―掠奪海域―」マイケル・クライトン著は言うまでもなく「ジュラシック・パーク」などエンタテインメント小説の最高峰を書いたクライトンの遺作となる作品で、これ以降彼自身が書いた作品が読めなくなったのが残念です。

同賞「歩く影」ロバート・B・パーカーはスペンサーシリーズとして賛否両論ありますが、私はこのやや長編が気に入っています。多少パーカーの東洋人嫌いなところが垣間見られますが、肩肘張らずに安心して楽しく読めるハードボイルド小説です。




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